Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

小学生の夏の過ごし方

2014-06-20 | NYの育児・教育事情


正解はここでした。


久しぶりに見つけたよ~♪
何かいいことあるといいな~?

先日漸く全てのレジストレーション済ませた息子のサマーキャンプやらクラスやら。
いろいろあるから迷った迷った。

過去2年間連続で、夏は日本で過ごしたので、
すっかりNYのサマーキャンプ情報に疎かった私。
周囲のママ達が手取り足取り紹介してくれた。

驚いたのは、
キンダー(年長)以降に与えられる選択肢の広いこと広いこと!
こんなNYの外れの田舎町でも、
へぇ~と感心するようなクラスやキャンプがいろいろある。

これはうかうか毎年里帰りしていては勿体無いような気さえする。

3~4ヶ月前から、
息子は「クッキング」か「習字」か「アクロバット」に挑戦したいと言っていたので、
そういう方向で探してきた。
「習字」は残念ながらこの辺りでは教えているところがない。
「アクロバット」はまだちょっと危ないので、
「アクティブなジムナスティック(体操)」を探し見学にも行ったけれど、
時間が空手と重なるので断念。

結局、「クッキング」と「ベイキング」と「フードアート」と「中級スポーツ」のクラスで構成された
サマーキャンプを登録し、
引き続きテニスと空手を習い、
日本語レッスンと英語の家庭教師にお願いすることにしたら、
物凄いハードスケージュールになった。

朝9:00から夜8:00まで予定でぎっしりの曜日もあったりして、
スタートしてから調整が必要かもしれない・・・(汗)。


でもまあ息子にとっては、
遊びばかりのクラスなので(しかも本人がやりたいと言ったクラスばかりだし)、

ワクワクして待ちきれない様子。

小学3年生くらいからだと、
「法科学」、「キルト」、「クローシェ編み」「陶芸」
「ミュージカルダンス」、「バレエ」、「ヨガ」、「彫刻」
「物理学キッチン」、などなど興味深いクラスが沢山。
中学生の部では、
「スペシャライズド・ハイスクール受験対策」なんかもある。

さすがNY!
夏休みといえど、子供に暇なんて与えないんだな・・・。

多くのサマーキャンプがフルタイム(丸1日)のものが多く、
高額で、共働きの家庭をターゲットにしているのだけど、
ここ田舎町は専業主婦も多いということもあって、
半日キャンプや週3~4日クラスなども充実。
そういう点では、今までの習い事も継続できるので助かる。
しかも公に宣伝していないキャンプが全てママ達の口コミで入ってきて、
全クラス、即定員オーバー。
大体、申し込み&入金日が平日の3:30pmから1時間半の間。
専業主婦パワーって恐ろしいわ・・・(自分もか・・・)。

逆に難しいのがPreK(年中)前の子供のサマーキャンプで、
ちょうど娘がそこに当たる。

値段関係なく、どこもかしこも「子守り」がメインで、
「子守り」をちょっと華やかに見せるために、
アートやクラフト、歌や簡単なダンスに読み聞かせなど入れてみた感じが多い。

息子が通った「ガーデンの中のサマーキャンプ」に通わせる気でいたけれど、
息子が「お母さん、あそこは止めておいた方がいいよ。」と。
「なんで?」と聞くと、

衝撃的な答えが返ってきた。

「先生は優しい先生なんだけどね、
優しいだけ。
内容が幼稚で退屈。
時間とお金の無駄だよ。
何も習わないし、刺激もないし、
ただ時間が過ぎるのを待ってるだけ。
要するに、僕たち子供のことを理解していない。
下に見ているのか、無知なのか。
最初っから、難しいことは教えても分からないと思ってる。
表現の仕方を変えてくれれば、
僕たちは難しいことだって理解できるんだよ!
それを、面倒臭いのか、別の表現方法を知らないのか、
しようと試みもしない。
『ABC』や『123』の復習ばかり。
まあ、あの年齢じゃ妥当なことをしているのかもしれないけど。

オモチャや遊具で遊ばせておけばいいと思ってる。
学校に行っているのに学ぶことが出来ない、新しい知識を得られないなんて、
一種の虐待だよ!
僕だったら、あんなところに妹は行かせない。
家で、お母さんと一緒に過ごしたほうがいいよ。
でも、お母さんが自分の時間がいるんだったら仕方がないけどね。」

と。

びっくり!!

そんなこと感じていたんだね。
子供だと思っていたけれど、
ちゃんと彼なりに、というか、
大人以上に理解してるんだわ・・・。
誤魔化せないな・・・と思った。

特にうちの息子、
彼自身の意見をしっかり持ってる子なので、
言ってることは生意気なんだけど、
的を得てると思う。
まあ、まったりと時間の流れるようなところは不向きなよう。

ということで、
息子の助言もあり、
娘は夏中ずっと、私と一緒に過ごすことになった。
娘も息子によく似た性格だから、
同じようなことを感じると思うし。

そしてその後、息子がもう一言付け加えた。

「日本の体験入園の園も、全く同じ感じ。」

また里帰りのときには考えることになるわ・・・(汗)。

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コメント
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