Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

子供下ネタへの対応

2014-06-17 | NYの育児・教育事情

一ヶ月ほど前からカルチャーショック受けてる私。

子供達の下ネタに関して、
学校の対応がエラい厳しく感じる。

数ヶ月前に、息子のクラスのA君(結構問題児)が、
「誰か、Willy(おち○ち○)見せて~!」と言ったら、
V君が(問題児にすぐ影響されるタイプの子)

「ええよ~。」とおち○ち○をパンツから出して、
皆に見せたことで、
2人は大目玉を食らった。

息子からこの話を聞いたときは、
「どこに行ってもこんなことする子がいるんだなぁ~(国も人種も違うのに)」と、
心の中で笑ったけれど、
確かに公共の場で「おち○ち○」を見せちゃうのはやっぱり問題でしょ?
と思った。
でも、いたよ。
私が小学生のときも、こんな男子。


その後、クラス内では「下ネタ用語」は堅く禁止されるようになり、
絶対に言ってはいけない感じになったようだった。

けれどそれからまた後、
V君が「俺、boobs(おっぱい)好きだわ~。」と言ったら、
A君が「俺もだわ~。」と大声で言い、それが担任に聞こえ、
また2人は大目玉を食らった。
と、息子から話を聞いたときに、
「あんたもおっぱい好きだよねぇ~?」と言ったら、
「違う!大嫌いだ!」と、

物凄い剣幕で怒ってきて、驚いた。

別に子供だもん、
おっぱい好きでいいじゃない?と思うんだけど・・・。

学校でどのように指導されたのかは知らないけれど、
息子の拒否反応から見て、
子供下ネタは頭の中に過ぎってもダメ!
好きだなんてもっての外!
口に出すなんて言語道断!非道的!
という感じに見えて、
それは違うと思った。

すると今日、
またまたV君が(もうV君・・・)
クラス前を通りがかっていた他学年のおっぱいの大きな先生を見て、
「Hey Boobies!!(ヘイ、おっぱい!!)」と呼び、
それが聞こえ先生激怒(なんでそんなこと言うの・・・と思うけど)。
その後校長室に連れて行かれ、
こっぴどく説教されたんだと思う。
(もちろん親に連絡も行く)

私の腑に落ちない点は、
子供下ネタを学校側が「性的」なことと判断していることで、
ちょっと大袈裟に扱い過ぎる気がする。
小学1年生の下ネタなんて、
ちょっと叱って終わればいい問題なんじゃないか?と思う。

教育者は一度「クレヨンしんちゃん」でも見てみればいいのにと思うけど・・・。
(こちらではアダルトアニメということで、深夜放送)

それでもNYの学校が下ネタに関して厳しいのであれば、
それに従うしかない。

一番は家庭環境なんだと思う。
A君は確か年の離れた兄弟や従兄弟一家と2世帯住宅に住んでいて、
その兄弟や従兄弟が中学生や高校生。
彼らが「大人下ネタ」を幼いA君の前で面白可笑しく平気で話しているのであれば、
そういう家庭環境が原因だと思う。

V君宅は両親は高学歴だけど、
子供達の前で平気で「大人下ネタ」を話すタイプ。
たぶん、そういう大人なドラマなんかも子供達の前で見るんだと思う。
(まあ、エロ本やエロビデオまでは見ないと思うけど・・・)


子供の「成長過程」「家庭環境」「社会のルール」など、
結構入り混ざっていて複雑だなと思い、
家族会議・・・とまではいかないけれど、
全員集合して話した。

男なんだもの、女の子に興味を持って当然。
「おっぱい」が好きでも、
「おち○ち○」や「うん○」のジョークが面白くっても、
何も悪いことじゃない。
ただ、公の場でこういう言葉を言ったり、
人に向かっていうのはとっても失礼なことだから絶対に言わないこと。
突然触ったりするのは犯罪であること。
でも家で、家族に話すのは問題ないということ。
(例えば、「今日会った○○さんは大きなおっぱいしてたね。」など)
を話した。

興味を持っても、
それをじ~っと見たり、ニヤニヤしたり、口に出して言ったり、突然触ったりして、
相手や周囲に不快感を与えてはいけない。
自分をちゃんとコントロールすること。
社会のルールを考慮する必要があるということ。

とも話した。

じゃないと、
非道なことが大嫌いで融通の利かない息子は、
あまりにも厳しく禁じられてしまうと、
下ネタ嫌悪感から
恋愛もできないような子に育ってしまう可能性だってあるかもしれない。

「子供下ネタ」なんて、成長の証だと思っていただけに、
意外なところで戸惑った。

でもまあ、まだ可愛いもんだ。

これがティーンエイジャーになったら
どう接するべきなんだろう・・・(汗)。

今から頭が痛い・・・。

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