Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

英語ライティング上達のために

2015-03-27 | NYの育児・教育事情

今日はWritingの話。

私、未だに英語は大っ嫌いなんですけどね、
実は、英語に関して言うと、こちらの大学でWritingもReadingもSpeakingも、
「A」から下の成績は取ったことがないんですね。
Writingに関してはESLの頃から先生に褒められて、
当時大学になんか行く気全くなかった私に、
「あなたは絶対に大学へ行くべき!」と言われたり、
ニューヨーク大学の教授に相当褒められたりしたんです。

文法もスペリングも日常会話も未だグダグダで適当なんですけどね、
コツを掴むというか、ルールを理解したら、
ライティングってちっとも苦じゃないんですよ。
むしろ面白い。
書いたモン勝ちなのよ、英語のWritingって。

それでですね、息子がWritingを嫌がってて、
書きたがらなくて、
何から、どう書き進めたらいいのか理解できていない様子だというのは、
1年生の頃から分かっていたのですが、
私も、NYで小学生していたわけじゃないですから、
どう教えたらいいのか分からなくて、
分かってくれないし、上手く伝わらないしでイライラしてくるわけなんです。

単語の綴りも分かってないし、
文の書き出しも分からないし、
何を書いたらいいのかも分からないし、
どう纏めるのかも分からないし・・・。

分からないことだらけ。

そんな息子が、先週の成績表で、Writing4段階評価で「4」だったんですね。
中の細かい評価も全て「4」でした。

一つ私の目標達成できたかな?(この先どうなるかわかりませんが・・・)
と思うので、
何をしたか、書いておこうと思います。

実は、先ず、
自分の頭の中のWritingのルールを、
小学生に伝わるようにノートに纏めていきました。


こんな感じ。って見えないよね?
なんか私、筆圧弱いみたいで、写真撮ってもちゃんと写らないんです・・・(汗)。

これは「読書感想文」を書く前に、本の理解について。
「小説」と「評論」と、メインアイデアは何になってくるのか?など。
感想文を書くために本を読むときの姿勢と、
娯楽的に本を読むときの読み方の違いなんかも。


「何について書かれた本か?」
「作者は何を伝えたかったか?」
などは、大抵感想文の中に書くことになるということ。
その際、「小説」「評論」の何処にヒントが隠れているかなど。
ここら辺は、今まで息子と一緒に毎日毎日読んできた児童書から、
把握していきました。


Writingを書く際に、中身を膨らませる文の書き方や、
使うと聞こえが良い文章の書き出し。
裏のページは、全てが「I」「I」「I」で始まる文章を、どう書き換えて、
同じ内容を表現できるかなど。


左:NYの教育指導に沿った小学2年生の理想Writing形式。
イントロ、ボディー、エンディングの3部構成で、
ボディーは自分の考えをサポートする説明を少なくとも2つは入れる。
使用するべき接続語など。

右:NYの教育指導に沿った小学3年生の理想Writing形式。
2年生と似ているけれど、もっと細かい内容に注意する必要がある。

などなどを約20ページ。
夜なべして、こんなの纏めてみました。

纏めたら、私の頭の中もスッキリして、
息子に教えやすくなった。
横に座らせて一つ一つ説明していったら、
Writingに対して持っていた「苦手意識」が無くなって、
そこからかな?変わってきたの。

先日の懇談のときに、
担任に息子のライティングが褒められて、
どういう指導を家でしたのか訪ねられたので、ざっくり話すと、
「非常に助かる。」と先生。

「学校では、リーディングもライティングもレベルが全く違う生徒達がいる中で、
時間を掛けて一つ一つライティングの構成を教える時間がないのが現状です。」

と・・・(汗)。
そんなの知らんがな・・・。って思うけど、
まあね、我が子のライティングを伸ばす為だし、
学校教育にだって至らないところがあって当然だというのは分かってるからね。

そして、すんごい分厚い辞書みたいな高学年用Writingの書き方本を、
「これ、きっと参考になると思います。読んでみて下さい。」って手渡されたんだけどね。

読むのは面倒だから読まずに返したけど・・・(汗)。

ライティング苦手な子がいたら、
文法じゃなくて、スペリングじゃなくて、
本選びとライティングの構成&ルールを教えたら、
書きやすくなると思いますよ。

日記書くのもいいんだけどね。
たぶん男の子や、算数の計算問題好きな子は、
だらだらと今日あった出来事や、思ったことを書くよりも、
形式やルールから入っていったほうが分かりやすいんじゃないかな?
って、そんな風に思ったのでした。

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