小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



西湘バイパス西湘PAの護岸が陥没したのは昨年の9月のこと。陥没後に応急処置として土嚢が積まれたが、10月にはその土嚢ごと陥没。その後、陥没ヶ所周辺の海岸には消波ブロックが積まれ復旧工事が中断していたが今年の春から本復旧工事が始まり、先日進捗状況を見に出かけた。 5月上旬、護岸の復旧工事が行われている西湘バイパス西湘PAに出かけた。前回訪れた3月下旬以来。工事現場を撮影しようとしたらなんと海側の通路にフェンスが設置されてほとんど立ち入り禁止になっていた。これでは思うように写真が撮れない。写真は撮りづらくなったか、代わりに前回訪れた時には無かった工事内容を説明する看板が設置されていた。看板にはイラスト入りで施工概要が記載されている。それによると大まかに4つの工程を経て復旧工事が完成するようだ。施工概要の1として仮設構台の設置。説明によると仮設構台を設置しながら応急復旧で設置した16tテトラポットを前面に移設とのこと。その他、崩落部には防護コンクリート打設。16tテトラポットはさらに二宮地区などへ移設されるようだ。実際の工事現場を撮影。西湘PA東側の護岸上では仮設構台の組み立てが行われていた。構台の上には大型クレーンが設置されている。西湘PA西側の陥没箇所周辺を撮影。こちらは応急復旧時と変わらず。陥没箇所周辺の砂浜にはテトラポットが積まれている。このテトラポットがおそらく16tの大きさと思われる。施工概要の説明部分を見ると仮設構台の組み立てが進むと西湘PAの護岸上を取り囲むように設置されるようだ。施工概要の看板には完成形の平面図も記載されていた。それによると護岸前の砂浜には鋼板の矢板が打たれ、西側半分には40tの消波ブロックか積まれる。40tの消波ブロックが積まれるのは仮設構台が撤去された後になるのでまだ、だいぶ先になりそうだ。40tの消波ブロックは300t吊起重機船という船で運搬、設置されるようなので設置作業は是非見たい。最後に小八幡海岸の突堤から工事現場を撮影。先週末にも工事現場の写真を撮ったが、手前の仮設構台近くの消波ブロックがだいぶ移設された。工期は来年の4月10日まで。しばらくは仮設構台の組み立て作業がメインに行われるようだが、またちょくちょく訪れては進捗状況を撮影したい。

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