<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

身勝手すぎる愛情

2015年02月10日 10時41分00秒 | Weblog

ゆりこさん、わたしはあなたを愛しています。でも、ゆりこさんは人間ではありません。庭の植物の百合です。植物だっていいでしょう? 人間並みの高等な意識は保持しているはずです。土から芽を出してくるのはまだちょっと時期尚早なのに、昨日花壇の草取りをしていたら、あなたが土を盛り上げながら発芽してきているのを見つけました。わたしが愛している愛していると幾度も告白をするものだから、土の中に身を隠す辛抱ができなくなったのかもしれません。あなたも早く早くわたしに会いたくなったのでしょう、きっと。凍傷にかからないといいのですが。愛に飢えたさぶろうです。北風が吹きつのる中で、外国人のように「愛している愛している」をささやいていると、饑餓から逃れられる。これはさぶろうの勝手な思い込みに過ぎないのです。

人間を愛するのは面倒です。実に面倒です。相手を拘束することと同時に相手に拘束されることにもなりかねません。愛情に包まれているのが好きなくせに、それでもさぶろうは自由でいたいのです。

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蛇口からは氷柱(つらら)

2015年02月10日 10時32分54秒 | Weblog

寒いはずだよね。毛糸の帽子を被って外に出て行ったら、野菜洗い場水道の蛇口から氷柱が下がっていた。鉢植えの植物たちに水撒きをするための薬缶の水には氷が分厚く張っていた。ぶるぶるぶる。山から下りてきた目白に蜜柑を切ってあげようと思って外に出てきたのだが、億劫になって引き返して来た。なあに、昨夕にあげたのがまだ少しは残っている。とにかく寒い。紅梅の蕾は日ごとに膨らんできているというのに。

 

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けなげな白いアネモネの花冠

2015年02月10日 09時58分13秒 | Weblog

けなげな白アネモネさん。花冠を半分ほどは落としてしまってなお渾身の力を出して、勇気を咲かせています。咲いてさぶろうを元気づけようとしています。さぶろうは有り難うを言います。「きみの愛情をもらった僕は、おかげさまで、元気を保っていますよ」さぶろうは声に出して言います。東の方角からお日様が光を投げかけてきて、白アネモネさんを讃え、ねぎらっています。青い堅い次の蕾が根元からもう15cmほどに伸びてきました。昨日は粉雪が舞いました。今日は舞っていません。でもまだ寒い朝です。

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