鹿児島空港周辺の地図を見ると・・・・
空港の東側に肥薩線が通っています。注目すべき、築108年の嘉例川駅に行ってみたくなってしまいました。
旅の締めくくりに嘉例川駅だとすると、車両はワンマンカーなので、乗車券は回収され、旅の記念に持ち帰ることはできません。多くの荷物を抱えながら空港まで行くのはちょっと大変なので、旅の始まりにしたほうが少しは楽になりそうです。
東京を発ったときは晴天だったというのに、鹿児島空港に近づくつれに曇り、時々雨。
空港の出口でタクシーを拾い、「嘉例川駅まで」とメモで告げる。
およそ5キロ、運賃は1700円也。 タクシーが駅に着いた頃はちょうど、特急はやとの風1号(11時57分着、12時2分発)が停車中。
自由席特急料金500円を車内で清算し、12時48分に鹿児島中央に着ける。しかし、ゆっくり駅構内を見てみたいなので、1本見送り、次の12時34分発にしました。
予約しておいた、駅弁の「かれいがわ弁当」(1個1050円)を受け取り、しばし駅構内を探検。
明治36(1903)年に建てられたものなので、改札口も当時のままになっています。
今は無人駅ですが、かつては駅員さんが木製ラッチで切符を切っていたでしょう。
渋いホーロ製の駅名票。昔はほとんど毛筆体なので、ここ嘉例川はちゃっかり昔を再現していますね。
嘉例川駅のハナシはまだまだたくさんあります。今日はこの辺で。