台風15号の影響により、湿った空気が流れてきたり、30度を超す猛暑が毎日続いていたのに、台風が去った9月23日あたりから急に寒くなりました。
体調を崩してしまい、24日は翌日の出勤に備え、早めに就寝。
今はまあ、完璧に治ったというわけではないけど、症状は少しよくなりました。
鹿児島にいる間は、すごく暑くて汗もたくさん流したというのに・・・・??
さて、続きです。
嘉例川駅は1903(明治36)年開業。当時は「国鉄」ではなく、「官営鉄道」と呼ばれていたそうです。門司と鹿児島を結ぶ鹿児島本線とし、一部開業。
その24年後の1927(昭和2)年、海側の新線が開通すると、旧線は「肥後国(熊本)」と「薩摩国(鹿児島)」の頭文字を取り「肥薩線」と命名。
急こう配のため、いったんバックし、前進の繰り返しをしながら登る「スイッチバック」がついています。
1945(昭和20)年8月22日、終戦直後、客車の屋根まで多くの復員兵を乗せた人吉方面の列車が吉松~真幸間のトンネルで登りきれずに立ち往生。
トンネルの中は煙で充満し、むせた乗客が次々と降り、トンネル内を歩いたところ、列車が後退し、50名の方々が轢かれて亡くなる事故がありました。
「真幸(まさき)」と書いて、「真の幸せ」とも読める縁起のよさそうな駅名ですが、観光列車が吉松~真幸の間でそのような事故があったとアナウンスされるようです。
真幸駅は・・・いつ頃でしたっけ?JR九州の特別企画乗車券「九州グリーン豪遊券(全線乗車券・特急券・グリーン券)3日間で20,900円」(1998年当時)で降り立ったような記憶があります。当時は写真とか何も残っていなくて残念。当時は夜行特急の「ドリームつばめ」(博多0:06発→西鹿児島6:03着)や「ドリームにちりん」(宮崎23:30発→博多6:30着)とか、ホテルの代わりにグリーン車内というプランでした。 台風が近づいているのに、晴れてきました!!
さっきまでは大雨なのに、すごく変わりやすい。
駅の左側に「霧島市嘉例川地区共同利用施設」の建物があり、その中に「嘉例川簡易郵便局」。「簡易」なので、各種の業務を委託しているようです。
しかし、19日は敬老の日なので、郵便局はお休み。
ポストは「国分支店」の管轄。
12時17分、吉松行きの普通列車。キハ40の1両ワンマンカー。
山陰本線と同じ車両なので、本当に懐かしいです。
今度は、隼人方面に向かってパチリ。 嘉例川駅営業開始
明治36年1月15日開業
標高 167.317メートル と書かれています。 官営鉄道の「建物財産票」
本屋 1号
嘉例川建1号
明36.1
古くなったからとはがしたりせず、そのままにしているところがすごい。
夜になると、裸電球の色で明治時代の雰囲気になりそう??
駅の照明に昔ながらの「電球」を使うところはあまりなさそうだけど、昭和30年代で止まったままの小湊鐡道なら、上総鶴舞駅とか今でも見られそうです。
嘉例川駅のハナシはまだ続きます。青ヶ島みたいに好きなものなら連載!?