日本最北端の動物園で25年間飼育された方が現在、絵本作家として活躍されている方をお呼びし、講演会がありました。
手話通訳が付くので、私も見に行きました。
オープニングの挨拶では、話す人の横で通訳されていたので、話す人の表情も一緒に見られ、違和感がありませんでした。
ところが・・・講演が始まると、手話通訳者は舞台の片隅に追いやられ、さっきよりは見えにくくなってしまいました。
主催担当者に手話通訳者はやはり、講師の横で立ったほうがよいのでは?と意見を出したところ、「実は、目障りだから、近くにいないでくれ、とのこと、このような形になってしまいました。通訳の必要性をこちらから十分伝わっていなかった責任もありますが、正直に言って、講師がそのような発言をするとは思っていませんでしたので、びっくりしました」
手話も言語であること、障がい者の社会進出や、様々なバリアフリーが進められているのに、「手話が目障りだ」と思う人が未だにいらっしゃるのに正直に言って、残念です。