この頃になると、日の入りが早くなり、3時半頃になると逆光になってしまいます。
東京駅の復元工事は2007(平成19)年から始まり、5年の歳月をかけ、2012(平成24)年完成予定。
大正3(1914)年開業当時とまったく同じ姿に戻しつつあります。
大正12(1923)年9月1日の関東大震災でもまったく崩れなかった強靭な煉瓦作りの建物を支えたのは、地下に打ち込まれた1万本の松の杭。
今回の工事は松の杭をすべて交換し、巨大地震でも耐えるように免震装置を取り付けたそうです。
東京中央郵便局は1933(昭和8)年建立、民営化後は郵便局株式会社の「東京中央」と郵便事業会社の「丸の内支店」が同居し、消印も2種類。
丸の内支店は2007年10月1日から翌2008年5月6日まで、わずか7ヶ月の短命。
局舎の建て替えに伴い、八重洲口の仮店舗に移転し、丸の内支店は銀座支店に統合。
仮店舗から日本橋南郵便局までわずか270メートル。「東京中央」または「日本橋南」どちらも行ける距離。
復元工事中の丸の内側。
案内表示は一時しのぎの紙製。
復元された東京駅の景観に合わせるべく、昭和8年に建てられた旧局舎の外壁を残すようになっているみたいです。
地階1階から1階フロアは東京中央郵便局、2階から38階までショッピングや飲食店、事業所が入る複合施設になるらしい。 2009(平成21)年2月27日撮影。
旧局舎は5階建て。上の写真を見ると、5階までは工事用のシートで覆われているので、ちゃっかり外壁を残していると思われます。