「キジバトちゃま、今日も来ていましたか?」
「はい、今日も来てくれました」
野鳥は人間を警戒するはずなのに、ほぼ毎日来てくれます。
生態について、キジバトちゃまといろいろ話をしてみたいですが、ハイジさんみたいに会話ができるわけではありません。「キジバトのなかまたち」という本を借りてみました。
青ヶ島村の鳥として制定されている「クロバト」です。これもキジバトの仲間だったのですか!?
これは、キジバトの子育て。
ヒナに与える「ピジョンミルク」は、「そのう」という器官でつくられているため、
口移しで与えています。
「そのう」の場所は、ちょうど首のあたり。
ピジョンミルクの分泌液は脂肪分35%含まれています。牛乳の脂肪分は5%程度なので、栄養満点とのこと。
キジバトちゃまのねぐら。
今の季節、非常に寒いのに木の上がねぐらなんて大丈夫ですかね??
広島の平和公園では鳩ちゃまがたくさん棲みついているので、「平和の使者」と表現されると思ったら、実際は聖書の「ノアのはこ舟」でした。
唯一の神は、人間があまりにも悪いことばかりするのを見て悲しみ、大洪水で生き物を滅ぼそうと考えました。
神の御言葉を信じる「ノア」に大きな舟を作るように命じ、ノアの家族と鳩も含むいろんな動物を乗せました。
その後、大雨を降らし、地上は大洪水になります。しばらくしてからノアはハトを飛ばしてみました。ハトはとまるところが見つからず、はこ舟に戻ってしまいました。
7日経ち、ノアがまたハトを飛ばすと、オリーブの若葉をくわえて帰ってきました。
地上が現れてきました。はこ舟に乗った動物たちは再び地上に戻り、繁栄。
ハトは平和のシンボルと言われるようになりました、と書かれています。
我が家によくキジバトちゃまよ、日本だけではなく、世界じゅう平和になってくださいよ。
小笠原もクロバトが見られるそうです。ユーチューブで見つけた作品をここに載せます。撮影・作者はclubnoah88さまです。なんと、羽の模様がグラデーションになっていて、美しい。