昨日の記事に「郵政省時代は、お役所仕事。次々と新しい製品が出る民間企業のようにコロコロ変わるような仕事を望まない」と書きました。
郵政が「官」ではなくなったので、民間企業のように次々と新しい商品が出ています。
これらの切手は、30年以上も図案を変えなかったのに、書体変更。
厳密に言うと、2010(平成22)年11月29日発行ですが、旧書体の在庫がなくなり次第、切り替えという方針になっていたため、どの郵便局で新書体の切手が売られているか把握できず。
新しいもの好きの私は一刻も早く現物を見たくて、東京中央郵便局、新宿郵便局の窓口で「新しい書体の普通切手ありますか?」と聞いても、旧書体の切手を取り出し、「これがあるから、新しいのはまだ出ないですよ」と、なかなか売ってくれませんでした。
6種類全部入手できたのは、よそ半年後。しかし、これからもずっとお目にかかる新しいものはもう飽きたから、旧書体の収集に力を入れるとか・・・・。
新書体の500円切手が出回ったばかりだというのに、また図案変更っ!!
偽造350円切手を多量金券ショップに持ち込まれ、換金する事件が起きたため、偽造しにくいデザインを施した新350円切手発行~!!
500円切手は、ゆうパックの貼付用として需要の多いものです。
〒マークの入った透かしなどで、たやすく偽造できないようなデザイン盛り沢山。
2010年に発行された、新書体の切手は旧書体の在庫がなくなってからなので、発売日は確定できず。
500円の図案は、1974(昭和49)年11月11日に発行された、伐折羅(ばさら)大将。2010年まで36年間も図案を変えずにいつでも買える現行切手でした。書体を変えたのは2代目、これも短命で終わり、青みを帯びたものは3代目。
切手を集める郵趣家から、新書体6種類の発売が郵便局により異なるのは何事か。振り回されっぱなしで迷惑だと日本郵便事業に苦情があったらしく、今回の2種類は、全国の中央郵便局と中央郵便局併設の支店に限って、7月2日に一斉発行。小さな郵便局はやはり、旧デザインの在庫がなくなり次第、切り替えです。
レターパックもコロコロ変わりました!!レターパックの前身は郵政公社時代に考案された、「エクスパック」。A4判の定型封筒に額面は500円。重量に関係なくどんなに詰め放題でも、全国どこでも翌日配達!がキャッチフレーズ。沖縄の与那国島(八重山支店与那国集配センター)から北の最果て礼文島(稚内支店沓形集配センター)に送るのに翌日はさすがに難しいですが、全旅程飛行機で運ばれるので最短で翌々日。
「エクスパック」から「レターパック」に変わり、厚さ制限の350円と厚さに関係なく詰め放題(500円)の2種類発売。
ところが、最近、「レターパック」の呼称変更。350円は「レターパックライト」、500円は「レターパックプラス」。定型封筒も、ライトは青色、プラスは赤色といったようにデザインが変わりました。
レターパックは基本的に速達なので、通常の速達料金(270円または370円)を考えて見れば、かなり割得感がします。