ここは房総半島内陸部の田舎なので、夏になると、家の中にいろんな虫が侵入します。
明かりを求めて飛び回る蛾がうるさい、ハエもリビングを飛び回っていては、落ち着かない。ドアを開けたスキに蚊も侵入。
そんなときに活躍するのはホームセンターで売られている、電撃ラケット。
去年までは少し大きめのラケットを使いましたが、大きいからスマッシュのスピードが遅く、逃してしまいます。
「もう少し小さめのがあれば、いいのに!」と思っていたら、今年は一回り小さな電撃ラケット発売。
すばしこく飛び回るハエにスマッシュすると、網に的中。ハエの体からバリバリと光る稲妻を放ち、焦げ臭いにおいが出ます。ハエの死刑執行、その瞬間は快感。
今度は見た目は気持ち悪く、退治してしまいたい、大きなクモ発見。ゴキブリを食べてくれるアシダカグモ。益虫のはずですが、家の中ではなく、外にいて欲しい。
仕方がなく、電撃ラケットで処刑してしまいました。もちろん、焦がすにおいも出てしまいます。わざわざつぶさずに、きれいな体で死んでくれるので、後始末は楽。
つぶすと、臓器とか飛び出すので、さらに気持ち悪くなりますし・・・。
通電中にうっかり、網に触れるとちょうど静電気に触れたかようにビリビリ感電してしまいますので、取扱いは要注意。
今朝・・・・出勤しようとしたら、キジバトちゃまが遊びに来てくれました。
麦とトウモロコシを混ぜたものを与えたというのに、そのキジバトちゃまはまるで「私は飾り物でーす」と言っているかようで微動だにしません。
「君が姿を見せてくれたから、こう与えているんですよっ!」
丸い目をぱっちりさせながら私を見つめています。それでも動きません。
「私をからかっているんですかっ!?食べてくれないなんて、もどかしいですよっ!!」
そろそろ出勤する時間なので、父に見張りをお願いしました。
父が見張っていても、じっといて、食べようとしません。
そっと隠れるように見守っていたら、さっきまではまるで蝋人形のように微動だにしなかったのに、きれいにパクパク食べていました。
キジバトちゃまが飾り物になりきる演技だったでしょうか。私もよくわかりません。(笑)