今朝、チェックしてみたところ、ヘリポート良好、港も良好。今日も両方来ると予想していましたが、12時40分頃もチェックしてみると、真夏の日差しに港は青々しく輝いていました。ところが、肝心なものが見えません。(肝心なもの=真っ白な船、還住丸)
「あれっ!?欠航!?」海は凪いでいて、欠航になるような理由は見当たりません。
昨日は還住丸、貨物船両方入港してしまったので、今日は荷物があまりないからという理由かな??
乗組員も荷物も乗せる人もあまりないのに、わざわざ出航する必要はなさそうという、ケースバイケースかも・・・。
でも、青ヶ島まで船に行こうと思う旅人がいらして、「今日は欠航でーす」と言われるとやはりショックじゃないですかね??
還住丸と貨物船が両方入った、翌日の土曜日は欠航になる確率が高そうです??(私の憶測)
東京から青ヶ島まで飛行機とヘリ確保していれば、片道2時間っ!!
実際、その2時間を経験してみましたが、「ここは本当に青ヶ島!?」と呆気にとられちゃうくらいです。
2年前は2時間ではなく、時間をかけてゆっくり行ってみたいと東京から夜行の大型客船。翌朝、船内カウンターで「今日は青ヶ島行きの船出ますね?」と確認。そのままタクシーで八重根漁港に行っても「今日は出ていないんだよ」と言われるとショックですし・・・。
飛行機で来たときは、出口の東邦航空の窓口で船が出るかどうか確認されるとよいです。
もし、ヘリコプターの予約を抑えてあり、船が出るとわかったら、キャンセルしても大丈夫です。手数料はかかりません。船が苦手でヘリを必要とする方がいらしているので、キャンセルしたいときは早めに連絡いただけると助かるそうです。
数日前から急に蒸し暑くなりました。室温28度でも湿度が70%以上あると、体感的に「蒸し暑く、汗がダラダラ出てくる」。ハワイの夏はそんなに汗をかかないのは、空気がカラッと乾いているので、日本みたいに蒸し暑さを感じないとテレビで報じられていました。
早く梅雨が明け、空気がカラッと乾いていればいいですが・・・。
毎朝、真っ先にチェックするのは青ヶ島村役場の三宝港ライブカメラ。
ヘリポートの霧が取れているので、就航確定。三宝港は・・・昨日と同じくちょっと波が出ていて、微妙。昨日はこの程度でも欠航したので、今日は就航するかも?と映像判断。
12時35分頃・・・ライブカメラにアクセスしてみると、桟橋の先に小さな還住丸が入港準備中。木の葉のようにゆらゆら揺れながら、バックで入港。
毎回のように、港へは、煩わしい作業を伴いながら、船の後ろから入ります。
今日はちょっと波が出ているので、船が上下激しく揺らされているのがよくわかります。
就航したら○、欠航は×といったように記録を取っていますが、昨日みたいに波が出ていると欠航。翌日もこの程度でも欠航とは郵便物や荷物を心待ちしている島民の期待を裏切ることになるので、就航というパターンが多いようです。
13時の少し前、船が逃げるようにそそくさと桟橋から離れてしまいました。煩わしい入港作業は最初のうちに済ませたほうがあとは楽だからでしょうか。
青ヶ島に停泊するのは、12時40分から13時までのわずか20分。乗組員も、黒潮を横切る激しい舵を取ったというのに、息つく間もなく八丈島へ。操縦席はバネ付きの椅子なので、大きな波が来るたびに飛び跳ねそうな勢いになります。バネがついているので、そのショックを和らいでいるようです。バネがついていない椅子だと、一時は体が浮かんでいるようになります。そのような船酔いを防ぐため、椅子じゃなくてカーペットで横になったほうがよいです。今度の新しい船は400トン級に置き換わるので、このような凄まじい船旅はそろそろ見納めかな。
10時出航、12時40分青ヶ島、13時に折り返し、15時半過ぎに八丈島。勤務時間はおよそ6時間。昼食タイムもはさんでいるというのに、ランチは運航中に交替しながら済ませているのかな。
乗組員のみなさんも日本一秘境村への就航は大変かと思います。本当にお疲れ様です。 ビールのおつまみによく似合う、枝豆。
味付けは青ヶ島のひんぎゃの塩なので、黒潮のミネラル成分たっぷり!!
普通の塩よりもおいしさ倍増!!
パスタの茹で湯にひんぎゃの塩を使うと、もったいない。普通の塩で。
ひんぎゃの塩のような高級のものは直接料理の味付けにすると美味しいです