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よみがえる東京駅

2012-07-25 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

201207250001 興味ありそうな本を見つけてしまいました。「よみがえる東京駅」。
 山口県日本海側の何もない田舎の漁村で暮らしていたときは、日本の首都、東京に憧れていました。
 青ヶ島を舞台にした小説「アイランドタイムズ」にも「ネオンサインもなければショーウィンドーの明りもない、静寂と漆黒の闇夜しか知らない昌治は、大都会の夜に現れる「ひかりのまち」に身を置いてみたかった」と書かれているとおり。
 田舎から東京に出ると、夜でも明るい空にビックリ、外を歩いてもまわりがよく見える。
 東京に憧れ、都心のサラリーマンになりましたが、これも数年で挫折。
 今は千葉の田舎暮らしに逆戻り、アクアラインや木更津金田バス停から出るアクアライン高速バスの恩恵もあり、1時間半程度で行けます。

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 初めて見た東京駅はこんな姿でした。1914(大正3)年開業当時の姿ではなく、戦時中の爆撃により、形を変えながらの復元。
 

 復原工事後は見事に開業当時の姿に戻しています。韓国の旧ソウル駅も大日本帝国時代の1925(大正14)年レンガ造りで建立。丸みを帯びた東京駅を見ると、旧ソウル駅舎も似たような雰囲気だったと思い出してしまいました。

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 大正12(1923)年9月1日午前11時58分、未曾有の関東大震災発生。
 甚大な被害を被ったはずだというのに、東京駅だけは無傷で残ったとのことです。
 大正の建築技術で激震でも耐えていたということになります。
 戦時中、米軍は皇居だけは狙わず、その周辺に焼夷弾を落としていました。昭和8年に建てたという東京中央郵便局も3階部分を焼かれ、その後復元。
 東京駅、中央郵便局は戦時中でも耐え抜くほど、その頃から建築技術がすごかったとうかがえます。

コメント
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