時刻表では、東室蘭9:52発、伊達紋別10:06発、洞爺10:16発となっているのに、伊達紋別に着いたのは11:10。登別からずっと通過する駅名が読めるほど徐行運転していたため、1時間以上も遅れ。この先もずっと徐行し、小幌駅をゆっくり通過してくれそうだと思ったら・・・伊達紋別を出ると、加速し、特急らしくなってしまいました。遅れを取り戻そうとかっ飛ばしているわけではなく、車窓の流れからにすると速度100~110キロくらい。
私:「ついに速度上がったね・・・」
友人:「洞爺に着いたら、小幌駅を撮影するため、カメラをセッティングするか」
路線図を見ると、豊浦 → 大岸 → 礼文 → 小幌なので、礼文駅を通過したのを確認できたあとは録画。礼文といっても、最北端の礼文島ではなく、虻田郡豊浦町内にあります。礼文駅前に郵便局があり、窓口の消印は「北海道・礼文」。最果ての礼文島にある郵便局だと勘違いしてしまいそう。ポストに投函すると「長万部」の消印。小幌駅周辺の郵便区域は豊浦ではなく長万部に属するそうです。礼文島における集配局は稚内郵便局(香深)「かぶか」。
ここは沖縄県国頭(くにがみ)郡今帰仁(なきじん)村の古宇利島。
(沖縄は難読地名が多いので、とりあえずカッコ内の読み方を入れました)
本島から橋を渡ると、屋我地(やがじ)島。行政区域は名護市。古宇利島大橋を渡ると、今帰仁村の飛び地、古宇利島。
部屋からの夕日鑑賞、とっぷりと暮れたあとはお待ちかねのディナー。
お酒は何でもOKなので、これからのお料理に合う飲み物は何ですか?と聞いたら、「シークァーサーオリオンビールがお勧めです」とのこと。
シーファーサーの酸っぱさにオリオンビール。内地では滅多に味わえない、オキナワっぽい口当たり。
山原(ヤンバル)若鶏とキノコの洋風茶碗蒸し。ヤンバルとは、沖縄本島北部の森林部を意味します。
九州では、「原」を「ばる」と読むところが多いようです。沖縄戦の激戦地だった、「南風原」も「はえばる」。
福岡市営地下鉄からJR筑肥線に直通する、筑前前原も「ちくぜんまえばる」。
今から21年前なので、感熱紙の印字が薄くなってしまいました。
日本海側の小さな何もない漁村で過ごしていた頃の切符。
九郎原と書いて、「くろうばる」。篠栗線内で秘境駅だからとふらりと出かけたかも知れません・・。
長者原も「ちょうじゃばる」、その隣も「原町」という駅も「はるまち」。
まだまだ御馳走は続きます。