11月4日のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」という番組にゲストは作家の阿川佐和子さん。自分の姓名と同じ阿川に行ってみたいという要望があり、わが故郷の山口県下関市豊北町阿川と角島を取材。残念ながら二見は出ていませんでしたが、本当に懐かしい風景ばかり。
11月5日もまた、テレビ東京の「ありえへん」に青ヶ島が出ましたっ!まず、鹿児島県の離島、硫黄島が出ました。東京都小笠原村の硫黄島は「いおうとう」、鹿児島の硫黄島は「いおうじま」と区分されているようです。この島へは99%行かないと全国民の確率があるとおり、私も行ったことがない島です。北海道からいろんな動物を硫黄島に持ち込み、牧場を開いたことや、秘境についていけるのが難しそうな東京の美人さんにプロポーズすると、即移住できたというお話はすごかったです。小学校の先生が離任するときの盛大なお見送りも太鼓をたたくとか、青ヶ島でも同じようなことやっています。
美味しいものは最後の残しておくのが日本人のパターンなのか、青ヶ島が出たのは番組の後半でした。この前の放送も、青ヶ島は最後。横綱は最後に出てくると同じように・・・。
全国民で青ヶ島に行く確率はわずか0.03%。99.7%は行かない計算。
私も0.03%の数値に入っていますっ!!
欠航(×)率4割ではなく、就航(○)率4割の誤りですが・・・。
空飛ぶ船のお話。三宝港は他の島みたいに港に堤防を設けていないため、もろに波が入ってしまいます。上の駐車場ならぬ駐船場に引き上げ。
船を出すのに、20分。船をしまうのに20分。出漁時に40分かかってしまいます。
島唯一の商店。いつも青ヶ島に行くたびにお世話になっています。
数年のブランクがあっても、ちゃっかり私のことを覚えてくれるのは嬉しいです。缶はすべて逆さまになっている理由は強風でホコリが舞い、飲み口に付着しないための配慮だそうです。
なるほど・・・欠航ばかり続くので、自宅の冷凍庫には入りきれない分は役場に頼んで、共同冷凍庫に入れてもらえるそうです。
私も青ヶ島の郵便事情は詳しく知っていると自負しているほうだと思います。ゆうパックも含むすべての郵便物は羽田?八丈島のANA便で八丈島の三根郵便局経由。船が欠航続きだと、三根郵便局に青ヶ島行きのゆうパックが山積みに。ヘリをチャーターし、臨時郵便専用ヘリ。ゆうパックにヘリ輸送はかなり高額、年間の予算が限られているため、慎重に決定。持ち運べるハガキや手紙、レターパック、ポスパケット、定形外などは郵袋に入れ、ヘリ輸送。重たいものや段ボール箱は原則として船。途中で紛失しては困るような書留、特定記録などは、各種別ごと何通発送しましたと報告するような伝票付き。報告された数と合っていれば、そのまま配達。数が合わなければ事故扱いとして調査。
青ヶ島宛の郵便物はすべて「青ヶ島村無番地」。名前を見ただけで配達できるなんてすご技だな~と思ったら・・・
郵便屋さんは、島生まれ島育ちなので、表札がなくてもすべて配達する道順を把握しているそうです、。
しかし・・・毎年3月の終わりになると人事異動のシーズン。新しく青ヶ島に赴任して来られた方の名前とお家の場所を覚えなくてはならないので、そのシーズンだけ大変かも??
今度は青ヶ島の純粋なこどもたち。
大人以上の気配りがあり、カメラマンに気遣うところも・・・。
さすがに青ヶ島。
えーっ!郵便ポストの表示が内地と全然違うと教えてくれたのは天才!!
昔の青ヶ島は取集め時刻がヘリ9:00と船10:00の2つしか載っていなかったような記憶がするのですが、今は細分化。船便欠航時 9時30分。船便就航時10時30分。船便条件付就航等 9時30分と10時30分の2回取り集め。手紙やはがきは9時45分発のヘリも積んでくれるはずだけど、ポストじゃなくて、9時までに窓口に出せば間に合うかな。
ここはこどもたちが選んだ、絶景スポット。
この模様を何に見えるの?と出たとたん、父島(小笠原)の地図かと思いました。正解は象さんでした~!!
昨日、今日、立て続けに2つの故郷をテレビで見られ、ハッピーな気分です(笑)
11月 1日(金) ○ 就航 貨物船入港
11月 2日(土) ○ 就航 パーフェクト就航!!
11月 3日(日) 日曜運休
11月 4日(月) ○ 就航
11月 5日(火) × 欠航 港は凪いでいましたが、沖合では白い波が立っていました。予想が外れてしまいました・・・。
―――(ここから予想)―――
11月 6日(水) ○ 就航 条件付き(?) 5日より波は収まりそう?
11月 7日(木) ○ 就航 前線が日本海にかかるが、太平洋への影響はない。
11月 8日(金) ○ 就航 貨物船入港 当分、高気圧に覆われる
11月 9日(土) ○ 就航
11月10日(日) 日曜運休
11月11日(月) ○ 就航
11月12日(火) ○ 就航
11月13日(水) ○ 就航
ここまで○就航だけど、ネットで調べたり、あくまでも机上論で出したものです。海上状況は常に毎日変化するので、100%その通りになるとは限りません。就航と予想しているのに欠航になった場合の損害は責任持てません。悪しからず・・・。