7月29日13時56分発スーパー白鳥34号。列車名に「スーパー」がついていれば、車両はJR北海道の新型789系。「スーパー」がついていなければ、ボロ国鉄485系のJR東日本。JR東日本さんは、自社線完結なら次々と新しい車両を導入しているのに、他社に貸し出す電車は古くてボロ。辰野からJR東海の飯田まではJR東日本が乗り入れているが、ボロ115系。他社に自社線の新しい車両を貸し出すと損するからでしょうか。豊橋から飯田までJR東海の新型特急車両なのに、飯田で上諏訪行の電車に乗り換えると、JR東日本のボロ115系にがっくり。
JR北海道が真新しい789系をJR東日本の蟹田から新青森まで乗り入れているのは奮発サービス!?JR九州の交直流どちらも使える415系1500番台も新山口まで乗り入れていたのに、JR西日本が九州に乗り入れているのはわずか下関~小倉間の、山陰本線キハ47ディーゼルカー。山陽本線の115系や大昔の京阪神圏新快速で活躍していた117系は直流電車のため、交流の九州に乗り入れるのは不可。京阪神圏で私鉄と競合するため、特急車両に似た225系導入。過剰になった古くてボロ117系は國鐵廣島支社に捨てるというパターン。JR西日本廣島支社はボロ國鐵車両の墓場でもあり、王国。大阪環状線は、競合する私鉄がないため、ボロ国鉄型103系や201系がいまだに活躍中。JR西日本の本社は大阪だから、大阪人のドケチ根性がJRも現れているっていうことです。JR東日本の千葉支社も長い間、ボロ國鐵でしたが、最近は比較的緩和しているようです。しかし、内房線や外房線は京浜東北線のお下がり209系なので、依然「ボロ房線」って呼ばせていただきます。最初から房総色帯の真新しいE223系を導入していれば、名誉挽回。
他社に貸し出すのに当然ながら減価償却が発生します。お互いに相殺できるような清算方法なら不公平ではありませんが、九州が西日本に乗り入れる区間は68.9キロ。西日本が九州に乗り入れるのは11.8キロ。九州さんが西日本に乗り入れる区間が長いと不満を顕し、相互乗り入れは中止。境界駅である、下関駅できっぱり絶縁状態・・・。西日本から乗り換えなしで九州へ、お互い往来できる乗客への利便性を考えずに会社ごとの利益優先のため、そのようになってしまいました。会社が異なっても、同じJRグループなんだから、融通利かせればいいのに。
スーパー白鳥は6両編成のうち、自由席は2・3号車なので、自由席のところに行ったら・・・ぎゅうぎゅう詰めの満席っ!!指定席はガラガラ。まあ、自分の持っている特急券は自由席だけど、函館を出ても、指定席に空席が目立っていれば座っちゃおうと、指定席の通路で立ちながら発車を待ちました。ところが・・・次々と指定席が埋まり、ついに満席!!函館駅旅行センターで空席照会したとおり満席。自由席車両ではぎゅうぎゅう詰めだから、指定席の通路まであふれ出る始末。
「あちゃー、全部埋まったから座れなくなったね・・・。指定席の通路まで人、人、人、人・・・」
木古内14:35。木古内駅に降りた人皆無。木古内から特例(※)で特急券持たなくても蟹田まで乗れるので、青春18きっぷユーザーが乗りこんできたから、通路の人が増えてしまいました。
木古内からは青函トンネルを潜り、蟹田までおよそ50分。蟹田15:23。JR北海道はここまで。運転士、車掌さんも東日本に交替。そういえば、函館からずっと検札に来なかった。通路まで人であふれているので、車掌さんも人混みをかき分けながら検札なんて面倒くさいからでしょうか。無賃(不正)乗車やキセルを摘発するためにまめに検札したほうがよろしい。それがあなたの仕事なんだから!!東日本になっても、検札なし。機動改札隊のオレンジ腕章をつけて厳しく検札するJR西日本みたいに混んでいようもお構いなく検札すればいいのに。
蟹田を出ると、次は青森。15:46着。指定席の乗客はどっと降りて行かれました。2時間近く立ったままだときついな~。青森で方向転換し、新青森へ。座れたのはわずか1駅。定刻とおり、15:59新青森到着。
(※)特例・・・木古内から蟹田間の青函トンネルを通過する普通列車は1本もなく、すべて特急なので、木古内から蟹田間は乗車券のみ、またはJR全線普通列車乗り放題の青春18きっぷでも乗車できます。