沖縄・古宇利島のお洒落なペンション、KAYARESORT古宇利島で出されたディナー。今日は後半編です。
沖縄県産シチューマチ(青鯛)とラタトゥイユのパピヨット。
沖縄方言でシチューマチ(青鯛)はわかるけど、ラタトゥイユやパピヨットって何語なんだ??
調べてみたら、ラタトゥイユはフランス語で煮込み料理。パピヨットも同じく、フランス語でホイル焼き。フランス語にあんまり馴染みのない日本人ですけど・・・。意味がわからなくても、メニューにこう書かれていると、超高級料理という感覚になってしまいますね。
沖縄でも青鯛は獲れるそうです。青ヶ島も「アオゼ」というネーミングになっています。
今度は肉料理の「やんばる島豚あぐーのハンバーグ KAYA特製ソースデミグラス」。
最後の〆は、ひとくち蕎麦。
今まで出されたお料理のなかで、炭水化物はこのお蕎麦と、途中で時々出される、自家製フォカッチャ。フォカッチャは、イタリア語で「パン」。
フランス語、イタリア語、日本語ごちゃ混ぜの沖縄チャンプルー文化。メニューにフランス語やイタリア語で書かれても、私は理解できませんからね・・・。
洋風の洒落たペンションなので、メニューも欧米仕立て。糖質制限食の方にとっては、この分量はすごくヘルシー。
「地元、今帰仁(なきじん)村の泡盛です。一杯いかがですか~」と勧められました。
きれいな琉球グラス。最近、これにはまってしまい、我が家で飲むグラスは琉球仕様。(笑)
オーナー夫婦はすごく気さくな方で、特に奥さんはずっと昔、内地に住んでいた頃、地域の手話サークルに通ったことがあり、うろ覚えの手話で渾身の表現。
あれっ!?手話できるの!?ここに来て、手話を知っている人に巡り合えるなんて奇跡に近いですよ~!!外国人のお客さんを迎え入れても慌てないように外国語も勉強中だとか・・・。道理で、メニューもフランス語やイタリア語とか??
「手話を覚えても、ずーっと使ったことがないので、なかなか思い出せなくてね・・・」手話と筆談、両方使いながらおしゃべり。「出身は北海道」と北海道の地図を書いて、ペンで真ん中。「旭川なんですね」「えーっ、何で知っているんですか!?」「全国都道府県旅したことがあり、おおまかな市町村は知っています。それにしても、北海道から沖縄なんてすごいな~」出身は北海道とはいえ、沖縄で長く住んでいるせいか肌黒くなっていました。
気が付けば、もう9時前。お客さんだからと余計に気遣うことはなく、フレンドリーな感じがすごくよかったですよ。このお宿はお勧め度100%!!
箸置きがサンゴの白いものなので、母が「この箸置きって何ですか?」と尋ねたところ、「これはね、目の前にある海岸で拾ったサンゴの砂利なんです。海の中にいるサンゴは生きているもの、海岸にあるものは死んでいるもの」と説明。「集めたものいっぱいありますから、記念にどうぞ」と差し出されました。古宇利島の思い出として、数点お持ち帰り。
最後にデザート。
「黒糖クラシックショコラ」。クラッシュンクショコラはどこの国の言葉なのかわかりませんが、美味しかったです。
本当にごちそうさまでした~!!