あけぼの

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天国に近い島のサンセット

2011-11-24 10:36:03 | アート・文化

Australia_new_caledonia_by_tadaaki_ 天国に近い島のサンセット

紺碧の環礁は世界自然遺産

サンゴ礁に囲まれた澄明かつ紺碧の海で南国の太陽を一杯に浴びて泳ぎ、砂浜では甲羅干しを楽しんだ。ここに来ているヨーロッパ人は上半身裸でからだを焼いていた。丸出しはやはり中年が多かったが母と娘が並んでオッパイを見せ、寝転がっている姿もあった。シドニーから一週間と余裕ある旅を組んで来たなら、周辺の島めぐり等で地上の楽園を味わえる。近くの砂浜で会った親子三代の家族連れ、老紳士と娘親子を紹介したい。言動からしておじいさんが孫のために海外の海を楽しませてやろうといった感じだった。お金を与えるより体験をプレゼントすることの意義を重視したのだろう。微笑ましい光景だった。美味しそうな食事を囲んでの会話は絵になるシーンだった。孫の素晴らしい人生が予見できる感じがした。体験こそ財産。老人の行動見本の一例を見せられた思いだった。

 最近は若者や家族連れより老人たちの存在を意識するようになった。自分たち夫婦と比較するからだろう。勿論それぞれの境遇の中での生き方を考える。我々は結婚50周年記念、世界一周の旅で立ち寄った。天国に最も近いところとはどんなところだろうかと。

天国に近いこの島へ来てから結構お金がかかることも事実だ。「お金の価値はここで遣って試して下さい。海に突き出したピアーでワインとフランス料理を楽しんでください!」というお膳立て、素直に参加すべきだ。皆さんも是非一度飛来してください。(自悠人)