あけぼの

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オーストリアで偶然に3回も出会った日本女性!

2012-09-18 16:59:27 | アート・文化

A_164 T_102 今回はスイスのチューリッヒからオーストリアに向かい、まずザルツブルグで下車した。モーツアルト一辺倒の街だ。その昔塩の産出で潤ったと言う。王宮庭園やSound of Musicの撮影場所等を訪ね、そのあと岩山の頂点に建つホーエンザルツブルグ城塞へケーブルカーで上った。見晴らし抜群のこの城塞で日本女性二人組、コインを入れて日本語訳の城塞案内を聞いていたので一緒に聞いた。特記すべきは二つのホテル。ホテル探しをしていた時、ラジソン・ブルー・ホテルが150ユーロと予算に合わなかったので断ったのだが、若いレセプショニストが、「まだ時間は早いので他のホテルを探してください。もしなかったならば来て下さい。お待ちしています」と。客商売はこれでなくてはね。もう一つは究極の合理化ホテル。19年前ウイーンに来た時と変わっていたのはウイーン西駅に隣接して出現した巨大な多目的ホテル「モーテル・ワン」である。500室もあるだろうか、「69ユーロー以上」と屋上に掲げた大きな看板に釣られてチェックインしたが我々は99ユーロ。市内や他都市に観光で行くにも最高の場所で利便性は抜群だが部屋には電話もない合理化ぶりだ。なんと、ザルツブルグの城塞で会った2人連れの女性にこのホテルでばったり会ったのだが、日本からインターネットで予約し50ユーロほどで泊まったとのこと。部屋に電話がないゆえお互いの連絡不可能だったが、翌日ウイーン市内で我々を見つけて路面電車から降りて追っかけて来てくれたのが3回目の出会い。特別な縁を感じてホテル・ザッハーで乾杯、再会を約した。近々我が家のパーティーでの再会を楽しみにしている。オペラハウス裏の有名なこのホテル・ザッハーのレストランは入るのに並んで待たされたが、出る時も行列は続いていた。まさにインターネット宣伝が物を言う観光都市だ。(自悠人)