あけぼの

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三蔵法師ゆかりの大雁塔で転倒、「自悠人は投げ出されてもiPadを放しませんでした!」

2015-11-23 10:30:26 | 旅行記、多文化教育、国際

  1.大雁塔の入り口に立つ三蔵法師 2.大雁塔 

木口 小平(きぐち こへい)(明治5年8月8日- 明治27年7月29日)を知っていますか?彼は日清戦争で戦死した日本陸軍兵士でラッパ手、死んでも口からラッパを離さなかったとされ、その逸話は明治35年から昭和20年まで小学校の修身教科書に載っていた(Wikipedia)が、筆者も、「木口小平は死んでも口からラッパを離しませんでした」と暗記している。本日の西安レポートは小平の向こうをはった小生の物語だ。

 一周14キロの城壁に囲まれた西安市の中心部にある大雁塔(慈恩寺ともいう)は唐時代、高宗皇帝の母である文徳皇后を供養するために建立した寺院。院内に建つ四角7層、高さ64mの塔が大雁塔。30元を支払い上がって西安市内を一望して欲しい。大雁塔は玄奨三蔵法師がインドから持ち帰ったサンスクリット語法典や仏像を保存するために建立されたもの。寺院正面には玄奨三蔵法師の西方インドに向いた像がある。右側の建造物には師であるお釈迦さんの誕生と生涯の絵物語がある。「天上天下唯我独尊」を出生時に唱え、「人の一生は生、老、病、死だ、南無阿弥陀の念仏で乗り切ろう」と説かれたと推察し、釈迦に感銘していたわが身だが、建物を出た途端石段の斜面で滑って転倒し投げ出された。手にはiPadを開いて持ったまま。だがiPadも壊さず、 打ち身も怪我も無く無事だった。無意識の信仰心に救われたのかな?(自悠人)下の写真は城壁