あけぼの

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桜の下の宴に「あら~!」と珍客が飛び込んだ!

2016-04-07 21:11:27 | 旅行記、多文化教育、国際

去る日曜日、一橋大学正門前近く、満開に枝を広げた桜の下で花見としゃれていた。ヱビスビールと鳥取県の郷土料理で。米子東高の7年先輩K氏を前夜誘い、夫と3人。K氏の息子さんは国立高校から一橋大とこの界隈に7年間ご縁があり、懐かしかろうとお誘いしたら欣喜雀躍。奥さまを4年前に亡くされ、まだ役職も多く、必然的に食事はレストランが殆んどだとか。「手料理が嬉しいんです!」と五目おこわEtc.の郷土料理に笑顔で舌鼓み。残り物で彼に夕食のお弁当を、と詰めかけている時、「あら~!」と珍客の声がした!「買物に来たけど、1人じゃ花見はつまらないから帰ろうと一橋大側に道を横断したら知り過ぎた顔が!」と聞き慣れた声。O地球村塾に過去全出席、司会や演奏をしてくれた31年来の友人、幸子さんが満面の笑みで3人の円陣に飛び込んだ。K氏の亡くなったご夫人の名前も幸子さんで双方とも「ユキコ」と読む。残り物で乾杯し直し、「無伴奏」というCafé でコーヒー・タイム。その上ギャラリー「岳」で知人の個展を見てのちお開き。K氏は若きユキコさんとの出会いを喜び、ユキコさんの電車乗り場、国分寺駅まで荷物持ちだったそうだ。満開の桜の下での郷土料理-美味しい珈琲-美術鑑賞と、優雅だった一日の余韻を楽しみつつ、一橋大学通りからさくら通りへ、さくら通りから矢川通りへ、と、Z状に我が家まで続く、魂を洗われるような桜のアーチの下、自転車を引きずる手も足も軽やかだった。さよなら来年まで豪華なさくら並木!これを読んだ誰かさん、来年「あら~!」とお花見の輪に飛び込んでね!(彩の渦輪)