あけぼの

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新疆ウイグル自治区:英語はしゃべらずスマホに答えさせる若者

2018-07-05 16:28:44 | 講演・アート・音楽・スピーチ

   街で会う若者が誰も英語を話さなかったが皆がスマホを持っていた。乗合いバスの中で降りる場所を聞いたら、答えがスマホに英文で明示された。通訳なしで翻訳も出来る。英語で聞いたことを推察して現地語で解釈し、答えは英文に仕上げて「これ」とスマホの画面を見せてくれるのだ。ブッキング.コムでトルファンの宿を予約し、宿泊は出来たもののレセプショニストさえ英語を話さず観光の見通しがつかない。社長という噂の女性がスマホを見せ、英文で「ある人を紹介する」とあった。部屋に荷物を降ろして階下に下りたら、流暢な日本語を話す、腹の出たポンポコ狸親父が。彼は観光斡旋のブローカー、トルファン郊外、「西遊記」に登場する火焔山周辺と世界遺産の交河故城(シルクロードの一部)に行け、と。案内料700元。(約12600円)。観光地に着いたら、入園料は別払い、各場所で30元、50元と何度も徴収され、結構な金額だ。壱か所で払わされたあと妻が「ベラボーに高いから中止します!」と電話し、ホテルに戻ったら「この地でスマホを買って行ったら!」と皮肉を。運良く英語を話す外国帰りの若者2人と4人組で、150/人で楽しくトルファン1日観光できた。入園料すべてをまとめて若者がスマホで支払い、我々はその若者へ。確かにスマホがあれば試算、精算が即座にできる。これぞ利便性の中国なり。だが、現地の団体観光バスに乗ったら昼食を競争で食べ、普段の生活が見え見えだった。(自悠人)

   

1~4.トルファンの交河故城、火焔山、葡萄溝、等、この若者たちと共に楽しんだ。5.6.トルファン(吐魯番)北駅、&新幹線の運転手さんと