あけぼの

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妖しくも懐かしい花、曼珠沙華は咲いてるだけでいい

2015-09-11 11:33:24 | 旅行記、多文化教育、国際

  彼岸花の季節が来た。妖しい花と言われ曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の別名を持つ。サンスクリット語 manjusaka の音写で「天界に咲く花」という意味だとWikipediaにある。筆者、小学校1年生まで戦争で当時小学校は閉鎖、兵隊さんが大勢駐屯し、たまにこっそり校庭に行ってみると外の水飲み場には蛆虫がピンピン・コロコロ転がっていたことを今でも覚えている。その頃、いとこのフンちゃんとよく遊んだ田舎の土手には曼珠沙華がびっしり咲いていた。子ども心にも妖しげで、天上で遊ぶような雰囲気になったことも思い出す。土手や畦道に植えてあるのは、その球根の毒性で野鼠やモグラが穴をあけるのを防ぐためと聞いた。が、こういうことも聞いた:「曼珠沙華の根っこを掘ってお国に供出しなければならない」と。後で知ったが、鱗茎から澱粉も薬も製造出来たそうなのだ。曼珠沙華は有毒且つ有益な植物なんですね。

 その曼珠沙華に会いたくて矢川緑地へ。咲いていました!満開ではないけれど、小学校1年生の時の田舎の土手を思い出すには十分の妖しさを湛えて。その妖しき美しさのお蔭で土手遊びの懐かしさに浸れたけれど、曼珠沙華はそこの咲いていてくれるだけでいい。球根をお国に供出させられ、小学校が閉鎖されるような戦時には戻りたくないですね。(彩の渦輪)

 


踏ん張るGood Ageに海外から罰金の請求が!

2015-09-03 10:26:15 | 旅行記、多文化教育、国際

  スナイフェルネス半島南の海岸にて お盆過ぎ、娘のところに行き4時間草取りをした。蚊もいない日当たりのよい場所だが、ビニール張りの場所さえ草は突き抜けて生えていた。雨もよいの日だった。慣れない外仕事は娘には無理だろうとGood Ageが張り切って出かけたわけ。郊外の土地75坪、もと畑だった宅地は雑草の取り甲斐がある、というより、草が伸び過ぎていて引き抜くのが大変だった。肉体労働ではなく単なる草取りなのに疲れがドーッと残り、加齢を意識した。中腰は疲れるのかな。持久力が減ったのかな。久方振りだったからかな。翌朝は腿がパンパンで階段下りや歩行に苦痛が伴った。年寄りの冷や水だろう!まあ自発的に働いたのだからその気になればまだ何でもやれそうだ。実は45日前までアイスランドを8日間、1300km走行し、北極圏の大自然をドライブし回っていたのだ。その帰路はアメリカにも滞在して多くの知人と旧交を温めた。ところが帰国後2か月も経って監視カメラがとらえたのだと、スピード違反が日本まで追いかけて来た。スピード違反は余分だったが、行動が元気の源でありエネルギーの潤滑油、心身共に鍛錬すれば錆びつきがちな身体も活力を復元すると信ずる。(自悠人)