「昨年9月から金利だけにリスケをお願いして居ります。
其れでも潤沢でなく、親戚知人から借りて何とかしのいで居ります。
1月中旬、銀行に呼ばれて話し合いました。銀行はこのままでは
間違いなく間近く倒産すると云うのです。
それで、社長が何を考えているか、将来の計画を見せて下さいと云うのです。」
「ほう、そんなひどいこと、本当に銀行が言ったのですか。
しかしリスケのお願い時に経営改善計画など提出したのでしょう?
それなのに、また計画書を見せてくれと云うのですか。」
「なんですか。その経営改善計画って。リスケのときは何も云いません。
何にも提出して居りません。ただ可笑しなことをつぶやいていました。
半年ほど、返済したお金を別にプールして置き、結果を見るかと云うように
聞こえました。」
要は今回の銀行の要請にどんな書類を出せばよいか教えてくださいと云うのです。
今までこの地銀は厳しかった様です。何回も申し込んだリスケは全部断られました。
のみならず、最近は、「倒産が嫌ならば、他から借りて返しなさい。」と系列の
ノンバンクを紹介してくれたほどです。
「ひどい銀行だな」と思いつつ決算書を見て驚きました。
月商500万のホテルが1億3000万の債務超過です。銀行からの借入は、
1億5000万殆ど保証協会付きです。
年に2-3ヶ月は黒字ですが後は赤字。そんな業績が何年も続いて居ります。
此処何年かは自分と親戚知人からの借金です。それが億近いです。
遥か以前、ホテルの建築資金の借入が銀行借り入れとなって残り、
以後は個人のお金をつぎ込んでいた結果です。不動産時価は8000万、
銀行としては「死に体」のホテルを閉鎖させて1日も早く処分したいでしょう。
「基本的には板前を除き家族だけにしよう。」
営繕や風呂の掃除どころか、客室まで家族が遣ることにして計画です。
リストラを徹底的にすると今の500万でも黒字で回ります。
お金をかけないアイディアだけの5ヵ年計画が出来上がりました。
それより至近の資金計画が大切です。
特に足元の2月と3月は、入るお金もなく、支払い延期の作戦で、
かんとか借入もなく、これも10月まで作成しました。
説明を聞いて銀行員は喜びました。
出来そうな計画です。
「社長遣れば出来るんじゃあないですか。この通りに是非お願いします。暫くは
毎月チェックさせてください。プールしてあるお金は直ちに返済に回します。
特に今月の2月、来3月は出足ですから特に注目されます。達成願いますよ。」
やっぱり銀行は倒産必至と見ていたらしいです。リスケでなく、
不良債権にする一過程として見ていたらしいです。
急いでこの計画を作ってよかったと安堵しました。
2月中旬に予想した2月の売上500万、実績は450万。
早くも初っ端から10%の50万、狂いました。
3月の目標は、社長が「例年の数字です。今年も手ごたえを感じます。」
と豪語した700万。しかし3月19日現在の実績は300万でした。まだ休みが
2回有りますが、今の調子ならば500万も無理ではないでしょうか。
不足資金は親戚に頭を下げても、あれだけ期待してい銀行には頭が痛いです。
22日過ぎに担当からどうかと問い合わせがあったとき、500万内外ですと答えたら
「参ったな。出足の2月・3月が早くも大狂いか。上司から数字合わせをしたのかと
聞かれたら私はなんと答えればよいのだろうか。未だ少しあるから頑張って。」
「700万は危険ですからせめて600にしませんか。」
何回も薦めたのに、少し格好をつけて700万を通した社長。
未だ事態を理解して居りません。
「俺が、こんなに頑張って居るのに。みんな鳩山内閣が悪いんだ。」
八つ当たりの気持ちです。
計画なんて作ったことのないホテルの社長です。
でもそれを作って目標をしっかり決めたことに対して銀行は、
高く評価して呉れました。
不良債権が一転して再生債権になったのです。
しかし世相は予想以上に悪く、作った月も、その次の月も、全く狂ったのです。
銀行が出鱈目の計画と評価しそうです。
計画書によって、再生の足がかりを得た会社、それが計画書によって
また覆されそうです。銀行がまた「死に体」と評価して、その対応に
変わるのでしょうか。
修正計画を作り、出直しを銀行と協議します。
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其れでも潤沢でなく、親戚知人から借りて何とかしのいで居ります。
1月中旬、銀行に呼ばれて話し合いました。銀行はこのままでは
間違いなく間近く倒産すると云うのです。
それで、社長が何を考えているか、将来の計画を見せて下さいと云うのです。」
「ほう、そんなひどいこと、本当に銀行が言ったのですか。
しかしリスケのお願い時に経営改善計画など提出したのでしょう?
それなのに、また計画書を見せてくれと云うのですか。」
「なんですか。その経営改善計画って。リスケのときは何も云いません。
何にも提出して居りません。ただ可笑しなことをつぶやいていました。
半年ほど、返済したお金を別にプールして置き、結果を見るかと云うように
聞こえました。」
要は今回の銀行の要請にどんな書類を出せばよいか教えてくださいと云うのです。
今までこの地銀は厳しかった様です。何回も申し込んだリスケは全部断られました。
のみならず、最近は、「倒産が嫌ならば、他から借りて返しなさい。」と系列の
ノンバンクを紹介してくれたほどです。
「ひどい銀行だな」と思いつつ決算書を見て驚きました。
月商500万のホテルが1億3000万の債務超過です。銀行からの借入は、
1億5000万殆ど保証協会付きです。
年に2-3ヶ月は黒字ですが後は赤字。そんな業績が何年も続いて居ります。
此処何年かは自分と親戚知人からの借金です。それが億近いです。
遥か以前、ホテルの建築資金の借入が銀行借り入れとなって残り、
以後は個人のお金をつぎ込んでいた結果です。不動産時価は8000万、
銀行としては「死に体」のホテルを閉鎖させて1日も早く処分したいでしょう。
「基本的には板前を除き家族だけにしよう。」
営繕や風呂の掃除どころか、客室まで家族が遣ることにして計画です。
リストラを徹底的にすると今の500万でも黒字で回ります。
お金をかけないアイディアだけの5ヵ年計画が出来上がりました。
それより至近の資金計画が大切です。
特に足元の2月と3月は、入るお金もなく、支払い延期の作戦で、
かんとか借入もなく、これも10月まで作成しました。
説明を聞いて銀行員は喜びました。
出来そうな計画です。
「社長遣れば出来るんじゃあないですか。この通りに是非お願いします。暫くは
毎月チェックさせてください。プールしてあるお金は直ちに返済に回します。
特に今月の2月、来3月は出足ですから特に注目されます。達成願いますよ。」
やっぱり銀行は倒産必至と見ていたらしいです。リスケでなく、
不良債権にする一過程として見ていたらしいです。
急いでこの計画を作ってよかったと安堵しました。
2月中旬に予想した2月の売上500万、実績は450万。
早くも初っ端から10%の50万、狂いました。
3月の目標は、社長が「例年の数字です。今年も手ごたえを感じます。」
と豪語した700万。しかし3月19日現在の実績は300万でした。まだ休みが
2回有りますが、今の調子ならば500万も無理ではないでしょうか。
不足資金は親戚に頭を下げても、あれだけ期待してい銀行には頭が痛いです。
22日過ぎに担当からどうかと問い合わせがあったとき、500万内外ですと答えたら
「参ったな。出足の2月・3月が早くも大狂いか。上司から数字合わせをしたのかと
聞かれたら私はなんと答えればよいのだろうか。未だ少しあるから頑張って。」
「700万は危険ですからせめて600にしませんか。」
何回も薦めたのに、少し格好をつけて700万を通した社長。
未だ事態を理解して居りません。
「俺が、こんなに頑張って居るのに。みんな鳩山内閣が悪いんだ。」
八つ当たりの気持ちです。
計画なんて作ったことのないホテルの社長です。
でもそれを作って目標をしっかり決めたことに対して銀行は、
高く評価して呉れました。
不良債権が一転して再生債権になったのです。
しかし世相は予想以上に悪く、作った月も、その次の月も、全く狂ったのです。
銀行が出鱈目の計画と評価しそうです。
計画書によって、再生の足がかりを得た会社、それが計画書によって
また覆されそうです。銀行がまた「死に体」と評価して、その対応に
変わるのでしょうか。
修正計画を作り、出直しを銀行と協議します。
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