「これで未払いの半分は回収できる。」
M子はほっとした所です。
不払いのY建設が市の工事を落札したという噂を聞き、その真偽を確かめ、
検査が済み、入金間違いないと解ってから,工事代金を差押えたのです。
不払い金額2000万。M土建がやったY建設の下請け代金です。
差押さえ金額は不足ですが1200万です。
丸投げ禁止の土建業界ですが、官庁の工事は丸投げ同然が続いて居ります。
下請けから孫請まであるのが普通です。
M子もY建設の下請けをしたときに、孫請を依頼して居ります。
Y建設はそれに目をつけてきたのです。
全ての入金が終わり、いざ下請け代金の支払いの段に成ってから、
「M土建の行為は、丸投げだ。
違法な事には支払えない。」と云って支払いを中止したのです。
若干負けさせようと思って弁護士に相談したら、全額払わない方が
良いと言われて、急遽、作戦を変えたらしいです。
M子は初めて訴訟を起しました。弁護士も頼めません。
「M土建は必要な日程管理・仕上がり管理をしており決して丸投げとはいえない。
其れにこの工事は7ヶ月に渡り行われた工事であって、Y建設は孫請に付いて
疑問や不満があればいくらでも注意が出来た事で有るが、それを一回もしていない。
それで入金があってから解約を主張するなど、商道徳に反するものである。」
M子の完璧な勝訴でした。
途中の和解にも同意しませんでした。
相手は、上告もしませんでした。
聞くところによると、この弁護士は、弁護士も頼めないようなところを
相手に訴訟を持ちかけ。和解にして、多額の値引きさせると言うにのが
常用手段だったらしいです。
裁判に勝っても回収で来ません。
差押えたくても、相手はこの裁判中に不動産の名義など変えて居ります。
詐害行為の裁判もM子一人では無理でしょう。
相手の受注をジット待って居たのです。
その時期がついに遣ってきたのです。
順調と思っていた差押さえに異変が起こりました。
差押さえが済んで首を長くしているM子に裁判所から届いたのは、
他からの配当要求が有ったと言う通知書でした。
今回のY建設の下請が配当要求を裁判所に提出したのです。
Y建設の売掛金は何処にも担保になって居りませんから、
債務名義を持ったところならば何件でも差押さえが出来、
配当は債権額の比率に成ります。
今回の下請けはY建設と公正証書を結んで居るから、
債務名義をもっているという主張です。
下請けの債権額は1000万ですから、M土建の配当は800万に減ってしまいます。
しかしこんな難しいことを、Y建設や下請けが知っている筈が有りません。
彼等は差し押さえを知ってからあわてて、弁護士に相談したのでしょう。
配当要求書も弁護士名です。
びっくりして落胆したM子でしたが冷静になって考えると、
どうも少しおかしいです。
「弁護士の助言ならば、差押さえがあってから、
公正証書も結んで居るだろう。そんな事で差押さえに
いちゃもんがつけれるようならば、世間の売掛金差押さえなど、
怖さがぐんと減ります。やはりこれも時系列が効いて、差押さえの
申請後の公正証書作成はこの差押えに対抗出来ないのと違うかしら。」
裁判所に聞いてみることにしました。
電話した裁判所は答えて居ります。
「要求のあった配当要求は、全て差し押さえの執行後、
発生したものですから何の権利もありません。
お宅一軒の配当に成ります。」
弁護士の指導は実のらなかったのです。
M子にとってははじめての経験。
その2回とも世間の常識では考えられないことにケチが付いて居ります。
其れが事件を大きくして居ます。ともに弁護士の指導です。
こんな弁護士は全体から見ると少ないでしょうが、M子は2回が2回とも
当たって居ります。と云うことは、こんな馬鹿げた論争が以外に多いかも知れません。
世間を引っ張っていく法曹界の方々、少なくとも弱者相手の無理の
言いがかりだけは自粛してもらいたいと思います。
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不払いのY建設が市の工事を落札したという噂を聞き、その真偽を確かめ、
検査が済み、入金間違いないと解ってから,工事代金を差押えたのです。
不払い金額2000万。M土建がやったY建設の下請け代金です。
差押さえ金額は不足ですが1200万です。
丸投げ禁止の土建業界ですが、官庁の工事は丸投げ同然が続いて居ります。
下請けから孫請まであるのが普通です。
M子もY建設の下請けをしたときに、孫請を依頼して居ります。
Y建設はそれに目をつけてきたのです。
全ての入金が終わり、いざ下請け代金の支払いの段に成ってから、
「M土建の行為は、丸投げだ。
違法な事には支払えない。」と云って支払いを中止したのです。
若干負けさせようと思って弁護士に相談したら、全額払わない方が
良いと言われて、急遽、作戦を変えたらしいです。
M子は初めて訴訟を起しました。弁護士も頼めません。
「M土建は必要な日程管理・仕上がり管理をしており決して丸投げとはいえない。
其れにこの工事は7ヶ月に渡り行われた工事であって、Y建設は孫請に付いて
疑問や不満があればいくらでも注意が出来た事で有るが、それを一回もしていない。
それで入金があってから解約を主張するなど、商道徳に反するものである。」
M子の完璧な勝訴でした。
途中の和解にも同意しませんでした。
相手は、上告もしませんでした。
聞くところによると、この弁護士は、弁護士も頼めないようなところを
相手に訴訟を持ちかけ。和解にして、多額の値引きさせると言うにのが
常用手段だったらしいです。
裁判に勝っても回収で来ません。
差押えたくても、相手はこの裁判中に不動産の名義など変えて居ります。
詐害行為の裁判もM子一人では無理でしょう。
相手の受注をジット待って居たのです。
その時期がついに遣ってきたのです。
順調と思っていた差押さえに異変が起こりました。
差押さえが済んで首を長くしているM子に裁判所から届いたのは、
他からの配当要求が有ったと言う通知書でした。
今回のY建設の下請が配当要求を裁判所に提出したのです。
Y建設の売掛金は何処にも担保になって居りませんから、
債務名義を持ったところならば何件でも差押さえが出来、
配当は債権額の比率に成ります。
今回の下請けはY建設と公正証書を結んで居るから、
債務名義をもっているという主張です。
下請けの債権額は1000万ですから、M土建の配当は800万に減ってしまいます。
しかしこんな難しいことを、Y建設や下請けが知っている筈が有りません。
彼等は差し押さえを知ってからあわてて、弁護士に相談したのでしょう。
配当要求書も弁護士名です。
びっくりして落胆したM子でしたが冷静になって考えると、
どうも少しおかしいです。
「弁護士の助言ならば、差押さえがあってから、
公正証書も結んで居るだろう。そんな事で差押さえに
いちゃもんがつけれるようならば、世間の売掛金差押さえなど、
怖さがぐんと減ります。やはりこれも時系列が効いて、差押さえの
申請後の公正証書作成はこの差押えに対抗出来ないのと違うかしら。」
裁判所に聞いてみることにしました。
電話した裁判所は答えて居ります。
「要求のあった配当要求は、全て差し押さえの執行後、
発生したものですから何の権利もありません。
お宅一軒の配当に成ります。」
弁護士の指導は実のらなかったのです。
M子にとってははじめての経験。
その2回とも世間の常識では考えられないことにケチが付いて居ります。
其れが事件を大きくして居ます。ともに弁護士の指導です。
こんな弁護士は全体から見ると少ないでしょうが、M子は2回が2回とも
当たって居ります。と云うことは、こんな馬鹿げた論争が以外に多いかも知れません。
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