彼がリスケを始めて丸2年を過ぎようとして居ります。
3年目になっても返済は出来ません。いや今までよりきつくなっている感じです。
もう1年は延長して貰わないとなりません。
昨年も書き換えは八月、例の返済猶予法の施行前でした。
今年はその最中です。「この法律があるから簡単さ。」
彼は甘く見ていたらしいです。思惑は見事に外されまいた。
借入は3行。メインの地銀と第2地銀、それに信金です。
お互いの連絡こそありませんが、地銀が通れば同じ書類で第2地銀と信金は通ります。
地銀が勝負です。
4年間担当だった営業マンは他店に栄転しました。きついことも云ったが良く面倒も見てくれました。
後任はそれと比べるとまだ若いです。融通が利きません。
申請の書類に、経営改善計画を作り直し添付したのです。
昨年も情勢が悪いと、思い切って悪い数字を提出したのです。
漸く利益の出る数字が2年ほど続く計画書です。
それでも前任者は黙って通してくれました。
ところが実際はその売上すら行きませんでした。
今回は更に悪くして居ります。
「リスケの延長はやむを得ません。私どもは認めて居りますから
本部に通る書類を提出してください。」
新担当はこう言って書類を受け取りません。
「貴方のところはこの調子で返済すれば、40年かかっても返済は出来ませんよ。
そんな書類、本部が受け取る筈が有りません。
せめて10年以内で返済が出来る計画にして下さい。」
「そんな夢のようなことを云っても無理だ。今はモラトリアムも出来て居るんだ。
本部はそんな馬鹿なことを言う筈がない。1度提出して下さい。」
こう言っても駄目です。
「1度出して、通らなかったと云って直ぐに違う計画書を出せば、
作文の作り直しと云うことになって、感情問題になる可能性もあります。
駄目です。」
「それもそうだな」と思い、兎に角今は延長して貰う方が先だと作り直したのです。
地銀の担当者は納得し、彼も済んだと思いました。
ところが3日ほど経って担当から電話がありました。
「書類の事で、もう1度お話をしたい。」
「冗談じゃあない。これ以上景気のよい計画書はできないよ。」
彼は銀行に出かけたのです。支店長も同席して居ました。
「この計画書は良すぎます。こんな計画を出すと、リスケどころではありません。
直ちに返済を始めなさいと云う指示になります。もっと悪いのを作りましょう。」
彼が、最初に悪い計画書を持ってきたのを支店長は知らないみたいです。
兎に角、彼も云いたい事を押さえて、今回のリスケも円満に話がついたのです。
この書類と同じ書類を持って、第2地銀と信金を訪問して此方も認めて頂きました。
これで全部終ったと思っていたら、それから1週間、第2地銀と信金の両方から
呼ばれたのです。そして同じ事を云われました。
「お宅、2年前、リスケを始める時に、コンサルタントが作った計画書を頂きましたね。
最初の説明文だけでもよいからあの様な物が出来ませんか。」
彼はびっくりしました。
2年前、あるコンサルタントにリスケ様の書類をお願いしたら、25年間先の利益計画、
資金繰り表、返済計画を作ったのです。
それに付随して現在の資産・負債明細、個人の資産状態も全部つけたのです。
「25年先の交際費まで決めるの?」当時銀行から皮肉だかお褒めだか解らない言葉を
貰ったことを覚えて居ます。
昨年は細かい費目など一切使わない大雑把な数字で自分が作って「この方が解るね。」
と云われたのを覚えて居ます。
それがまたあの細かい25年先の経費の費目まで出した計画書を作るのかな、
うんざりしたのです。
じっと2年前のコンサルタントが作った分厚い計画書を見ていました。
根本的に違って居るころがあったのです。
今回は不動産の処分計画を入れて居りません。2年前の計画では今頃半分以上
処分している筈ですが実際はまだ何もして居りません。
ただメインのところは若干処分もして居ます。
之を思い出させ、処分を約束させるのが目的だろう。そう感じたのです。
改めて、不動産の明細を他行の分まで解るように表にしました。
之をもって訪問し、改めて処分の方法について説明しようと思って居ります。
今度こそ本当にどの銀行もリスケを承認してくれるでしょう。
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3年目になっても返済は出来ません。いや今までよりきつくなっている感じです。
もう1年は延長して貰わないとなりません。
昨年も書き換えは八月、例の返済猶予法の施行前でした。
今年はその最中です。「この法律があるから簡単さ。」
彼は甘く見ていたらしいです。思惑は見事に外されまいた。
借入は3行。メインの地銀と第2地銀、それに信金です。
お互いの連絡こそありませんが、地銀が通れば同じ書類で第2地銀と信金は通ります。
地銀が勝負です。
4年間担当だった営業マンは他店に栄転しました。きついことも云ったが良く面倒も見てくれました。
後任はそれと比べるとまだ若いです。融通が利きません。
申請の書類に、経営改善計画を作り直し添付したのです。
昨年も情勢が悪いと、思い切って悪い数字を提出したのです。
漸く利益の出る数字が2年ほど続く計画書です。
それでも前任者は黙って通してくれました。
ところが実際はその売上すら行きませんでした。
今回は更に悪くして居ります。
「リスケの延長はやむを得ません。私どもは認めて居りますから
本部に通る書類を提出してください。」
新担当はこう言って書類を受け取りません。
「貴方のところはこの調子で返済すれば、40年かかっても返済は出来ませんよ。
そんな書類、本部が受け取る筈が有りません。
せめて10年以内で返済が出来る計画にして下さい。」
「そんな夢のようなことを云っても無理だ。今はモラトリアムも出来て居るんだ。
本部はそんな馬鹿なことを言う筈がない。1度提出して下さい。」
こう言っても駄目です。
「1度出して、通らなかったと云って直ぐに違う計画書を出せば、
作文の作り直しと云うことになって、感情問題になる可能性もあります。
駄目です。」
「それもそうだな」と思い、兎に角今は延長して貰う方が先だと作り直したのです。
地銀の担当者は納得し、彼も済んだと思いました。
ところが3日ほど経って担当から電話がありました。
「書類の事で、もう1度お話をしたい。」
「冗談じゃあない。これ以上景気のよい計画書はできないよ。」
彼は銀行に出かけたのです。支店長も同席して居ました。
「この計画書は良すぎます。こんな計画を出すと、リスケどころではありません。
直ちに返済を始めなさいと云う指示になります。もっと悪いのを作りましょう。」
彼が、最初に悪い計画書を持ってきたのを支店長は知らないみたいです。
兎に角、彼も云いたい事を押さえて、今回のリスケも円満に話がついたのです。
この書類と同じ書類を持って、第2地銀と信金を訪問して此方も認めて頂きました。
これで全部終ったと思っていたら、それから1週間、第2地銀と信金の両方から
呼ばれたのです。そして同じ事を云われました。
「お宅、2年前、リスケを始める時に、コンサルタントが作った計画書を頂きましたね。
最初の説明文だけでもよいからあの様な物が出来ませんか。」
彼はびっくりしました。
2年前、あるコンサルタントにリスケ様の書類をお願いしたら、25年間先の利益計画、
資金繰り表、返済計画を作ったのです。
それに付随して現在の資産・負債明細、個人の資産状態も全部つけたのです。
「25年先の交際費まで決めるの?」当時銀行から皮肉だかお褒めだか解らない言葉を
貰ったことを覚えて居ます。
昨年は細かい費目など一切使わない大雑把な数字で自分が作って「この方が解るね。」
と云われたのを覚えて居ます。
それがまたあの細かい25年先の経費の費目まで出した計画書を作るのかな、
うんざりしたのです。
じっと2年前のコンサルタントが作った分厚い計画書を見ていました。
根本的に違って居るころがあったのです。
今回は不動産の処分計画を入れて居りません。2年前の計画では今頃半分以上
処分している筈ですが実際はまだ何もして居りません。
ただメインのところは若干処分もして居ます。
之を思い出させ、処分を約束させるのが目的だろう。そう感じたのです。
改めて、不動産の明細を他行の分まで解るように表にしました。
之をもって訪問し、改めて処分の方法について説明しようと思って居ります。
今度こそ本当にどの銀行もリスケを承認してくれるでしょう。
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