「貴方のところは、既に半分返済額を減らして居ります。
これ以上は簡単ではありませんが、どうしてもと仰るならば、
当行も金利だけを暫くの間、考慮いたします。
ただ、之をすると其の期間中は新たなご融資が出来ないどころか、
貴社の会社の格も1ランクも 2ランクも落ちます。
今後の長い目で見れば決してお得ではありません。
でき得れば、今の返済を続ける方をお薦めいたします。」
昨年の初め、どうしようも無くなって、銀行に再リスケを
お願いに行った時の言葉です。現在半分お願いしているが、
出来れば当分金利だけにして貰おうと思ったのです。
しかし、この時、彼は其の行員の言葉を頭から信じたのです。
「俺だって、こんな催事商売から抜け出したいよ。
近いうちに必ず店を持つさ。その時は銀行に融資を
お願いするようになるからな。」
彼の夢です。
其の夢のために銀行が快く思わないことは絶対にやってはならないのです。
彼の商売は万年赤字です。
安物のバッグ類をスーパーの軒先を借りての商売です。
一人でやって居ますから、月に300万も売れば、借入返済も
仕入れ支払も済ませ、立派にやっていけます。
それが200万を切ったのはもう大分前からです。
奥さんもパートで頑張って居りますが所詮足りません。
彼がカードを利用するようになったのはなるべくしてなったのです。
借り入れは確実に微増して居りました。
そんな彼が慌てたのは、金融業者から借りるのに、
総量規制が儲けられたときからです。
宛てにしていた借入が不可能になっただけでなく、
当分借りられなくなったのです。
「破産か」
覚悟はよいが、破産に必要なお金がありません。
返済は金利までなくなりますから、資金的には何とか回ると思いますが、
自宅の事を考えると癪に障ります。
現在の倉庫代わりのスペースと駐車場など考えると、
今のローンよりぐんと持ち出しが増えます。
こんな時、昔の催事屋仲間の一人が先生と云っている一人の男を
紹介してくれました。コンサルタントです。
男は直ぐに結論を出しました。
「先ず銀行を金利だけにしましょう。これは現在法律もあり直ぐに出来ます。
そしたら次にカードと住宅ローンを交渉しましょう。
喋ること全てをアドバイスしますが、交渉は貴方がやってください。
資料の要求があった時は、勿論お手伝いします。
それに今の商品が弱いみたいです。
商品を変えることも検討しましょう。
それから、私に対する報酬は最高片手以内ですから、振込願います。」
男の云う通りにやって、銀行は簡単に成功しました。
資料は用紙をくれたために男に見せると全部作ってくれました。
しかしこれだけではまだ不足です。
カードとローンの払いを減らし、売上も増やさないとなりません。
「恐らく催事向きだよ。」男が紹介してくれた商品はシーツ類でした。
試験的に仕入れてやってみました。手ごたえが鞄とは全然違う感じです。
勘として今の鞄から変わりそうです。
カードやローンも先ず電話でぶっつかればよいんだ。
彼が今回の体験で得た解決方法です。
どん底だった彼に希望が湧いてきました。
彼は此処で男に電話をして居ります。
「今回お世話になった件のお礼ですが、いま、ものすごく商売も
不振でとても支払えそうもありません。此方に都合が出来るまで
待って頂けないでしょうか。」
「そうですか。無いものは仕方ありませんね。
今後私のほうから請求は一切しませんから。」
「カードやローンは自分でやってみます。
それから紹介して頂いた寝具屋には決して御迷惑をお掛けしません。」
しかし、その後、カードもローンも簡単に難しいと云われて、
彼は粘らずに簡単に諦めたらしいです。
そしてあの男が「必ず出来ます」と云っていた事は嘘だと思って居ます。
新規商品は3割くらいをいきなり返品して居ります。
残額は振り込みましたが、この対応で仕入先は大きく
気分を害しております。
今後は前金で願いますと彼に申し込んだ様子です。
何のことはない、モラトリアムを除いて、彼は、
「他は全部駄目」と諦めちゃったのです。
「銀行だってカードだって払えなくなってから差押さえまでには
半年以上掛かるみたい。ローンだって競売で明け渡すには、
払わなくなってから1年以上はあるみたい。
その間にいろいろ対策も出来るよ。」
折角の返済融資法も他の借金と本業の稼ぎから見て失敗です。
それとも助っ人を途中で見捨てたのがいけなかったのでしょうか。
http://oguchi-keiei.com/postmail/postmail.html ← お問い合わせは、こちらから
↑宜しければ、クリックして下さい
↑こちらのランキングもお願いします
↑こちらのランキングもクリックお願いします
これ以上は簡単ではありませんが、どうしてもと仰るならば、
当行も金利だけを暫くの間、考慮いたします。
ただ、之をすると其の期間中は新たなご融資が出来ないどころか、
貴社の会社の格も1ランクも 2ランクも落ちます。
今後の長い目で見れば決してお得ではありません。
でき得れば、今の返済を続ける方をお薦めいたします。」
昨年の初め、どうしようも無くなって、銀行に再リスケを
お願いに行った時の言葉です。現在半分お願いしているが、
出来れば当分金利だけにして貰おうと思ったのです。
しかし、この時、彼は其の行員の言葉を頭から信じたのです。
「俺だって、こんな催事商売から抜け出したいよ。
近いうちに必ず店を持つさ。その時は銀行に融資を
お願いするようになるからな。」
彼の夢です。
其の夢のために銀行が快く思わないことは絶対にやってはならないのです。
彼の商売は万年赤字です。
安物のバッグ類をスーパーの軒先を借りての商売です。
一人でやって居ますから、月に300万も売れば、借入返済も
仕入れ支払も済ませ、立派にやっていけます。
それが200万を切ったのはもう大分前からです。
奥さんもパートで頑張って居りますが所詮足りません。
彼がカードを利用するようになったのはなるべくしてなったのです。
借り入れは確実に微増して居りました。
そんな彼が慌てたのは、金融業者から借りるのに、
総量規制が儲けられたときからです。
宛てにしていた借入が不可能になっただけでなく、
当分借りられなくなったのです。
「破産か」
覚悟はよいが、破産に必要なお金がありません。
返済は金利までなくなりますから、資金的には何とか回ると思いますが、
自宅の事を考えると癪に障ります。
現在の倉庫代わりのスペースと駐車場など考えると、
今のローンよりぐんと持ち出しが増えます。
こんな時、昔の催事屋仲間の一人が先生と云っている一人の男を
紹介してくれました。コンサルタントです。
男は直ぐに結論を出しました。
「先ず銀行を金利だけにしましょう。これは現在法律もあり直ぐに出来ます。
そしたら次にカードと住宅ローンを交渉しましょう。
喋ること全てをアドバイスしますが、交渉は貴方がやってください。
資料の要求があった時は、勿論お手伝いします。
それに今の商品が弱いみたいです。
商品を変えることも検討しましょう。
それから、私に対する報酬は最高片手以内ですから、振込願います。」
男の云う通りにやって、銀行は簡単に成功しました。
資料は用紙をくれたために男に見せると全部作ってくれました。
しかしこれだけではまだ不足です。
カードとローンの払いを減らし、売上も増やさないとなりません。
「恐らく催事向きだよ。」男が紹介してくれた商品はシーツ類でした。
試験的に仕入れてやってみました。手ごたえが鞄とは全然違う感じです。
勘として今の鞄から変わりそうです。
カードやローンも先ず電話でぶっつかればよいんだ。
彼が今回の体験で得た解決方法です。
どん底だった彼に希望が湧いてきました。
彼は此処で男に電話をして居ります。
「今回お世話になった件のお礼ですが、いま、ものすごく商売も
不振でとても支払えそうもありません。此方に都合が出来るまで
待って頂けないでしょうか。」
「そうですか。無いものは仕方ありませんね。
今後私のほうから請求は一切しませんから。」
「カードやローンは自分でやってみます。
それから紹介して頂いた寝具屋には決して御迷惑をお掛けしません。」
しかし、その後、カードもローンも簡単に難しいと云われて、
彼は粘らずに簡単に諦めたらしいです。
そしてあの男が「必ず出来ます」と云っていた事は嘘だと思って居ます。
新規商品は3割くらいをいきなり返品して居ります。
残額は振り込みましたが、この対応で仕入先は大きく
気分を害しております。
今後は前金で願いますと彼に申し込んだ様子です。
何のことはない、モラトリアムを除いて、彼は、
「他は全部駄目」と諦めちゃったのです。
「銀行だってカードだって払えなくなってから差押さえまでには
半年以上掛かるみたい。ローンだって競売で明け渡すには、
払わなくなってから1年以上はあるみたい。
その間にいろいろ対策も出来るよ。」
折角の返済融資法も他の借金と本業の稼ぎから見て失敗です。
それとも助っ人を途中で見捨てたのがいけなかったのでしょうか。
http://oguchi-keiei.com/postmail/postmail.html ← お問い合わせは、こちらから
↑宜しければ、クリックして下さい
↑こちらのランキングもお願いします
↑こちらのランキングもクリックお願いします