「それで自宅は、今から先生の仰った通りにすれば何とか守れますよね。」
「何? 自宅? それは貴方から電話を頂いた最初に保全策をアドバイスしたではないですか。
後日も念を推している筈ですが、まさかまだやって無いと言うのではないでしょうね。」
「ええ、其の通りです。実は未だやってないんです。唯言われた事は覚えて居ます。何時やろうかと
悩んで居たのです。」
無料の電話相談に3-4回電話を呉れた方です。
名前すら名乗らない人の多い電話相談に珍しく礼儀正しい人でした。最初から姓名を名乗り、話も整然として居りました。
だからこそ、印象も深く、長い時は30分以上を掛けて、アドバイスをしたのを覚えて居ます。
最初の質問は差押対策でした。
「うちはまだリスケもやって居ないです。しかし、そろそろ依頼しないとなりません。其の心得を知りたくて。」
そんな彼に、簡単に不動産や預金、それに売掛の注意など喋った事を覚えて居ります。
「具体的のことならば答えやすいですが、こうした問題は先ず本でも見てある程度の知識を身に付けからで、
具体的のご質問の方が答えやすいし、貴方も解かり易いですね。」
その時に彼が自宅の問題を言ったのです。
「工場は全部担保にして居ますが自宅は担保ではないんです。この自宅だけでも守りたいですが。」
「売ったら如何ですか。そして現金で持って居るのです。」
「いや、家内がどうしても此処に住んで居たいと言うのです。」
「何をやっても詐害行為になる可能性は高いですよ。」
その時に彼は伯父から3,000万くらいを極短期でちょいちょい借りる話を耳にしたのです。
それだったら、伯父から借りて担保にしよう。丁度3,000万と自宅とは見合う。
会社で実際に3,000万が必用のときに借りれば筋も通ると云う事で、伯父から借りて抵当権設定を薦めたのです。
詐害行為と言われたら諦めよう。やる価値は有るよ。やるならば、
「知ってから2年間」と云う時効が有るから 1日も早いほうが良い、と薦めたのです。
その後も思い出したように電話が有りました。
特に問題になる様な電話は有りません。簡単明瞭に答えられる質問ばかりでした。
こんな彼が、急に今までのように電話でなく、最初から全てを見直したく、
相談したい、真に恐れ入りますが当方までご足労願えないかと云ってきたののです。
「実は、私、先生のところに電話をした頃から弁護士にも相談して居たのです。弁護士が本命です。
弁護士は頑張って業績を上げて会社を回復させるしかない。
決して自分の財産を取られまいと細工などはよしましょう。どんな様になっても破産をすれば、
全てが解決します。と言う意見です。」
自宅の事も弁護士に話しました。
「間違いなく詐害行為になります。やってはなりません。」それで終わりです。
「では売りましょうか。」と云うと、「売ったお金を全部返済に回すならば良いが、そうでない時は弁護士が
知った以上困る。」と言うのだそうです。
教えていただいた預金など、どう変えても弁護士が知れば、結局は喋るだろうから無駄に成ります。
如何に、自分を守ろうとしてもすべてが詐害行為に成るから無駄だと言われれば、破産しろと言われるのと
同じです。
そして破産してもその後の生活までは何にも教えてくれません。
「結局破産しか有りません。私は家族のためにも少しでも資産を守りたいし、弁護士と別れて改めて先生の
指示で動いてみたいです。」と云うのです。
世間はリーマンショックの後、ますますひどくなっていく最中でした。
私に最初に電話が会ったときに直ちに動いていれば、今頃は1段落を過ぎた頃で、殆どがうまくいって居たでしょう。
しかしこの2年間の間に優良企業から問題企業になって居ます。詐害行為といわれる要素が増えて居ます。
「手形切って居ないから倒産は無いよ。」会社はこのまま継続します。
自宅だけは言われたらその時と抵当権を組んで居ます。
折からの返済猶予。何とか持つと思って居ます。
それにせよ、こう
した会社の危機の時は当初の選択がいかに重要なものか思い知らされます。
私の無料相談は無駄でした。
しかし。その相談が有ったからこそ、本当のアドバイスが生きたとも思って居ます。
http://oguchi-keiei.com/postmail/postmail.html ← お問い合わせは、こちらから
電話・FAXでのお問い合わせは、
042-483-3604(10時~17時)
※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。
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後日も念を推している筈ですが、まさかまだやって無いと言うのではないでしょうね。」
「ええ、其の通りです。実は未だやってないんです。唯言われた事は覚えて居ます。何時やろうかと
悩んで居たのです。」
無料の電話相談に3-4回電話を呉れた方です。
名前すら名乗らない人の多い電話相談に珍しく礼儀正しい人でした。最初から姓名を名乗り、話も整然として居りました。
だからこそ、印象も深く、長い時は30分以上を掛けて、アドバイスをしたのを覚えて居ます。
最初の質問は差押対策でした。
「うちはまだリスケもやって居ないです。しかし、そろそろ依頼しないとなりません。其の心得を知りたくて。」
そんな彼に、簡単に不動産や預金、それに売掛の注意など喋った事を覚えて居ります。
「具体的のことならば答えやすいですが、こうした問題は先ず本でも見てある程度の知識を身に付けからで、
具体的のご質問の方が答えやすいし、貴方も解かり易いですね。」
その時に彼が自宅の問題を言ったのです。
「工場は全部担保にして居ますが自宅は担保ではないんです。この自宅だけでも守りたいですが。」
「売ったら如何ですか。そして現金で持って居るのです。」
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「何をやっても詐害行為になる可能性は高いですよ。」
その時に彼は伯父から3,000万くらいを極短期でちょいちょい借りる話を耳にしたのです。
それだったら、伯父から借りて担保にしよう。丁度3,000万と自宅とは見合う。
会社で実際に3,000万が必用のときに借りれば筋も通ると云う事で、伯父から借りて抵当権設定を薦めたのです。
詐害行為と言われたら諦めよう。やる価値は有るよ。やるならば、
「知ってから2年間」と云う時効が有るから 1日も早いほうが良い、と薦めたのです。
その後も思い出したように電話が有りました。
特に問題になる様な電話は有りません。簡単明瞭に答えられる質問ばかりでした。
こんな彼が、急に今までのように電話でなく、最初から全てを見直したく、
相談したい、真に恐れ入りますが当方までご足労願えないかと云ってきたののです。
「実は、私、先生のところに電話をした頃から弁護士にも相談して居たのです。弁護士が本命です。
弁護士は頑張って業績を上げて会社を回復させるしかない。
決して自分の財産を取られまいと細工などはよしましょう。どんな様になっても破産をすれば、
全てが解決します。と言う意見です。」
自宅の事も弁護士に話しました。
「間違いなく詐害行為になります。やってはなりません。」それで終わりです。
「では売りましょうか。」と云うと、「売ったお金を全部返済に回すならば良いが、そうでない時は弁護士が
知った以上困る。」と言うのだそうです。
教えていただいた預金など、どう変えても弁護士が知れば、結局は喋るだろうから無駄に成ります。
如何に、自分を守ろうとしてもすべてが詐害行為に成るから無駄だと言われれば、破産しろと言われるのと
同じです。
そして破産してもその後の生活までは何にも教えてくれません。
「結局破産しか有りません。私は家族のためにも少しでも資産を守りたいし、弁護士と別れて改めて先生の
指示で動いてみたいです。」と云うのです。
世間はリーマンショックの後、ますますひどくなっていく最中でした。
私に最初に電話が会ったときに直ちに動いていれば、今頃は1段落を過ぎた頃で、殆どがうまくいって居たでしょう。
しかしこの2年間の間に優良企業から問題企業になって居ます。詐害行為といわれる要素が増えて居ます。
「手形切って居ないから倒産は無いよ。」会社はこのまま継続します。
自宅だけは言われたらその時と抵当権を組んで居ます。
折からの返済猶予。何とか持つと思って居ます。
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した会社の危機の時は当初の選択がいかに重要なものか思い知らされます。
私の無料相談は無駄でした。
しかし。その相談が有ったからこそ、本当のアドバイスが生きたとも思って居ます。
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