先月行ってきた六本木ヒルズ52階の「THE SUN」。
森アーツセンターギャラリーで開催中の「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」(平成28年1月14日~3月31日)とコラボした、かわいらしいメニューが期間限定で登場中です
これは・・・靴!?オランダの木靴「クロンペン」をイメージしたパン。きゃー かわいすぎる!!!
しかも、お皿にはお花を散らしてあって、お花畑の中みたい。お味はというと、ガーリック味がきいてて、食べてもおいしいです
セットになってるのは、サラダ、シチュー(チキンのホワイトシチューとミートボールのデミソースの2種からセレクト)、パテ・ド・カンパーニュ。おかず?もしっかり。「クロンペン~オランダ木靴のパンシチュー」は、¥1944。
これは楽しいメニューでした この日は夜もありましたけど、一応、限定数があるみたいです。(40食だったかな?)
しかし、ココでイチオシなのは、なんといっても・・・
この夜景
東京タワーが目の前に!遠くにはみえるのは、スカイツリー?
一度にみたのは初めてかも。
東京タワーのずっと右手には、お台場の観覧車もみえますよ。
うわー、スゴイ。美術館にきたことはあったけど・・・カフェでも、こんな贅沢な夜景を堪能できるなんて知らなかった。
この日はりんごジュースでしたが、お酒飲みながらこの眺め・・・いいなぁ 飲みたい! アルコール+おつまみで¥1000というお得なメニューもありました
森美術館は、平日の夜も結構遅くまで開館していて便利。いい展覧会があったら、また仕事帰りによろっと♪
・・・でも、この日、観に来たのはフェルメール展ではなくて、「村上隆の五百羅漢図展」(平成27年10月31日~平成28年3月6日)。
現代アートはあまり・・・というか、ほとんど知らないのですが、村上隆のこの五百羅漢図は、東日本大震災への鎮魂の思いが込められていると知り、これはみなくては、と思いまして。
「青龍」、「白虎」、「朱雀」、「玄武」の4作からなる作品は、1枚だけで100mもある超大作群。こんなスケールの大きい作品、みたことないよ!
隙間なく描かれている聖人たち。一人として、同じ人物はありません。なんだか、泣けてきた・・・。魂にひびく作品というのは、こういうことなのかな。作品の作り方は、今と昔とでは違うけど・・・「救い」があふれでてくるような作品でした。若冲風の白鯨や、もののけ姫のシシ神をモデルにした生き物なども描かれていて、そういうところはちょっと楽しかったりします。
こちらは、「白虎」。次が「青龍」。
今回、完全版初公開の「玄武」。
そして、「朱雀」。手塚治虫の「火の鳥」をイメージしているそうです。
これだけの名作・・・知らずに見逃すところでした。
・・・出会えることができて、本当によかった。