ホテルオークラ内にあるお茶室「聴松庵」でお茶をいただいてきました。
ホテルの7階にあるんですけど、エレベータを降りると、すぐにお香の香りが。ああ、ここにお茶室があるんだ、と再認識。 打ち水した露地が続き、気分も盛り上がります。
ちゃんと待合もあって、つくばいで手と口を清めてから席入りして。立礼式ですが、お点前もしてくださいました。
お菓子は、葛さくら。今年お初です♪
こういう風に、桜の葉でまるごと包みこんでいるのは初めてみました。くっつかないし、乾燥しなくてよいのかもね。
葛はびっくりするくらい薄くて、あっさりめのこしあんがぎっしり。こんなに葛が少しの葛さくらも初めてです。うーん、さすが職人技。素人では、こうはいかない
最初にお干菓子もでたんですよ。
なでしこと水、かな。
たしか、主菓子も干菓子も、鶴屋吉信さんのものだとか。
お茶室の中も拝見させていただいました。
お花はりんどうと一休草。
この茶室は又隠庵を模したものだと説明してくださいました。
たぶん、今日の方は裏千家の方かな? それぞれの流派の方が順番?できているみたいですよ。
・・・実は、この日、わたくし、飛び入りできちゃいました。Hanakoの立ち読みで「お茶が飲める」というのをちら見したので、でかけたついてにふら~っと寄ってみたんです。和菓子さんの「お抹茶セット」的な気軽なものかと思っちゃって
が、ふら~と行くには、もったいないおもてなしで、びっくり。わたし一人のためにお茶を点ててくださり、お庭からお茶室のご説明まで・・・。そして、お見送り。大感激です。これで¥1050なんて、いいのでしょうか!?
いきなりきて、ほんと、すみません (しかも、バーゲン袋引っ下げてきて・・・)
個人での参加ももちろんO.K.なのですが、やはり事前に予約された方がいいですね。もちろん、全くの初心者の方も問題ナシです。 わたしも、説明していただきました。
あまり知られてないのか、普段は外国人の方の方が多いみたいですよ。こないだはウィーン合唱団がきていたそうです。
お稽古に通い続けるのは自信がないけど、ときどき、こういう風に背筋をのばして、しずかにお茶をいただくのはよいですね。きちんとした時間。またいってみたいな。お作法もすっかり忘れているので、次回は、ちゃんと予習してから
こちらのお茶室は、お茶会用にも貸しているようですよ。
そうそう、ロビーではちょうど七夕。
ワタシも、願いごとをしてきました。
オークラのロビー、すてき
建物は古いけど、和をイメージした洗練された空間。すごく好きな場所です。
繁華街から離れているので、ホテル利用者も限られていて館内も落ち着いています。ここにいるだけで癒されますよ。いつまでもいたくなります。
ホテルオークラ東京 HP
東京都港区虎ノ門2-10-4 03-3582-0111(代)
★聴松庵 本館7F 11:00-16:00(日祝は休み、その他貸切等でお休みアリ)