いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

日経MJ 2021年上期ヒット商品番付 敢闘賞・技能賞・話題賞

2021-07-03 10:18:20 | ヒット商品

 日経MJ 2021年上期ヒット商品番付 敢闘賞

 「遊覧飛行」

 新型コロナ拡大で海外渡航も難しいなか、ちょっとした旅行が楽しめる「遊覧飛行」が人気を集めた。日本航空(JAL)は、成田空港発着地とする遊覧ツアーを開催し、毎回高評価を得ている。

 

 日経MJ 2021年上期ヒット商品番付 技能賞

 「糖質ゼロビール」

 今年、従来の糖質を減らすとビールならではの飲み応えが低下するという観念を覆す商品が続々と販売された。「一番搾り 糖質ゼロ」は発売以来好調を持続し、3月に累計販売本数1億円を突破した。

 

 日経MJ 2021年上期ヒット商品番付 話題賞

 「クラブハウス」

 招待制の米国発音声配信SNSで、つながりがある人同士でラジオ放送のように自由に会話を楽しんだり会話を傍聴したり、さらには会話に飛び入り参加もできる。芸能人や著名経営者達がこぞって飛びついたことで話題となった。

*https://west-magazine.com/nikkeimj-2021kamiki-10983 より

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<苺> まんぷく

2021-07-03 10:13:26 | 食品

 「まんぷく」

 家庭菜園向けの品種。

 「まんぷく2号」

 通常のイチゴの1.5~2倍にもなる大きな果実をつける。

 濃赤色の美しい果実は甘みが強くてやわらかい。

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<言 葉> 夏の言葉 半夏生

2021-07-03 10:04:20 | 言葉

 「半夏生」

 2021年の半夏生は7月2日から
 夏至から数えて11日目頃からの5日間が半夏生。毎年同じではなく太陽の位置によってその日が決まるのですが、2021年の場合は7月2日から始まります。

 昔から、農作業の目安として「田植えは夏至の後、半夏生の前までに終わらせる」という言い伝えがあります。これは「半夏半作」とも呼ばれ、半夏生よりも後になると、秋の収穫量が減ってしまうとされてきました。

 心身を休める「物忌みの日」
 半夏生は「物忌みの日」とも呼ばれ、「天から毒が降る」と言われてきました。そこから、「働くことを控える」「井戸に蓋をする」「この日に収穫した野菜は食べない」などの習慣が生まれたのだとか。

 地域によって「竹林に入ってはいけない(埼玉県)」や「妖怪がうろつく(三重県)」などさまざまな話がありますが、いずれにせよ「たくさん働いた農家の人たちが、休息を取るように」という意味が込められているようです。

 また、半夏生はその直前に行われる「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」という神事とも関係している、という説があります。これは、一年の半分を健やかに過ごせたことに感謝するとともに、罪や穢れをお祓いして、残り半分も健やかに過ごせるように願うというもの。

 私の地元の神社でも、この時期になると茅の輪(ちのわ)や人形(ひとがた)が置かれるようになります。全国的にも多くの神社で神事が行われていますので、気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 「半夏」「ハンゲショウ」という名前の植物
 それはそうと、半夏生の時期に毒が降ってくるなんて、何とも恐ろしい話ですよね。この話が生まれた理由は諸説ありますが、この時期に生える「半夏」という植物にも深い関わりがあります。

 半夏とは「カラスノビシャク」とも呼ばれるサトイモ科の植物のことで、この植物に毒があることに由来しているのだとか(実際には、半夏は生薬にも使われる薬草であり、薬にも毒にもなる植物ということです)。

 さらに、少しややこしい話ですが、それとは別に「ハンゲショウ」というドクダミ科の植物もあります。名前は似ていますが、先ほどの半夏とは全く違う植物です。

 その名前の由来としては「半夏生の季節に花が咲くから」という説もありますが、「お化粧を半分だけしているように見えるから」という説もあります。たしかに眺めてみると、部分的に白く染まっていますが、残りは緑色のまま。一度見ると必ずや記憶に残る、味わい深くて興味深い植物だなぁと感じます。

 「半夏生=タコ」だけじゃない!
 さてさて。半夏生の時期になると、地元のスーパーなどではタコが並び始めるようになります。これは「タコの足のようにしっかり根付くように」という意味があり、関西地方で始まったもの。

 他にも半夏生ならではのものとして、神様への感謝と農作業の労をねぎらうという意味から、全国各地でさまざまな行事が行われています。半夏生の時期は、ちょうど麦の収穫期にあたることから、麦を使った行事も多くあります。

 ・小麦を使った「半夏生餅」を食べる(近畿地方)

 ・新麦を神様に備える(関東地方)

 ・うどんを食べる、振舞う(香川県)

 ・サバを食べる(福井県)

 ・きな粉餅を食べる(奈良県)

 半夏生は、一年の前半が過ぎて、暑い夏に向けて体調を整えたい時期でもあります。農作業に従事していない人も、この時期には休息や栄養をしっかりと確保したいですね。

 ちなみに、我が家ではハンゲショウと同じドクダミ科の「ドクダミ」を乾燥させて作った野草茶を飲んで、心身を休めています。ドクダミは昔から「体内の毒素を排出し血液をきれいにする」と言われてきた植物。乾燥させることで独特の臭いも和らぐので飲みやすく、この時期の身体にもぴったりだなぁと感じています。番茶などとブレンドしても美味しくいただけます。

 こちらがドクダミ。ハンゲショウにも少し似ています。私は庭先のドクダミを摘んで乾燥させたものを使っていますが、道の駅やオンライン通販などでも「ドクダミ茶」として販売されています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 半夏生には、リラックスする時間を
 旧暦を意識した暮らしは、気が付かないうちに溜まった疲れを癒し、心と身体を元気にしてくれる。私自身は、古くて新しい心地よい暮らし方のエッセンスがぎゅっと詰まっているように感じています。

 梅雨から夏にかけての季節の変わり目に訪れる「半夏生」。農業に携わっている人はもちろんですが、そうでない人も。ぜひ、先人の知恵にならって心身を休めて、英気を養ってみてはいかがでしょうか。

*https://intojapanwaraku.com/gourmet/105614/ より

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<日本酒> 高知 南/南酒造場

2021-07-03 09:35:16 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(高松国税局)】
 〈高知〉 南/南酒造場

 明治2年創業の蔵元で、日本三大美林の一つといわれる魚梁瀬林を背に険山を源とする清流安田川が蔵のすぐ側を流れ、酒造りに欠かせない良質の水に恵まれ、この伏流水を仕込み水として使用しています。地元では、名酒「玉の井」の名で親しまれ、尽きることのない玉のような水が井戸に湧き出すことから名付けられています。

 「南」はすべてが精米歩合60%以下の特定名称酒(大吟醸、吟醸、純米、本醸造)で造られ、香り、味をしっかりと主張しながらも、のど越し良く、キレのある飲みあきしない酒として高い人気を誇ります。

*http://sake-ml.juno.weblife.me/j-minami.html より

 

*http://sake-ml.juno.weblife.me/corner1622/detail/minami-th.html より

 (有)南酒造場 高知県安芸郡安田町安田1875

 ラインナップ

 「 南 」特別本醸造・特別純米 松山三井・特別純米 出羽燦々 など

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<伝統野菜> 秋田 大館地大根

2021-07-03 09:19:24 | 伝統野菜

 「大館地大根-おおだてじだいこん」

 【生産地】大館市、北秋田市

 【特徴】赤首、白、など系統によって形も色も異なる。

 【食味】硬い肉質で歯触りのよく、保存性の高いたくあんになる。辛みダイコンとしても活用。たくあん漬け、薬味

 【来歴】大館、北秋田地域に伝わるダイコンで地元では「かたでご」と呼ばれる。

 【時期】10月~11月。播種は8月下旬頃。10月中旬頃に収穫期を迎える。

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%e3%83%bc%e7%a7%8b%e7%94%b0/#i-25 より

 

 かたでご(大館地大根)
 11月初旬頃、大館市立花地域の家々の軒先に長さ20㎝ほどの薄紫色の大根が干され始めます。

 住民の皆さんが「かたでご」「かた大根」と呼ぶこの大根は、地元に昔から伝わってきた「地大根」で、普通の大根より硬く、短いのが特徴です。すりおろせば「からし大根」のような辛さを味わえるので、地元の人はわさび代わりに「かたでご」を使用しています。

 イカ刺し、長芋、トンブリにかけたり、白魚や醤油を入れて食べたりするのが立花地域の昔からの「かたでご」の味わい方です。

 また、「かたでご」は漬け物にすると美味しく、漬け方は家々で異なりますが、代表的なのは、米の糠を使う「こぬか漬け」と「醤油漬」です。干したスルメや昆布を刻んで南蛮漬け、または、数の子を入れて松前漬け風に漬ける家もあります。硬いので日持ちが効くため、「かたでご」は保存食としても重宝されてきました。地域に根付いてきたその「硬さ」は、地域の漬物の味のバリエーションを多彩にしています。

平成24(2012)年5月掲載

*https://common3.pref.akita.lg.jp/genkimura/village/detail.html?cid=9&vid=2&id=1486 より

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<漢字検定> 1級 四字熟語 37.回答 38.出題

2021-07-03 09:13:30 | 漢字検定

 前回の回答

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 雷霆万鈞  -らいていばんきん-他の比ではないほどの激しい勢いや力のたとえ。
「雷霆」は雷が轟くこと。
「鈞」は重さの単位のことで、「万鈞」は非常に重いこと。

 

 問2 悽愴流涕  -せいそうりゅうてい-痛々しいほどに悲しみ、涙を流す様子。
「悽愴」は見ていられないほど悲しむこと。
「流涕」は涙を流すこと。
「凄愴流涕」とも、「淒愴流涕」とも書く。

 

 問3 侈衣美食  -しいびしょく-豪華な衣装やおいしい食事のことで、ぜいたくな暮らしのこと。衣類や食べ物に、ぜいの限りを尽くすこと。

 

 問4 旌旗巻舒  -せいきけんじょ-戦いが何度も続いて起こることのたとえ。
「旌」と「旗」はどちらも旗、「巻」は巻く、「舒」は広げるという意味で、軍旗を巻いたり、広げたりするということから、戦いに明け暮れるというたとえ。

 

 問5 叱咤激励 -しったげきれい-大声で励まして、奮い立たせること。▽「叱咤」は大声で励ますこと。また、大声でしかること。「激励」は励まし、元気づけること。

 

 今回の出題

 

 次の四字熟語の読み方を答えてください。
 ※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。

 

 問1 奢侈淫佚  

 

 問2 随珠和璧  

 

 問3 千巌万壑  

 

 問4 得隴望蜀  

 

 問5 万寿無疆

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書・四字熟語辞典オンライン より

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<経産大臣指定伝統的工芸品> 兵庫 豊岡杞柳細工

2021-07-03 08:50:35 | 経済産業大臣指定伝統的工芸品

 「豊岡杞柳細工」

 Description / 特徴・産地

 豊岡杞柳細工とは?
 豊岡杞柳細工(とよおかきりゅうざいく)は兵庫県豊岡市周辺で作られている木工品です。円山川周辺に自生する「コリヤナギ」でかごを編んだことから始まったとされ、豊岡が城下町として賑わった時代に産業として確立されました。
 豊岡杞柳細工の特徴は、自然素材の優しい風合いでありながら、しなやかで強靭な柳の特性から丈夫であることです。全て職人の手で一つひとつ編まれた製品はどこか温もりに溢れ、生活に溶け込む実用的な伝統工芸品です。
編み方が豊富で、縄編みが6種類、側編み(そくあみ)が33種類、縁組(ふちぐみ)18種類あります。それらを組み合わせると様々な形を成形することができます。
 伝統的には弁当箱として使われた蓋とセットになった四角い小物入れや、深さのある丸い籠などが主に作られていましたが、最近では現代風にアレンジされたモダンなデザインの杞柳細工のバッグなども人気があります。

 History / 歴史
 豊岡杞柳細工の起源は1世紀の始め頃と言われており、西暦27年(垂仁天皇56年)に新羅(しらぎ)の王子、天日槍命(あめのひぼこのみこと)が日本に柳細工を伝えたことに端を発するとされています。円山川の荒れ地に自生する柳を使って籠などの日用品を編んだことから始まったその技術は、およそ9世紀頃には確立されていたと考えられており「但馬国産柳箱」と呼ばれる豊岡杞柳細工の作品が東大寺の正倉院に残されています。
 江戸時代に京極高盛(きょうごくたかもり)が柳の栽培と技術促進、販売強化を行って柳細工産業として発展させ、豊岡杞柳細工は全国に名を知られる工芸品となりました。
 明治時代に入ると西洋風の手提げバッグの制作され始め、大正時代には錠前をつけたバスケット型のバッグが流行し「大正バスケット」と呼ばれました。
 近年では1965年(昭和40年)頃には皇太子徳仁親王が学習院幼稚園時代にご愛用された籐豆バスケットが「ナルちゃんバック」と呼ばれ話題になり、雑貨やインテリアの分野にも広く進出しています。

*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/toyookakiryuzaiku/ より

 

 新しく生まれ変わる豊岡杞柳細工
 ひと昔前まではどこの家の押入れにもあった柳行李(やなぎごうり)。引越しや旅には欠かせないものだった。また弁当箱として重宝したのも飯行李(めしごうり)だった。こうした一世を風靡した豊岡の杞柳細工は今や忘れ去れようとしている。はたしてその将来はどうなるのか、この道40年の伝統工芸士に聞いてみた。

 
 柳の柔らかさと強さ
 「見た目はとても柔らかく、それが人を引きつけていくのでしょう。でも素材そのものは非常に固く強いのです。」と語るのは伝統工芸士の八木田昌男さん。なるほど外見は柔らかく、つやがあり、時には涼しさを感じさせるが、触ってみるとしっかりとした作りになっている。八木田さんは「素材の良さが杞柳細工の持ち味」という。そもそも杞柳とはどんなものなのだろうか。杞柳とはヤナギ科ヤナギ属の「コリヤナギ」のことである。普通の、枝が下垂している柳とは違い、水辺に生育する落葉低木である。吸湿性が高く、虫が寄りつきにくいという特性を持っている。そのため衣装箱や弁当箱の材料に使われてきた。乾燥しているときはとても固いが、水分を含むと柔らかくなり加工しやすくなる。


 手間のかかる栽培・皮むき
 需要の多いときは原料が全国から豊岡に集められ、原料に苦労することなどなかったが、今では自分たちで制作する分を栽培している。畑に植え、毎年秋刈り取り、冬越しさせ、そして春になったら、2、3本ずつ田んぼに挿す。そうすると新芽が出て、皮と茎との間に樹液が回り剥がれやすくなる。「このときだけです。簡単に剥げるのは。このとき皮をむくわけです。」と八木田さんはその微妙なタイミングを説明してくれる。また皮をむいた後も川の中できれいに洗い、ぬめりを落として、陰干しして土用をすぎてから使うとのこと。原料は太いままのものから、細く裂いたものなど準備しておく。作るときは材料を水にぬらしながら作るが、乾燥すると固くなり作業しにくくなるので、夏でも冷房をつけず作業することも多いという。とても手間のかかる仕事ではあるが、それが杞柳細工の奥の深さになっているといえる。

 時代の流れ
 戦後も買い物篭やバスケットの生産に追われ、昭和48年のオイルショックのときも需要は落ちなかった。でも昭和52~53年頃中国から大量の製品が輸入されると急激に需要が落ちた。「そのときは本当に大変でした。なかには、中国からの半製品を豊岡で加工するということもありました。粗悪品であっても安いほうが支持されましたね。」と当時を振り返る八木田さん。


 引き継がれる伝統
 需要減によってその存在意義が変わらざるをえなくなった。すなわち実用品から工芸品への転換である。本来のコリヤナギの特性がもつ価値をどのように伝えていくか。伝統を引き継ぐ人をどののように育てていくか。現在、八木田さんは初心者コースで30名、専門者コースで11名に教えている。初心者コースから専門者コースへ随時2~3名が進級されている。そこでは新しい試みがたくさん行われている。草木染め、漆染めなどである。草木染めはフキ・ツツジ・オニノゲシ・ウラジロカシ・クズなどを原料にしている。漆は今はカシューを主体にしている。形も今風にアレンジされ自由な作品が生まれている。講習生の多くは主婦の方たちであり、これまでの職人の仕事というより工芸士・作家へその質がかわっていっている。伝統工芸が、新たに市民レベルの参加をえて生まれ変わっている。再び息づいてきたのである。


 職人プロフィール

 八木田昌男 (やぎだまさお)

 大正15年(1926)生まれ。
 杞柳細工40年以上・伝統工芸士。長年にわたり県の工芸指導所の職員をされた。愛情と熱意を持って教えられているのが伝わってきます。

*https://kougeihin.jp/craft/0624/ より

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