第62期 王位戦 七番勝負 第2局
VS 豊島将之竜王
102手で藤井聡太王位の勝利!
やはり18:59終局に。
これで1勝1負に。
第3局は、21・22日に中の坊瑞苑で行われる。
ここで勝ち抜きたいところ。
第62期 王位戦 七番勝負 第2局
VS 豊島将之竜王
102手で藤井聡太王位の勝利!
やはり18:59終局に。
これで1勝1負に。
第3局は、21・22日に中の坊瑞苑で行われる。
ここで勝ち抜きたいところ。
令和3年青森ねぶた祭の開催中止について
(令和3年6月18日掲載)
本日開催いたしました青森ねぶた祭実行委員会で今夏の開催について審議を行いました結果、収束の見通しが立たない新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、本年8月2日から7日に開催を予定しておりました青森ねぶた祭の中止を決定いたしました。
コロナ禍においても祭りを開催できるよう準備を進めておりましたが、取り巻く情勢の変化により2年連続での中止という判断を下さざるを得ないことは誠に心苦しい限りであります。安全安心を最優先に考えての決定に何卒ご理解をいただき、今後ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
*https://www.nebuta.jp/ より
「けんたろう」
地元でも希少!北海道限定栽培のいちご「けんたろう」が美味しい 2016/05/16 2019/07/30
北海道のいちごのシーズンはまさにこれから!
北海道には道内でのみ栽培される、超絶美味しい道産子いちごがあります。
流通量も少ない北海道の最高級いちご「けんたろう」
内地の人で北海道の「けんたろう」を知っている人がいたら、その人はおそらく相当ないちご好きでしょう。
北海道でもまだいちごとしてメジャーな品種ではないと思います。
北海道でしか栽培することができないいちご
まだ認知度が低い理由は、流通量がとても少ないから。
北海道で品種開発の末生まれた「けんたろう」は、北海道の育成登録品種のいちごで、北海道外で栽培することができません。
収穫時期も5〜6月頃と期間が短いので本当に希少ないちごなのです。
育てるのも大変!収穫量も少ない
美味しいいちごなんだから、たくさん栽培すればいいじゃないと思うでしょう。
けれども、けんたろうは育てるのが簡単ではない品種。
その上収穫量も他のいちごの品種と比べると少ないんです。
そういった理由から地元でも珍しい、高級いちごとして知られています。
というわけで、「けんたろう」をいただきます!
たまたま、北海道に帰省中「けんたろう」を見つけたので購入しました
が!! 1パック730円!
今年購入したいちごの中で一番高い。思わず購入をためらいましたが、この機会を逃すと今年は「けんたろう」は食べられないだろうなと思い購入を決意
とても大ぶりで、真っ赤ないちご
「けんたろう」はかなり大きな実のいちごです。そして、ツヤツヤの光沢感のある赤い実の色。
「わたしが美味しくないわけないじゃないですか」という風格があります。最高級いちごのオーラです
まず強力ないちごの香りがガツンとくる
食べるとまずいちごの香りが広がります。このいちごの香りこそ「けんたろう」!!
「いちごの香りが強いですね」どころじゃない、「香りが強力!!」という表現の方が適切じゃないかってくらい強い香りです。
甘みと酸味のバランスがすばらしい!!
今まで、いちごは甘いほど良いと思っていましたが「けんたろう」を食べてその考えは間違っていたと改められました。
「けんたろう」は甘さと酸味のバランスが発明級に素晴らしいんです。
この味を文章で表現するのは難しいですが、甘さと酸味が絶妙なバランスとなるとすっごい上品な風味になるんですね。
新しい上品の世界に誘われるかんじです。
今までのいちごとは別格
北海道でしか栽培されず、流通量も少なくなかなか知名度が上がりませんが、お取り寄せしてでも食べてもらいたいいちごです。
*https://tokainocolobockle.com/eat/ichigo より
「朝曇」
「旱の朝曇」といって、暑くなる日は朝のうち靄がかかって曇ることが多い。これは陸風と海風が入れ代る早朝に、前日の強い日差しで蒸発した水蒸気が冷えるためである。こうした気象現象が明治末期から新しい季語として認められた。
*https://kigosai.sub.jp/kigo500a/254.html より
SAKE COMPETITION 2019
【純米酒部門】GOLD 第2位 宝剣 純米酒 広島夢酵母
またまた登場の「宝剣」。1位そして3位と。
*https://www.yajima-jizake.co.jp/products/detail.php?product_id=10897 より
「純米酒部門1位」の蔵元が、なぜ「苦しかった…」と語ったか? 「SAKE COMPETITION 2019」で垣間見えた日本酒作りの難しさ 2019/6/21 22:00 中山秀明
6月10日、市販酒を対象とした世界最大規模の日本酒コンペ「SAKE COMPETITION(サケコンペティション) 2019」の表彰式が開催されました。同コンペは2012年からスタートし、今年で8回目。事実上の「世界一の日本酒を決める大会」として知られています。当サイトでは、どんな銘柄が受賞したのかを伝える速報記事を掲載しましたが、今回は、各受賞蔵元の胸の内などを深掘りしてレポート。インタビューを中心に、いま一番おいしい日本酒の話をお届けします!
味のみで審査される「世界一の日本酒を決めるコンペ」
同コンペの総出品数は年々更新されており、今回も昨年(1772点)を上回る1919点が出品されました。審査部門は純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、吟醸、Super Premium、スパークリング、海外出品酒の7部門。その審査の特徴は、技術指導者、有識者、蔵元からなる審査員が、銘柄を隠した完全ブラインドで審査すること。味だけで優劣を決めるガチの勝負で、忖度はもちろん知名度なども一切関係なし。つまりは、無名の蔵が大金星を手にするジャイアントキリングも起こり得ます。ただし、今年は比較的目立った波乱はなく、むしろ超名門の蔵が実力を見せた印象。
主催者のひとりである「はせがわ酒店」の長谷川社長が「昨年は全国的に原材料となる酒米の出来が悪く(※今年の新酒は昨年収穫した酒米で造る)、作り手はとても難しかったのでは。そのぶん蔵の実力がはっきりと出た」とコメントしたことからも、センスだけでなく経験も左右したといえるでしょう。
純米吟醸部門1位の「飛露喜」、蔵元は「勝つのは難しいと思っていた」
事実、出品数が578点と最多だった純米吟醸部門のTOP3は、「飛露喜 純米吟醸」「磯自慢 純米吟醸」「作 純米吟醸」と、どれも知名度バツグンのビッグネーム。なお磯自慢酒造は80~90年代の吟醸酒ブームを盛り上げたカリスマ中のカリスマであり、「飛露喜」の廣木酒造は福島・会津の日本酒ムーブメントの立役者。そんな「飛露喜」の蔵元杜氏である、廣木(ひろき)健司さんに受賞への思いを聞きました。
同コンペの審査員も務めている廣木さんによると、今回の自社の純米吟醸は、自己採点における評価は低かっただけに、「1位は驚いた」とのこと。
「ここ4~5年のうちの純米吟醸酒は、香りや甘みが強いタイプではなくて比較的におとなしく、目立った個性はないんです。自分としては純米酒(今年は9位)に力を入れていて、もちろん純米吟醸も大切ですけど、勝つのは難しいと思っていました。それで今回、先に発表された純米酒部門で9位に入賞し、ある程度の評価をいただけて内心ほっとしていたんです。そうしたら直後の純米吟醸部門で1位というサプライズ。副賞で何をもらったか忘れるくらい驚いて…思わず頭が真っ白になりましたね」(廣木さん)
純米酒で1・3位の「宝剣」。「自分の酒」と「流行の味」とのギャップで苦しんだ日々
「飛露喜」が9位となった純米酒部門は、出品数が495点と純米吟醸部門に次ぐ激戦に。そんな純米酒部門で1位に輝いたのが、宝剣酒造の「宝剣 純米酒 レトロラベル」です。ちなみに同蔵の「宝剣 純米酒 広島夢酵母」は3位にも入賞しました。
受賞式の登壇時には「苦しかった……苦しんでよかったです」と声を詰まらせていた土井さん。その「苦しい」の意味は何だったのでしょう。
「お酒造りで、負けているのが悔しかったです。自分の酒は食中酒で、派手なお酒じゃないんですけど、そのなかで勝負ができるんじゃないか……いや、勝負できてないよな…というのがここ3~4年。それが苦しかった。そのなかでなんとか昨年は純米酒部門の10位になりましたが、信念は多少揺らぎます。酵母や麹菌を変えて流行りに寄せた方がいいのか…と思うこともありました。ただ、信念を曲げて受賞しても、自分はうれしいのか? と。それを特にこの1年考えました。すると、やっぱり、『自分本来の酒で勝負したい』と。
『苦しかった』というのはそのジレンマですね。今日も、『努力って報われるのかね…?』って奥さんに言って広島から出てきました。それがこうして結果が出て…報われましたね。しかも、今回の1位は伝統的なレトロラベル。宝剣の原点といえるこの酒が認められたことは、特にうれしいです。ブレずに頑張ってよかったな…と。自分でも上位に行くならレトロかな、と思っていて。線が細いお酒には変わりはないんですが、酒づくり、麹づくりを頑張って、細いなかでも幅が出せるようになったのかな、と。設備投資もしましたが、やっぱり麹づくりというのが一番大切なんだと強く感じました」(土井さん)
土井さんは最後に「僕は弱い人間なんで、苦しまないと頑張れない。もっともっと苦しんで、いっそううまい酒を造っていきたい」とコメント。この言葉から、今後も酒造りに人生を捧げる覚悟が見て取れました。
さて、今回、宝剣の持ち味である辛口の酒が純米酒部門の1位に。また純米吟醸部門では、廣木さんが語ったように、「おとなしさ」が好評価を得たことに注目です。日本酒のトレンドは、華やかな香りを持つ甘口から、繊細さを重視する辛口にシフトしているのかもしれません。
「作」のうまさには酵母の分析が必要不可欠
名門の上位ランクインが目立つ一方で、昨年の純米酒1位だった福島の宮泉銘醸(代表銘柄は「寫楽(しゃらく)」や「會津宮泉」)、「東洋美人」で知られる山口の澄川酒造場、「あたごのまつ」や「伯楽星」で有名な宮城の「新澤醸造店」などの実力派は10位圏外に。コンペの上位常連でも、毎年受賞できるわけではないのがわかります。そんななか、不変の強さを見せたのが「作」(ざく)で知られる清水清三郎商店(三重)です。
今年は「作 朝日米」が純米大吟醸部門の1位、「作 智」がSUPER PREMIUM部門の3位、そして同蔵の「鈴鹿川 純米吟醸」が純米吟醸で3位に。昨年は純米吟醸部門で「作 恵乃智」が1位になるほか全3銘柄がTOP10入りしましたが、いい酒造りの秘訣とは何でしょうか?
「秘訣に関しては正直わかりません。ただ、とにかく杜氏の内山と一緒に、どうやったらいい酒が造れるのかを試行錯誤しながらやっています。また、酵母の分析には力を入れていますね。酵母にどう働きかけたら、どんな酒ができるのか。逆に、この酒の味はどの状態の酵母からできたものなのか、と。米も大事ですけどね。今回純米大吟醸部門の1位を受賞した朝日米は岡山原産の古い品種です。酒米としてはあまり注目されてきませんでしたが、そのぶんこの米でいい結果を出せたのは個人的にうれしいです」(清水代表)
受賞したのは「龍」の名を冠した最高峰のお酒
今回、最後に紹介するのは入手困難酒の代表「十四代」で知られる高木顕統(あきつな)さんの声。1994年に誕生した「十四代」はいまの日本酒ブームの源流を生んだ銘柄で、それまで淡麗辛口が主流だった日本酒の流れを大きく変えました。また、蔵元(経営者)と杜氏(醸造責任者)を兼ねた蔵元杜氏の先駆けでもあります。
高木酒造は今回、720mlでの小売価格が1万円以上であるなどのエントリー資格があるSuper Premium部門で「十四代 龍泉」が1位を受賞。登壇時には「2012年、2013年に純米大吟醸部門で受賞することができましたが、それ以降は受賞できずに苦しみました。いただいた受賞トロフィーを自分の父に持って帰ることができ、少しは親孝行ができたのかなと思います」とコメント。また、個別のインタビューでは、受賞した「龍泉」について以下のように語ってくれました。
「うちは、『龍五郎』(たつごろう)という名を代々襲名する家系で、親父が十四代目の龍五郎で、僕が十五代目の龍五郎なんです。とにかく『龍』に強い思い入れがあるんですね。そして、泉はお水やお酒の意味。ですから龍泉というのは非常に特別な意味を持っていて、うちの最高峰のお酒になっています」(高木さん)
高木さんは酒の造り方に関しても言及。そもそも毎年「今年の作品です」と提案するため造り方も若干変えていくそうですが、その年の米に合わせて、酵母の配合具合や麹菌の温度のかけ方などを調整するとのこと。また、今年の米に関しては、「産地や収穫時期によってバラツキがあった」とも。たとえば有名な酒造好適米である「山田錦」は同じ10月でも初旬は硬く、寒くなる下旬は柔らかいなどの違いがあったそうです。そのなかでのSuper Premium部門1位受賞ということで、実力の高さを改めて示した形になりました。
最後に高木さんは、フードペアリングについてコメント。「日本酒はすべての料理にマッチすると思います。でも、その日本酒の地元の料理に合わせると、もっとおいしい」とも。なお、今年は「おつまみグランプリ」が同コンペで初開催され、84点の中から千葉県の「九十九里浜蛤酒蒸し」が1位を受賞しました。こちらもぜひ試してみましょう!
*https://getnavi.jp/cuisine/395976/4/ より
「おかひじき」
【産地】村山・置賜地域
【特徴】海岸に自生するアカザ科の一年草。形が海草のひじきに似ていることから「おかひじき」と称される。全国でも山形県南陽市がおかひじき発祥の地とされている。
【食味】独特のシャキシャキとした食感が楽しめる。
【来歴】江戸時代初期に最上川を利用して内陸に伝えられ南陽市で栽培されたのが始まりである。昭和50年代から首都圏市場への出荷が始まった。
【時期】旬は5月頃、ハウス物は3月下旬~11月上旬
*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%e2%80%9506-%e5%b1%b1%e5%bd%a2/#i-12 より
オカヒジキ(おかひじき):旬の時期と主な産地
■オカヒジキ(おかひじき)の特徴と産地
●アカザ科オカヒジキ属の一年草 (英)Salt-wort (仏) Salsola
オカヒジキはヒユ科(書籍によってはアカザ科とするものもある)オカヒジキ属の一年草で、日本全国の日当たりの良い海岸の砂浜や砂礫地、塩生地等に自生しています。葉の様子が海藻のヒジキに似ている事から、おかに生えるヒジキと言う意味で「おかひじき」と名付けられました。また、別名で「ミルナ(水松菜)」とも呼ばれています。これも見た目がよく似ている海藻のミル(海松)が由来のようです。
近年では天然の物は秋田や鳥取など各地でその数が減り、絶滅が危惧されている状況にあります。
オカヒジキは栽培もされており、流通している物のほとんどはこうした栽培物です。
また、イタリアの高級食材で知られるアグレッティとよく似ていて、同じアカザ科の植物ですが別属にあたるようです。
●オカヒジキは山形県の伝統野菜
オカヒジキは東北地方などでは古くから食用として自然に浜などに生えているものを採っていたようですが、栽培の始まりは江戸時代初期。庄内地方の浜で採れた種が船で最上川を上り、船着き場の砂塚村(現在の山形県南陽市)で植えられ、発祥の地となったとされています。現在も山形市と米沢市ではオカヒジキの栽培が行われ、山形県置賜(おきたま)地方の伝統野菜として扱われています。
現在では、山形県に限らず、各地で栽培されるようになり、一般のスーパーなどにも並ぶようになりました。九州では福岡県古賀市で、秋から翌春まで出荷されています。
●オカヒジキは基本的に無農薬
オカヒジキの栽培は春から晩秋にかけて数回に及び収穫されていますが、他の野菜には害虫などが付きやすいのに対し、オカヒジキには虫が付かないそうです。なので、通常栽培においては農薬を使わないのが一般的との事です。店頭に並んでいる物はほとんど無農薬栽培された物と言う事です。安心して食べられますね。
■オカヒジキが美味しくなる旬の時期
●天然物や露地栽培のオカヒジキは春が旬
4月中旬から5月にかけてですが、栽培技術が進んでおり、パック詰めされたものが通年流通しています。
●栽培されているオカヒジキの収穫時期
伝統野菜として栽培出荷されている山形県では4月から10月頃にかけて数回に分けて収穫されています。
九州の福岡県古賀市では、9月頃から始まり、翌3月頃まで収穫されています。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/okahijiki.htm より
前回の回答
次の四字熟語の読み方を答えてください。
※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。
問1 轗軻不遇 -かんかふぐう-世に受け入れられず行き悩むさま。事が思い通りにいかず行き悩み、ふさわしい地位や境遇に恵まれないさま。▽「轗軻」は道が平坦へいたんでないさま。また、事が思い通り運ばず不遇なさま。世に受け入れられず行き悩むさま。
問2 鴉雀無声 -あじゃくむせい-ひっそりとして声ひとつないこと。静まりかえっている形容。からすやすずめなど鳥の鳴き声のない意から。▽「鴉」はからす。「鴉雀声無し」と訓読する。
問3 沐浴抒溷 -もくよくじょこん-髪やからだを洗って身を清め、自らについた汚れを取り払うこと。神聖な儀式などを行うときなどに、湯あみしてからだを清めること。▽「沐浴」は湯水を使って、からだを洗い清めること。「抒溷」は汚れを取り除くこと。「抒」はすくい出す意。また、除く意。「溷」は汚れの意。
問4 井渫不食 -せいせつふしょく-すぐれた才能をもつ人物が登用されずにいることのたとえ。
「井渫」の「渫」は水の底にあるごみを取り除くという意味から、「井渫」はきれいな井戸水のこと。
「不食」は飲むためには用いないこと。
ごみなどのないきれいな井戸水があるのに、飲むための水として用いないという意味から。
「井渫えども食らわれず」とも読む。
問5 衆賢茅茹 -しゅうけんぼうじょ-知識と徳の高い賢人たちが互いに力を合わせること。
「衆賢」はたくさんの賢人。
「茅茹」は植物の茅の根が連なり絡まりあっていること。
自身だけが重用されればよいとは考えず、仲間と共にすればよい結果が得られるということ。
今回の出題
次の四字熟語の読み方を答えてください。
※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。
問1 霹靂閃電
問2 歓喜抃舞
問3 阿轆轆地
問4 銷鑠縮栗
問5 春蚓秋蛇
*漢字検定Web問題集 HP より
*goo辞書・四字熟語辞典オンライン より
「石州和紙」
Description / 特徴・産地
石州和紙とは?
石州和紙(せきしゅうわし)は、島根県の西部(石見地方)で作られている和紙です。約1300年もの長い歴史をもつ伝統工芸品です。古くは平安時代の書物にも石州の名前が記されており、奈良時代に柿本人麻呂が民に「紙漉き(かみすき)を教えた」という内容が、江戸時代の書物にも登場しています。
石州和紙の特徴は、靱皮(じんぴ)繊維が平均して10ミリほどの長さがあり、絡みやすい楮(こうぞ)の性質を生かしている点です。完成品の楮紙は折ったり揉んだりしても強く、洋紙と比較しても丈夫な構造をしています。紙肌が滑らかで柔軟なため、やさしい光沢があり、特に書道用紙に適しています。石州雁皮(がんぴ)紙は、靱皮繊維の長さが平均3ミリほどで粘着性がある雁皮を使用した和紙で、最も繊細で虫害に強く、湿った状況においても丈夫です。完成した雁皮紙は光沢があり半透明に仕上がり、書画用紙や賞状用紙、染め紙、便せんなどまで多種多様に製品化されています。
なお、石州和紙の指定要件は下記になります。
●技術・技法
1、抄紙は、次の技術又は技法によること。
①「流し漉き」又は「溜め漉き」によること、②簀は、竹製またはかや製のものを用いること、③「ねり」は、トロロアオイを用いること
2、乾燥は、「板干し」又は「鉄板乾燥」によること
●原材料
主原料は、コウゾ、ミツマタ又はガンピとすること
以上の指定要件を満たし、かつ製造産地の協同組合の検査に合格してはじめて経済産業大臣指定伝統的工芸品「石州和紙」を表示することができます。
●製品
技術・技法と原料を用いた紙もしくは、紙製品が対象になります。
単なる石州和紙は、上記の技術・技法と原料にとらわれない石見地方(石州)で、製造された紙もしくは、紙製品のことです。
History / 歴史
1798年(寛政10年)発刊の「紙漉重宝記」によると、704年~715年(慶雲元年~和銅8年)に石見の国の守護であった柿本人麻呂が民に紙漉き(かみすき)を教えたという記述があります。島根県西部の石見地方では、それから約1300年の間石州和紙が漉き続けられてきました。
江戸時代に大阪の商人は石州和紙を帳簿として使用しており、商品にとって何より大切な顧客台帳を記す和紙として利用していました。火事が起こった場合でも、顧客台帳を井戸になげこんで焼失をまぬがれ、井戸から引き揚げても紙が破れたり溶けることがなく商売が再開できたと言われています。
1969年(昭和44年)には、石州半紙技術者会が製造する「石州半紙」が国の重要無形文化財指定を受けます。
2009年(平成21年)には、ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約に基づいて、人類の無形文化遺産として「石州半紙」が登録されました。重要無形文化財「石州半紙」を含む伝統的工芸品「石州和紙」は現在も文化財修復用の特殊和紙として用いられ、1300年続く文化として若手職人に受け継がれています。
*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/sekishuwashi/ より
自然と歩調をあわせて作る、石州和紙
約1300年もの間、ここ石見(石州)地方では、手漉き和紙が漉き続けられ、守られてきた。先人たちから引き継がれた技術、技法により製造された「石州半紙」は1969年に国の重要無形文化財の指定を受けている。
品質には絶対の自信
生産の最も多い、「石州半紙」は地元で栽培された良質の楮を使用して漉かれ、微細で強靭で光沢のある和紙である。かつては大阪商人が石州半紙を帳簿に用い、火災の時は、いち早く井戸に投げ込んで保存を図ったというくらい、その品質は歴史的にも評価されている。
その石州和紙の技術、技法を今に伝える伝統工芸士、久保田保一(くぼたやすいち)さんにお話を伺った。
石州和紙作り55年の元気な職人
久保田さんは大正13年生まれ。取材の日も紙漉き場で、紙漉きをしたり、乾燥場で仕事の進行状況を確認したりと精力的に動き回っており、少しも年齢など感じさせない。
「私はね、終戦後から本格的にこの仕事を始めたんですがね、その当時からこの地でも和紙を廃業する人が多かったんですよ。でも親父の後姿をずっと見て育ってきたでしょう。これ以外に何も考えずに仕事を始めましたよ。あっという間に55年もたってしまいました。」
職人であり、師匠である父親から仕事を教えてもらう時の苦労はなかったのだろうか。その質問に対して久保田さんは、「技術的な注意は何もなかったね。和紙作りは、耳から入る知識は何にも役に立たんのですよ。だから、直接『手取り足取り』教えてもらったことは一切なかったですよ。やってみて、失敗をして、怒られて、次第に体で覚えていくもんです。だから私の息子にも同じようなやり方で指導しました。」と温かい笑顔で答えてくれた。
「この仕事は、本当に和紙が好きで、もの作りが好きじゃないと勤まらん仕事。だからガミガミ言うてもいかんのです。気長に構えて、1人か2人でも技術を守って、伝承してくれればいいと思っているんです。」
自分が命を賭けている仕事だからこそ、一生勉強
55年の間ご苦労はなかったのですか?という質問に、久保田さんは「今やから言いますが、昔は親父のやり方と自分の考え方が違ってけんかをしたこともありますよ。当時は、和紙の販売は問屋任せで、わしらみたいな製造者は市場のニーズが全くわからんかったのです。紙を作ることばかりで、市場で何が求められているか、また市場での末端価格はいくらなのか、さっぱり知らなかったんですよ。それじゃいかんと、昭和27年に個人でマーケットリサーチして、市場開拓したんですよ。当時としては攻撃的なやり方だったんで、2~3年は村八分されましたね。でも、ただ紙を作ることだけでなく、人間は死ぬまで勉強でしょう。自分が命を賭けている仕事が、流通の中でどう動いているのかなども、職人として勉強しなければいかん。向上心を忘れたら、職人はそこでおしまい。人間は誰でもそうでしょ?」と問い掛けられ、身が引き締まる思いだった。
「またこの和紙作りは、『自然と歩調を合わせて』仕事をしていくことが大切。大自然からいただいた原料の顔色を見て、配合や段取りを決めて、地元の和紙作りに最適の水にもいつも感謝しています。原料も水もすべて地元の自然の恵み。その日その日の気温、湿度によっても微妙に段取りが変わります。私は、自然の歩調に合わせて生きているんです。」と謙虚に、自分の仕事を語ってくれた。
伝統工芸士とは、伝統の技術を守り続ける職人でもあり、その分野で時代を切り開き、大自然と共存してきた人たちのことなのかもしれない。
こぼれ話
石州和紙製造における、紙漉きに使う代表的な器具とブータン王国と友好交流のご紹介をします。
1.漉き桁(すきけた)
水に強いヒノキ材を使用。漉きすを間に挟み、原料を汲みこんで、前後または左右に動かし和紙を作る道具。用途に応じて各サイズがあります。
*https://kougeihin.jp/craft/0906/ より