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<経産大臣指定伝統的工芸品> 愛知 三州鬼瓦工芸品

2021-05-26 06:50:06 | 経済産業大臣指定伝統的工芸品

 「三州鬼瓦工芸品」

 Description / 特徴・産地

 三州鬼瓦工芸品とは?
 三州鬼瓦工芸品(さんしゅうおにがわらこうげいひん)は、主に愛知県碧南市、安城市、高浜市で生産される伝統工芸品です。
 「三州」とは愛知県西三河地方の旧国名に由来する名称。この地域では瓦に適した良質な粘土が大量に採れたほか、配合粘土、釉薬、窯業機械などの関連産業も集まっていたため、瓦産業が発達しました。
 原材料の陶土には三河粘土、山土、すいひ粘土などが使われます。約1,150度の高温で焼成することにより耐久性に優れた仕上がりとなり、「いぶし銀」という独特の発色を有するのが特徴です。
 日本の伝統的な瓦としての文化は残しつつ、色、形、機能などは常に進化を続けており、現在では全国の粘土瓦生産量の約70%を占める最大産地となっています。

 History / 歴史
 三州鬼瓦工芸品 - 歴史

 西三河地方での瓦作りは、享保5年(1720年)に徳川吉宗により瓦葺きが奨励されて以降、地場産業として本格的に勃興することとなります。
 この地を流れる矢作川によって良質な粘土が猿投山から下流へと運ばれ堆積し、瓦の原料として豊富に使えたことや、海の近くという立地のおかげで海運を使って江戸に輸送できたことなどから、瓦産業は発展を遂げました。
 魔除けや厄除け、繁栄や富の象徴として屋根に飾られてきた鬼瓦ですが、時代とともにその用途も変化。床の間飾りや玄関飾りなど、日常的な装飾品や縁起物としても使われるようになりました。
 近年では国宝・重要文化財などの復元も手掛けています。

*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/sanshuonigawarakogeihin/ より

*https://kougeihin.jp/craft/0432/ より


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