「モチミノリ-もち米」
「モチミノリ」は「喜寿糯」×「関東125号」の交配組合せの後代から育成された水稲糯品種である。交配は1981年に行い、多収、良質、強稈の縞葉枯病抵抗性糯品種の育成を目標として選抜固定を図ってきた。「関東糯148号」の地方番号名で配付し、1989年に長野県で奨励品種に採用が決まり、新品種「水稲農林糯301号」として登録され、「モチミノリ」と命名された。その特性は、出穂期が「マンゲツモチ」より 4 日遅く、「喜寿糯」より 4日早い“中生の晩”に属する。草型はやや短稈・偏穂重型で、耐倒伏性が“やや強”で、収量性は高い。玄米品質・食味・糯質が優れる。縞葉枯病に抵抗性で、いもち病抵抗性は葉いもちが“中”で、穂いもちが“中”である。耐冷性はやや弱い。
*https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/archive/files/5-2.pdf より
*農研機構HP より
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