「石で手を詰める」
動きがとれない。進退きわまる。
「石に齧りついても」
どんな苦労をしてもがまんして。石にかじりついてでも。是が非でも。
「石に灸」
効き目のないことのたとえ。石に針。
「石に漱ぎ流れに枕す-いしにくちすすぎながれにまくらす」
負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁 (へ) 理屈をつけて言い逃れることのたとえ。晋 (しん) の孫楚 (そんそ) が「石に枕し流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と誤り、「石に漱ぐ」とは歯を磨くこと、「流れに枕す」とは耳を洗うことだとこじつけたという、「晋書」孫楚伝の故事による。漱石枕流 (そうせきちんりゅう) 。
「石に立つ矢」
一念を込めてやれば、どんなことでもできることをいうたとえ。漢の李広が石を虎と見誤って矢を射たところ、矢が石に立ったという「史記」李広伝の故事による。
*goo辞書 より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます