恥の上塗り

　小欄「2009/8/22　備前の国一の名水ＰＲ」で、NHKのラジオ番組に初めて投稿し、初デビューした時のことを書きました。

　オンエアは、時間の関係なのか小生のモトゲンを1/4ほどに割愛して、大輪キャスターからの20秒間の紹介で、それに対する後藤キャスターの「へぇぇ～！」の感嘆のたった一声だったので、いささか肩透かしを食った感がありました。

　ところがこのほどネット検索をしていて思いがけず、NHKラジオ第１放送「地球ラジオ」のホームページに、その折投稿した原文がそのままファイルされているのを見つけました。拙文ゆえ少々気恥ずかしいですが、記念すべき第一声なので、敢えて恥を忍んで掲載します。

　「岡山県　omotannさん　2009.8.22
岡山市の北東部に住んでいます。近所に名水と呼ばれる冷泉が2箇所あり、残暑が厳しい日中、ペットボトルやタンクを抱えた人の列が、ほとんど途切れません。ひとつは岡山市が1997年に整備した親水公園「おまちアクアガーデン」（岡山市雄町）です。この雄町の冷泉は江戸時代、岡山藩主、池田家の御用水として使われ、備前国一の名水として知られています。1985年に全国の名水百選に選ばれました。水脈は岡山三大河川の一つ旭川の伏流水です。もうひとつは、岡山市祇園の素戔鳴尊（スサノオ）神社近郊の地下から噴流した深層清流水「素戔鳴尊水」です。ここの水で入れたお茶やコーヒーはこくがあって格別、炊いたご飯は翌日になっても黄色くならない、化粧水代わりになる、ペットに飲用、噴霧してやると体臭が変化する、祭壇の花が長持ちする等々評判は上々です。 」

　同放送は国内はもとより、海外にもワールド・ワイド日本（短波）を通して、生放送されているそうで、今から思えば顔から火が出る思いがいたしております。せめてもの救いはハンドルネームだったため、知る人ぞ知ることでした。

忙中閑あり

　言い古された言葉ながら、農業とはまさに雑草との戦いである。幸いにも今年の稲作は、播種後の除草剤散布（サターン乳剤・クリンチャーバスＭＥ）が奏効したのか、日毎にノビエが枯れ稲苗の筋が立つなど順調な生育で嬉しい限りである。朝晩の田圃の見回りの足取りも軽く、これで日頃の作業疲れも吹き飛ぶ。

　あとは6月24日の田に水が入る前までの17日～20日の間に、天気を睨みながら、もう一度だけ除草剤を散布しなければならない。それまでの２週間はほっと一息つける安息期である。

　お陰なことに農作業に振り回されている間にも、我が畑の野菜や果樹たちには特段の手を取られることもなく、順調にすくすくと育っている。

　ただ庭のサクランボ、リンゴ、ブルーベリー、ザクロは受粉が十分でなかったのか花は咲いたものの、結実には至らなかった。
　ザクロの木はあるいは花芽を摘んでいる所為かとも思い、敢えて昨年の剪定を見送った。そしてリンゴは異種交配で結実することを知り、先日新品種の「ちなつ」を買ってきて傍へ植えたばかり。来年こそが楽しみだ。

　農作業が一段落した土曜の昼下がり、庭のぶどう棚の下でのささやかなランチをとった。疲れた体を癒すには一番で、何にも増してご馳走だ。


稲苗の筋が立つ田圃

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アパート一角の果樹

アパートにあるビワの木

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果樹畑のイチジクをバックにブンタン（手前）とイヨカン（右奥）

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今年もグリーンカーテンを

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下水工事を終えた裏庭を畑に

プランターのカイワレ

プリンスメロン

シロウリ

ナスとキューリ（右）

スイカ

ミョウガ

オクラ

フジリンゴ

ピオーネの花

ぶどう棚の下でランチ