てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ナイアガラ瀑布に倣う

2010-12-07 09:59:00 | 音楽
 「アルハンブラの思い出」を弾きこなしたくて、アラカンにして新堀ギター音楽院の門を叩き、途中母親の死去などのために1年間の休学を挟んで、丸1年を経た。

 村治佳織、斉藤松男、荘村清志など名ギタリストのプレーを教本に、アルハンブラの思い出マスターに向けて自己研鑽に励んで2年以上になるが、未だに中々イメージするトレモロの音が出ず試行錯誤の毎日だ。

 並行するもう一つの課題曲「愛のロマンス(禁じられた遊び)」については、中谷先生から5回~6回のレッスンの末に、このほどやっと及第点を頂き、いよいよ次回の個人レッスンから念願のアルハンブラの思い出にグレードアップすることになった。

 前回のレッスンの最後に「指の筋力不足の所為か目指すスピードまで上がらず、未だにトレモロがイメージ通りに弾けなくて・・・」と弁解しながらアルハンブラの思い出のイントロを弾いただけで、思いがけず先生から「(1年)前とはゼンゼン良いですよ!」と褒められ、少しだけ自信を取り戻した。

 三歩進んで二歩下がるではないが、遅々とした歩みながらも、日々の積み重ねこそが何時かは実を結ぶ。かのナイアガラ瀑布も一滴の水滴が集まって、やがて勇姿を表すことを思い知った。
コメント (6)
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