土用の丑の日に先駆け、昨日鹿児島県産のウナギを奮発した。稚魚(シラスウナギ)の不漁でウナギが高騰している中だけに庶民には高値の嶺であり、清水の舞台から飛び降りる心境で下した“英断”だった。
一方、同じ英断でもNHKのニュースで『三重県津市の老舗うなぎ料理店では、激減するうなぎの資源を守ろうと、かき入れ時となる土用の丑の日の27日、あえて営業を取りやめ、今後の豊漁を祈願してうなぎを放流した』と報じていた。
この将来を見据えた果敢な行動に比し、目先のことにばかり目を奪われ浅はかなわが身に、内心忸怩たる思いだった。
その代わり丑の日本番の今日は「う」のつく物を食べると身体によいといわれているので、昨年B-1グランプリで第2位を獲得した「ホルモン焼きうどん」にした。
余談ながら「ホルモン」の語源をご存知だろうか?関西弁で「捨てる物」を意味する「放る物」がなまって「ホルモン料理」となった。が、臓物料理は印象が悪いため英語の「hormone」に肖り、体力に活力を与えるイメージで名付けたという説が有力である。
ウナギの生態系はまだまだ謎が多く 解明されない部分が多くあるが、研究開発が飛躍的に向上している。
『水産庁は25日、養殖ウナギの卵をふ化させて成魚にする「完全養殖」で、稚魚のシラスウナギを年間1万匹生産できる技術を5年後に確立する方針を明らかにした。稚魚を安定供給し、ウナギ価格の高騰を抑えるのが狙いだ。最大でも年間600匹にとどまっている生産量の拡大を目指し、民間企業の参入も促す』(7月26日付山陽新聞)という福音に期待したい。
【ウナギ関連記事】
☆2005/7/28 本日、土用の丑の日
☆2007/7/26 鰻(マン)パワー
☆2009/7/19 晩御飯はウ・ナ・ギ
一方、同じ英断でもNHKのニュースで『三重県津市の老舗うなぎ料理店では、激減するうなぎの資源を守ろうと、かき入れ時となる土用の丑の日の27日、あえて営業を取りやめ、今後の豊漁を祈願してうなぎを放流した』と報じていた。
この将来を見据えた果敢な行動に比し、目先のことにばかり目を奪われ浅はかなわが身に、内心忸怩たる思いだった。
その代わり丑の日本番の今日は「う」のつく物を食べると身体によいといわれているので、昨年B-1グランプリで第2位を獲得した「ホルモン焼きうどん」にした。
余談ながら「ホルモン」の語源をご存知だろうか?関西弁で「捨てる物」を意味する「放る物」がなまって「ホルモン料理」となった。が、臓物料理は印象が悪いため英語の「hormone」に肖り、体力に活力を与えるイメージで名付けたという説が有力である。
ウナギの生態系はまだまだ謎が多く 解明されない部分が多くあるが、研究開発が飛躍的に向上している。
『水産庁は25日、養殖ウナギの卵をふ化させて成魚にする「完全養殖」で、稚魚のシラスウナギを年間1万匹生産できる技術を5年後に確立する方針を明らかにした。稚魚を安定供給し、ウナギ価格の高騰を抑えるのが狙いだ。最大でも年間600匹にとどまっている生産量の拡大を目指し、民間企業の参入も促す』(7月26日付山陽新聞)という福音に期待したい。
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