2022年4月7日 15:50 南河内郡河南町弘川 弘川寺
南朝の忠臣 弘川城城主の隅屋與市正高(すやよいちまさたか)ゆかりの隅屋桜。
今年のさくら便りの最後の発信になります。ここは標高190m。よって一番最後に行きました。
吉野なら4月下旬まで大丈夫ですが、南河内のさくらの名所ではここが一番遅いのではないかと思います。
このあと長野公園にも行ったのですが、ほとんど散ってしまい、ブログにアップできませんでした。
「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月(もちづき)のころ」
さくらをこよなく好んだ西行法師が終焉の地に選んだ弘川寺だけあって、さくらとともに春を迎える感じです。
うしろの桜山(標高200m)に登ると、手前に「さくら坂」の住宅地、中ほどにPLの大平和祈念塔、遠くに北野田の高層マンション群がみえます。
「さくら坂」の住宅地にも桜がいっぱい。「さくら」坂にある町立の小学校の名も「かなん桜小学校」です。
夕陽に照らされた大阪湾には、行きかう船がシルエットで映し出されます。
山際に浮かぶピンクのはなやかさ。
時に静けさを破る春風に、空を舞うさくらの花。
よくご覧ください。雪のように空いっぱいに舞い上がります。
突然の花しぐれの後は山村の静けさが戻ります。
桜山からみた、谷筋の畑。
自生している山桜。
最後に満開の八重のしだれ桜。
今年最後のさくら便り。
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撮影:2022年4月7日
2022年4月11日(HN:アブラコウモリH )
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