2024年6月1日 13:23 藤井寺市小山4丁目7-9 小山産土(こやまうぶすな)神社
創建年は不詳ですが、室町時代にまで溯れるようです。神宮寺に隣接する清圓寺があります。主祭神は素戔鳴命(すさのおのみこと=牛頭天王)で、境内社に金刀比羅社と稲荷社があります。
太神宮 常夜燈
大坂街道(古市街道)沿いにあり、太神宮灯籠や道標、昔からの古い建物も残っている界隈です。すこし南の三叉路でこの大坂街道と長尾街道が合流します。
慶応三年の道標
この大坂街道と長尾街道が合流する三叉路にあります。伊勢講と金毘羅講により村内安全も祈願して建之されました。
下側が埋まっていますが、「右ハいせ/道明寺/藤井寺」と記銘されているようです。
頭頂部に十字形のきざみがあり、上に木製の火袋と傘があったと思われます。
厨子二階の伝統的建造物
拝殿
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よく見ると天井にたくさんの絵馬が飾られています。
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いろんな絵馬が飾られています。確認できる最古の絵馬は1719年に奉納されたものだそうです。
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天井のほとんどが隠れるくらいたくさん飾られています。
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嘉永七年(1854)の棟札
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百人一首の図柄のような絵馬もあります。
〈画面をクリックすると拡大します〉 これは七福神。
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西南の役 官軍の進撃図。明治十年(1877)奉納。
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牛若丸と弁慶。明治十五年(1882)奉納。
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加藤清正 虎退治。
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これも加藤清正 虎退治。天保十年(1839)奉納。
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一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき) 浄瑠璃 時代物。
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拝殿脇に2つの神輿。
元禄期の古い灯籠が残ります。
このような古い献灯が多く残るのは珍しいです。
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写真撮影:2024年6月1日
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