富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉ありがとう、金剛バス

2024年12月09日 | 鉄道・バス

今までの中から印象的であったものを2週間ほどリバイバルします。

原本:2023年12月20日

2023年12月20日 6:09 ついに金剛バスが今日、その百年近い歴史を閉じます。

 

6:15 早朝の富田林駅南出口の金剛バス・ターミナルより、始発の次の「さくら坂循環」が発車。(始発便は寝過ごした。)

 

12:46 お昼のバスターミナル 

富田林駅のシンボル「楠氏遺跡里程標」(明治34年建之)とともに。

 

13:05 近鉄電車の到着時間に合わせて同時発車の「北大伴」行と「千早ロープウェイ前」行。

今は最大3連続同時発車しか見れませんが、ダイヤ改正前はなんと5連続同時発車がを見ることができました。

 

名残を惜しむ多くの地元の方やファン。そして報道陣。

 

多くのファンに送られて。

 

2連続発車で出発します。

 

21:12

そして最後の夜。最終便の4本前が到着。

 

21:23 そして最終便に乗るために、「堺筋」バス停に徒歩で移動。

 

「堺筋」バス停はなんと1日に109台のバスが発着する、金剛バスで最多発着数を誇るバス停です。しかもすべてのバスが「富田林駅前」行きです。

また道の向こうは各方面に向かうバス停がありますので、ここのバス停は往路・復路で200台のバスが行き来します。

 

これから最終便の21:33着のバスがやってきます。

 

21:29 最終の2本前のバスがやってきました。

 

21:38 「東阪(あずまざか)」より最終のバス。百年の歴史の最終バスです。

後で聞いた話ですが、「甘南備」発にバスが、到着時に住民による「お別れ」の祝福を受け、花束贈呈などで出発が遅れ、最後の最後のバスの順番が入替ったようです。

21:33到着の「東阪」発最終バスが先に到着し、21:30「甘南備」発のバスが最後の到着になったようです。

 

このバスに乗車。お別れの花束。

 

終点は「富田林駅前」。

 

運転手さんも感慨深いものがあると思います。

 

21:41 終点に到着。

 

もうどこにも行きません。

 

最終便の「回送」バス。

 

21:52 そのバスが中野の車庫に回送されます。

 

多くの人に見送られて...

 

21:53 最後の見送り。

68年間お世話になった私には感慨深いものがあります。

 

「ありがとう、金剛バス。」

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撮影:2023年12月20日

2023年12月20日(HN:アブラコウモリH )

 

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