2021年10月2日、奥の谷の「河内ふるさとのみち」にはみ出ている巨木(直径50㎝以上)コナラの枯れ枝が度々農道に落下しておりました。散策路に通行人にも安心して散策していただくため、また、「生き物池の柵」の保護のために、巨木を伐採することになりました。自然を守る会では、人工林の間伐等を行っており、このコナラの木ぐらい外見では、簡単に伐採出来ると思っていたが、実際に巨木の場所、幹の太さ、立木の方向、木を倒す方向等、素人では非常に難題で有った。何とか無事に伐採出来ました。伐採してからあらためて巨木の大きさに驚きました。その状況の一部を紹介いたします。 2021.10.01~02 撮影
場所は、生き物池の西側山すそ2m位の急傾斜、幹の太さ約50㎝、高さ10m位はあるかな、倒す方向は東側の河内ふるさとのみち、柵、生き物池の方向には、絶対に倒せない。山側の登り坂方向にしか倒す方向がありませんでした。
ジャッキアップ出来るワイヤーロープを二本使い、山側登り坂方向に一本、東側(農道、生き物池)に倒れないように、山側に一本引っ張る様に設置。
チエンソーを使うのも、足場を確保するのも難しく山側からは巨木の根元を足場にして受口(倒す方向)、道側ははしごを山の急斜面に掛けて追口の切込を入れたが、巨木のために、チエンソーの刃が届かず左右からチエンソーを立てて芯切の状態(チエンソーの刃を突き刺す様にして切る)で切込んだ。
倒木の処理,チエンソーが二台も切り口に挟まり、身動きが取れなっかった。(玉切りの失敗)
適当に玉切りしたが、巨木は一人ではビクともしない。
何とか思っていた方向に、巨木も倒木伐採いたしました。あらっためて巨木にビックリしました。
これで、枯れ枝の落木や、竹柵の崩壊も心配なく、安心して散策していただけます。
大変な経験をいたしましたが、最後まで見ていただきありがとうございました。 2021.10.05kusu
〈追伸〉
2021年7月31日開催の「とんだばやし観光会」第2回自然環境保全活動が終了し、帰り道にとぼとぼ歩いていると、この木に(クヌギと思っていましたが、コナラでしたんですね。)タマムシが2匹いましたよ。
幹が一部腐りかけていて、室になっていましたね。
しかたないけど、タマムシも残念がっていると思います。
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