〈リバイバル・アーカイブス〉2023.11.6~11.20
原本:2022年11月23日
2022年11月17日 14:26 河内長野市神ガ丘 薬樹山 延命寺
地蔵寺の次に紅葉が早い延命寺。平日でも多くの参拝者で賑わいます。
苔むした緑と白い外壁、色付いたもみじの対比が美しい。
もみじは色変わりの途中で、色付きに変化があって、そこがまたきれいです。
色合いが鮮やかで人気の前庭。
いろんな年齢層の方が来られています。
薬樹山 延命寺は真言宗 御室派の寺院。平安時代の弘仁年間(810~824)弘法大師が石仏を刻んで本尊としたのが始まりとされています。
江戸前期の寛永16年(1639)に、この地に生まれた浄厳大和尚(じょうごんだいわじょう)が伽羅山延命寺に寺号を改め中興しました。延宝5年(1677)、薬樹山延命寺に寺号を改め、本尊も如意輪観音に改められました。
弘法大師のゆかりのお寺で、小学校の時だと思いますが、遠足で訪れた記憶があります。
特産の南天と紅葉。
珍しい切妻、妻入りの建物。
これからは赤の深みが増します。
境内の向こうは深い谷川(石見川支流)で写真の反対側から山の稜線が続きます。
赤・黄・緑と重なり綾錦のような美しさ。
夕照(ゆうばえ)もみじ 府天然記念物
樹齢が800年~1000年と伝えられ弘法大師のお手植えとされるもみじです。
樹高が9m、幹回り5mのふた別れになっていて、根元に室があります。
いかにも老木といった感じですが、樹勢はいまだにしっかりしています。
府営長野公園 延命寺地区 観音様がたくさんおられます。
落ち着いた感じの蓮池。
11月になるとまずイチョウが黄葉し、葉を落とした後にもみじが紅葉します。
真っ赤に色付いたもみじ。
太陽が傾くとその影が大地に根を張ります。
府営長野公園 延命寺地区の紅葉
かなりしんどいですが、蓮池から急な遊歩層を登って行くと、10分くらいで一番高い所に出ます。
ここまで登ってこられる方は少ないのですが、ここの紅葉もきれいです。
南天の紅葉にはまだ早いようです。
写真撮影:2022年11月17日
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