2016.11.17.7:44 南河内郡 河南町 弘川 弘川寺
役行者ゆかりの大和葛城山の西麓、谷あいにある弘川の里。今日の気温は5℃(7:30現在)でした。
開基は役行者。
南北朝や戦国期に戦乱で焼失しましたが、みごとに復興しています。
まだちょっと早いと知りつつも、毎年のんびりしていて、出遅れていますので、今年は弘川寺から紅葉めぐりをすることにしました。
山全体が真っ赤というわけには行きませんが、ところどころ気の早いもみじが目を楽しませてくれます。
やはり少し早かったようですが、部分部分色付いていて、色変わりする前の緑とのコントラストがきれいです。
あと、数日か一週間もすれば、更なる彩を見せることでしょう。
もみじは、その時期、時期においてそれぞれのうつくしさがありますね...
本堂からの坂を登っていくと、順に西行堂→似雲墳・西行墳、歌碑→周遊路・西行桜山があります。
特に周遊路は景色にも変化があり、歩く人の目を楽しませてくれます。
11月なのにヤマツツジやアザミがまだ咲いていて、気の早い桜は散っていました。
平安期の終わりに、歌人 西行法師がこの寺を訪れ、庵を結び、この地で入寂したのはよく知られています。
西行法師は、この自然と山里に親しんだことでしょう。
訪ね来つる宿は 木の葉に埋もれて 煙を立つる 弘川の里
西行
落ち着いたたたずまいが人気です。
多い時は身動きが取れないほど込み合いますが、朝早くなら村の方が散歩されている程度です。
周遊路の奥、右に折れたところに「西行庵趾」があります。
その途中、突然視界が開けます。
切り株の室からいでし、もみじ
駐車場は3カ所に無料駐車場が整備されていますが、ピークは込み合いますのでご注意ください。
関連記事:弘川寺の紅葉 2013.11.28.
今年の紅葉: 紅葉は花水木から 2016.11.13.~14.
2016.11月18日 (HN:アブラコウモリH )
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