アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「ゲイ」は、国民的興味か?  還暦パパの困惑

2008年06月25日 | Weblog
 「ALLGAYS 二丁目の夕日」…え!何コレ?
 「ALWAYS三丁目の夕日」じゃないの?

 映画、「ALWAYS三丁目の夕日」「続ALWAYS三丁目の夕日」おもしろかったです。昭和33年(1958年)の東京の下町を舞台とし、夕日町三丁目に暮らす人々の温かな交流を描いております。茶川竜之介が、もう少しで芥川賞を受賞するところで・・・惜しかったですぅ。
 人間の交流もほのぼのと温かくいいのですが、建設中の東京タワーや上野駅、蒸気機関車(C62)、東京都電など当時の東京の街並みをミニチュアとVFX(CG)で再現しており、「ノスタルジア」を感じました。興行では、2005年に200万人超を動員。最終興行収入が、32.3億円だそうで・・・。「ALWAYS続三丁目の夕日」は、なんと、370万人動員!国民的な人気映画になったということでしょうかねえ。
 レンタルDVDショップで、「ALLDAYS 二丁目の朝日」というタイトルの映画を発見。「なんだこれ?パクリダ!パクリダ!」でも気になる!借りて見てしまいました。「まだ見てないよ、内容も知らないよ!」と、いう方、悪いことは言いません、見る必要なし。
 「ALWAYS 三丁目の夕日のゲイ版映画」という評もあるようですが、とんでもない。「三丁目の夕日」に失礼です。

 「ALLDAYS 二丁目の朝日」は、新宿2丁目が舞台。時代設定は、昭和30年代後半。
 還暦パパが学生だった頃(40年ほど前)、新宿歌舞伎町、新宿2丁目、新宿3丁目界隈へはよく行ってました。夜遅くなると、暴力団の皆さんが御出勤されるので、トラブルに巻き込まれることがありますが、午後11時頃までなら平気でした。それが、今の歌舞伎町ときたら、午前中に家内と歩いていたら…午前中にデスよ!明らかにその筋と思われる中年男に睨みつけられていちゃもんをつけられそうになりましたよ。危ない街になってしまいました。善良な市民に対してですよ。還暦パパと知っての狼藉でしょうかねえ!?知るわけないね。
 歌舞伎町を歩いていると、いつの間にか新宿2丁目に出ます。ゲイ(当時は、ゲイという言葉はまだ出回っておらず、ホモとかオカマでした)のメッカって感じの所でした。もうとっくになくなっているでしょうが、2丁目だったか3丁目だったかに「ジェイルハ○ス」という、店があって何度か行きました。友達にその店の常連がいて、連れていかれたのですが・・・今考えると?「ALLDAYS 二丁目の朝日」系列だったかもしれません。
 還暦パパは、ゲイ・ホモ・オカマ…同じ人間ですから差別はしませんが・・・生理的に受けつけないです。ただ…日本人でその分野に興味を持つ人が増えているのかなあと思っています。なぜかって?
1 テレビに、その分野の人がよく出演している→華道の師匠、漫画家、カバチャン(そのまんまだね)、元バレーボールの選手、双子でその道の兄弟(早い話がおすぎとピーコ)・・・。その昔は、「シスターボーイ」という言葉がありまして、決して名誉なことではなかったデス。今や、男が女性のような語り口と仕草で、いわゆるシスターボーイが、テレビ出演している!しかも堂々と!何なんだコレは!
2 還暦パパブログで、人気ナンバー2だったのが、「タイのニューハーフ事情」閲覧者数が、100人を超えました。このブログ、「還暦」を冠しているので、その段階で閲覧者がグ~ンと減るでしょう。しかしbut! それを見越して、まあ今流行の言葉で言うと差別化ですかね。ニューハーフの時の、閲覧者100人超は、びっくりする数字でした。人気ナンバーワンの時のテーマは何だったかって?「150兆円の運用」でした。つまり、現代人の興味は、「ニューハーフ関係とお金関係」ということに決定いたします。

 「ALWAYS三丁目の夕日」、「ALLDAYS 二丁目の朝日」・・・さらに、パロディイラスト「ALLGAYS 二丁目の夕日」が密かに人気のようです。映画とイラストですから比較はできませんが、「ALLDAYS 二丁目の朝日」より、こちらの方が…瞬時に笑えます!イラスト(ポスター)の左上には、「ホモとオカマとレズしかいなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう」と書いてあります。異議あり!当時だって、還暦パパを筆頭にして、普通の人はいましたから!
 ALLGAYSの出演者(?)は、フレディー・マーキュリー、おすぎ、ピーコ、故水野晴朗、槇原敬之、保毛田保毛男、川合俊一、レイザーラモンHG。ここまで書くと見てない人は見たいですね。「ALLGAYS 二丁目の夕日」で検索すると見られるかと。