還暦パパ怒ってしまいました まだ、アメリカのマネをするんですか?
家族で、プリンスエドワード島へ行ったことがありました。通称、PEアイランド。御存知「赤毛のアン」の島です。夜の9時近くになり、そろそろ宿に入ろうと、モーテルを見つけて部屋はないかと尋ねたところ・・・「あいにくウチは、満室ですよ。ところであんたら、子どもを連れて、こんな夜更けにモーテル探しかね・・・・!」とフランス語で、叱られました。そして、モーテルの連絡網で、空室があるモーテルを見つけて予約してくれました。その夜は、ベッドに寝られて良かったねと、眠りにつきました。そして翌朝、部屋の時計が一時間進んでいる。あ!こっちの時計も一時間進んでいる!
PEアイランドは、東海岸時間から時差がプラス1時間だったのです。それで、昨夜、モーテルの親切な女主人が、「子どもを連れて、こんな夜更けに・・・」と、言った意味が分かりました。夜の9時近くだと思っていたのが、実は10時近くだったのでした。カナダでなくても子どもを寝せていなければならない時間だったのです。日本の場合、納沙布岬も波照間島も時差なしですから、「時差」を意識する必要は全くないのですがね。
アメリカ暮らしで注意しなければならなかったのは、サマータイムでした。正確には、デイライト・セービング・タイム(daylight saving time:DST)。DSTが始まると、時計の針を1時間進めなければなりません。そのころの夕刻は、判で押したようにあちこちの家でバーベキューをします。バーベキューに招かれた時など、時間を何度も確認しなければ、1時間早く行ったり、遅く行ったりというトラブルが起こります。こちらは、DSTの時計になっていても、ホストファミリーの時計が、そうではない場合がありますから。飛行機の時間も十分注意しなければ…。出発地の州と到着地の州で、DSTを行っているかいないかによって、大きな問題が起こります。
daylight saving time…夏の間、太陽の出ている時間帯を有効に利用する目的で、時刻を1時間早めて、それに合わせた生活を送る。明るいうちに仕事をして、夜は早く寝るようになるから…そうかなあ…結果的に省エネルギーにつながるというわけです。緯度が高く夏の日照時間が長い欧米諸国では一般化した制度です。オーストラリアでも実施しています。呼び方は、アメリカ合衆国では、「daylight saving time」ですが、欧州、オーストラリアでは、「summer time」です。
日本のサマータイム
日本でも、サマータイムが導入されたことがあります。還暦パパは、生まれたばかりで記憶がありませんが、1948年5月から導入されました。しかしbut! 反対の声が多く、廃止されました。4年間しか続きませんでした。
北海道サマータイム!?
近年、地球温暖化対策の一環として、サマータイムの導入が再検討されてきています。そこで北海道…高緯度である北海道の夏は日中時間が日本一長い。北海道全域を日本標準時より1~2時間早めることによって明るい時間
を有効に利用しようというわけ。「北海道サマータイム特区構想(最終的には北海道全域に限り4月第1日曜日から9月最終日曜日までの期間、1~2時間時計を進めるというもの)」と名付けられ、実験的に一部で実施されています。
ところがコレが評判悪い!根本は、試行段階の今、時計の針は動かさない・・・つまり、試行している会社は、8時始まり、試行していない会社は9時始まり・・・というだけ。始業時と終業時にそれぞれ1時間の差、合計2時間、他社へ電話しても、「誰も電話にデンワ(古いかな?でももう書いちゃったから)」と言うことが起こり、うまく行かない。当然ですよ!こういうことは、部分が実施してもダメ、北海道全体でもダメ。日本全国で、きちんと時計の針を動かして行わなければ!!
還暦パパは、文句あるぞ!「日本人は、マネは上手いが独創性がない」戦後ずっと言われてきているフレーズです。戦後60数年経った今もそうなのです。
サマータイムだって、温暖化対策とか省エネという民衆主義の先端を行く理屈付けは立派だが、所詮欧米のマネ。うわべだけマネするから、北海道サマータイムのように、「喜ぶ人が皆無」の状態になる。
「スパイクタイヤの禁止」コレもマネ。アメリカ合衆国は、スパイクタイヤ禁止ですが、「道路は乾燥した状態に保つ」という法律があってのスパイクタイヤ禁止。そのため、道路の除雪が間に合わないときは、法律違反になるので当然通行止め。スクールバスも動かないので、学校は臨時休校。そのため、ラジオでは、「臨時休校ニュース」を、他番組に優先して流します。そこまで徹底してのスパイクタイヤ禁止。日本は、禁止だけまねて、道路は、圧雪・アイスバーンの非常に危険な状態。冬の交通事故発生は、20%上昇。当たり前だ!「安全な道路にしますから、スパイクタイヤを止めてね」と、すべきだったでしょ!外側は欧米並み。中身は空っぽ!被害者はだれ?稚拙な法律の被害者は決まって善良な小市民なのです。還暦パパは怒ってるんだぞ!
学校週5日制だって、大急ぎで導入して、今になって授業時数の確保だ、土曜日も授業だと騒いでいる。そもそも、アメリカ合衆国の場合、宗教上、日曜日を安息日とするから、土曜・日曜がお休み。そんなことお構いなしで、単にうわべだけマネして、「週5日制」だもんね。
中教審だって、教育再生会議(この会議、今も生きているのかなあ?ヤンキー先生が議員になったり…多額の税金を使って、何か日本の役に立ってるのか!)「新たな取組み」として出されてくるのは、すべてアメリカのマネですよ。還暦パパ、このあたりかなり詳しいですから!アメリカで30年も前に行っていたことを、いかにも「名案だぞ!すごいぞ~」と答申してくる。日本の教育の実態を知らない人が机の上で論じて、窮余の策としてアメリカのマネを持ち出すとしか思えません。私を中教審のメンバーに入れてよ!交通費は自分持ち、時給は、1,000円でOK。税金の無駄使いなしで、しかもよく働くよ~!
あ~あ、サマータイムの話のはずが、中教審のメンバーに自薦してしまった・・・。
家族で、プリンスエドワード島へ行ったことがありました。通称、PEアイランド。御存知「赤毛のアン」の島です。夜の9時近くになり、そろそろ宿に入ろうと、モーテルを見つけて部屋はないかと尋ねたところ・・・「あいにくウチは、満室ですよ。ところであんたら、子どもを連れて、こんな夜更けにモーテル探しかね・・・・!」とフランス語で、叱られました。そして、モーテルの連絡網で、空室があるモーテルを見つけて予約してくれました。その夜は、ベッドに寝られて良かったねと、眠りにつきました。そして翌朝、部屋の時計が一時間進んでいる。あ!こっちの時計も一時間進んでいる!
PEアイランドは、東海岸時間から時差がプラス1時間だったのです。それで、昨夜、モーテルの親切な女主人が、「子どもを連れて、こんな夜更けに・・・」と、言った意味が分かりました。夜の9時近くだと思っていたのが、実は10時近くだったのでした。カナダでなくても子どもを寝せていなければならない時間だったのです。日本の場合、納沙布岬も波照間島も時差なしですから、「時差」を意識する必要は全くないのですがね。
アメリカ暮らしで注意しなければならなかったのは、サマータイムでした。正確には、デイライト・セービング・タイム(daylight saving time:DST)。DSTが始まると、時計の針を1時間進めなければなりません。そのころの夕刻は、判で押したようにあちこちの家でバーベキューをします。バーベキューに招かれた時など、時間を何度も確認しなければ、1時間早く行ったり、遅く行ったりというトラブルが起こります。こちらは、DSTの時計になっていても、ホストファミリーの時計が、そうではない場合がありますから。飛行機の時間も十分注意しなければ…。出発地の州と到着地の州で、DSTを行っているかいないかによって、大きな問題が起こります。
daylight saving time…夏の間、太陽の出ている時間帯を有効に利用する目的で、時刻を1時間早めて、それに合わせた生活を送る。明るいうちに仕事をして、夜は早く寝るようになるから…そうかなあ…結果的に省エネルギーにつながるというわけです。緯度が高く夏の日照時間が長い欧米諸国では一般化した制度です。オーストラリアでも実施しています。呼び方は、アメリカ合衆国では、「daylight saving time」ですが、欧州、オーストラリアでは、「summer time」です。
日本のサマータイム
日本でも、サマータイムが導入されたことがあります。還暦パパは、生まれたばかりで記憶がありませんが、1948年5月から導入されました。しかしbut! 反対の声が多く、廃止されました。4年間しか続きませんでした。
北海道サマータイム!?
近年、地球温暖化対策の一環として、サマータイムの導入が再検討されてきています。そこで北海道…高緯度である北海道の夏は日中時間が日本一長い。北海道全域を日本標準時より1~2時間早めることによって明るい時間
を有効に利用しようというわけ。「北海道サマータイム特区構想(最終的には北海道全域に限り4月第1日曜日から9月最終日曜日までの期間、1~2時間時計を進めるというもの)」と名付けられ、実験的に一部で実施されています。
ところがコレが評判悪い!根本は、試行段階の今、時計の針は動かさない・・・つまり、試行している会社は、8時始まり、試行していない会社は9時始まり・・・というだけ。始業時と終業時にそれぞれ1時間の差、合計2時間、他社へ電話しても、「誰も電話にデンワ(古いかな?でももう書いちゃったから)」と言うことが起こり、うまく行かない。当然ですよ!こういうことは、部分が実施してもダメ、北海道全体でもダメ。日本全国で、きちんと時計の針を動かして行わなければ!!
還暦パパは、文句あるぞ!「日本人は、マネは上手いが独創性がない」戦後ずっと言われてきているフレーズです。戦後60数年経った今もそうなのです。
サマータイムだって、温暖化対策とか省エネという民衆主義の先端を行く理屈付けは立派だが、所詮欧米のマネ。うわべだけマネするから、北海道サマータイムのように、「喜ぶ人が皆無」の状態になる。
「スパイクタイヤの禁止」コレもマネ。アメリカ合衆国は、スパイクタイヤ禁止ですが、「道路は乾燥した状態に保つ」という法律があってのスパイクタイヤ禁止。そのため、道路の除雪が間に合わないときは、法律違反になるので当然通行止め。スクールバスも動かないので、学校は臨時休校。そのため、ラジオでは、「臨時休校ニュース」を、他番組に優先して流します。そこまで徹底してのスパイクタイヤ禁止。日本は、禁止だけまねて、道路は、圧雪・アイスバーンの非常に危険な状態。冬の交通事故発生は、20%上昇。当たり前だ!「安全な道路にしますから、スパイクタイヤを止めてね」と、すべきだったでしょ!外側は欧米並み。中身は空っぽ!被害者はだれ?稚拙な法律の被害者は決まって善良な小市民なのです。還暦パパは怒ってるんだぞ!
学校週5日制だって、大急ぎで導入して、今になって授業時数の確保だ、土曜日も授業だと騒いでいる。そもそも、アメリカ合衆国の場合、宗教上、日曜日を安息日とするから、土曜・日曜がお休み。そんなことお構いなしで、単にうわべだけマネして、「週5日制」だもんね。
中教審だって、教育再生会議(この会議、今も生きているのかなあ?ヤンキー先生が議員になったり…多額の税金を使って、何か日本の役に立ってるのか!)「新たな取組み」として出されてくるのは、すべてアメリカのマネですよ。還暦パパ、このあたりかなり詳しいですから!アメリカで30年も前に行っていたことを、いかにも「名案だぞ!すごいぞ~」と答申してくる。日本の教育の実態を知らない人が机の上で論じて、窮余の策としてアメリカのマネを持ち出すとしか思えません。私を中教審のメンバーに入れてよ!交通費は自分持ち、時給は、1,000円でOK。税金の無駄使いなしで、しかもよく働くよ~!
あ~あ、サマータイムの話のはずが、中教審のメンバーに自薦してしまった・・・。