五輪マラソン必勝法・・・ 還暦パパの名案
北京五輪が近づき、様々な問題点が浮上。都度、中国五輪関係機関へ改善の要望をしているようですが、何しろ相手は大国中国・・・。
マラソン関係者が頭を痛めているのは、トイレ問題と、スペシャルドリンク問題。トイレは、スタート地点にバスを改造したものが一カ所・・・本番には増えるでしょうが、まあ、保証はないです。トイレの方は、間に合わなければ、「恥ずかしい」とか言っていられないので、たれながししてもレースは出来ます。それで失格にはならないでしょう。
その昔、フランク・ショーターと言うアメリカの選手が日本でのマラソンの最中、橋の下で用を足しました。そのときも、「コースから外れたので失格」とはなりませんでした。ドイツのペーターという選手は、腹具合が悪く、走りながら・・・ゴールインした選手の肩にタオルをかけに走り寄った係の女の子が、びっくりして後ずさりしました。ペーター選手、白いランニングパンツでしたのでよけい…。
そういうわけで、トイレ問題は解決!
最大の問題が、「給水」。まず、うんちくから・・・
「給水」は、大会側が用意する、オフィシャルドリンクのほか、大きな大会ではスペシャルドリンクが許されています。五輪はもちろん許されておりますが、規定があります。オフィシャルドリンクは、単純に「水」です。メダルをねらう選手クラスになると、水より、走る力になる飲料をスペシャルドリンクとして用意します。
スペシャルドリンクの基本は、
1 5kmは、水と電解質を補給。糖はなくてもよい
2 10~30km 徐々に糖を増やす
3 20~30km 水、電解質、糖をバンバン摂取する
注意として、浸透圧、カロリーが高すぎると胃にたまるので、濃すぎる糖は腹痛の原因になる。そのあたりの調整が難しい。(←このことも一応書いておかなければ。クレームが来ないようにね)
スペシャルドリンクに何が問題なのか?水、電解質、糖は、問題なし。問題は、「冷たいか、ぬるいか」なのです。
「冷たいドリンクで、体温を下げることが重要なカギ」このフレーズは、大多数のマラソン関係者が口にしています。
マラソンの場合、スペシャルドリンクは、大会側へ提出しなければなりません。そこが勝負の分かれ目。冷やしたものを提出しても、飲むまでに気温で温まってしまうと失敗。
アテネオリンピックでは、野口みずき選手が金メダルでした。このときのスペシャルドリンクは、特製の給水用魔法瓶に入れた。そのため、冷たい飲み物を摂取でき体温を下げられた。いいんじゃないの。北京でも、魔法瓶給水で金メダルを!
そうは問屋が卸さない
と、と、ところが、昨年の世界陸上(大阪)から、ステンレスボトル(魔法瓶)が禁止に・・・。そのため、ドリンクが熱くなったという。給水でお湯を飲んじゃあしょうがない。大阪の世界陸上では、中身を凍らせて提出した選手もいた。頭がいい!飲む頃には溶けて冷たいドリンクに!と、思いきや、保冷状態で保管されていたので(さすが日本)、給水台には凍ったまま並べられ、飲めなかったという悲劇も・・・オイオイ。
さて、北京オリンピックのマラソン。午前7時30分スタート。よって、スペシャルドリンクの提出は、前夜。ということは、「冷たいドリンク」は、難しい・・・。どうやって、冷たいスペシャルドリンクを摂るか?日本陸連も頭を悩ませています。冷たいかぬるいかは、何度も言いますが金メダルか否かという大問題。
<還暦パパの二つの名案>
名案その1 角砂糖大の保冷剤を凍らせて、ドリンクに入れて提出する。給水するまでに15時間くらい。丁度良い冷たさではないかな。(採用?)
名案その2 氷と保冷剤をポケットに入れてスタート。給水の時、氷を入れて飲む。はじめはガサバルけどだんだん減ります。(却下?)
宇宙へ人が行く時代。その技術で、「15時間後に冷たいドリンク」できないものでしょうかねえ・・・。
北京五輪が近づき、様々な問題点が浮上。都度、中国五輪関係機関へ改善の要望をしているようですが、何しろ相手は大国中国・・・。
マラソン関係者が頭を痛めているのは、トイレ問題と、スペシャルドリンク問題。トイレは、スタート地点にバスを改造したものが一カ所・・・本番には増えるでしょうが、まあ、保証はないです。トイレの方は、間に合わなければ、「恥ずかしい」とか言っていられないので、たれながししてもレースは出来ます。それで失格にはならないでしょう。
その昔、フランク・ショーターと言うアメリカの選手が日本でのマラソンの最中、橋の下で用を足しました。そのときも、「コースから外れたので失格」とはなりませんでした。ドイツのペーターという選手は、腹具合が悪く、走りながら・・・ゴールインした選手の肩にタオルをかけに走り寄った係の女の子が、びっくりして後ずさりしました。ペーター選手、白いランニングパンツでしたのでよけい…。
そういうわけで、トイレ問題は解決!
最大の問題が、「給水」。まず、うんちくから・・・
「給水」は、大会側が用意する、オフィシャルドリンクのほか、大きな大会ではスペシャルドリンクが許されています。五輪はもちろん許されておりますが、規定があります。オフィシャルドリンクは、単純に「水」です。メダルをねらう選手クラスになると、水より、走る力になる飲料をスペシャルドリンクとして用意します。
スペシャルドリンクの基本は、
1 5kmは、水と電解質を補給。糖はなくてもよい
2 10~30km 徐々に糖を増やす
3 20~30km 水、電解質、糖をバンバン摂取する
注意として、浸透圧、カロリーが高すぎると胃にたまるので、濃すぎる糖は腹痛の原因になる。そのあたりの調整が難しい。(←このことも一応書いておかなければ。クレームが来ないようにね)
スペシャルドリンクに何が問題なのか?水、電解質、糖は、問題なし。問題は、「冷たいか、ぬるいか」なのです。
「冷たいドリンクで、体温を下げることが重要なカギ」このフレーズは、大多数のマラソン関係者が口にしています。
マラソンの場合、スペシャルドリンクは、大会側へ提出しなければなりません。そこが勝負の分かれ目。冷やしたものを提出しても、飲むまでに気温で温まってしまうと失敗。
アテネオリンピックでは、野口みずき選手が金メダルでした。このときのスペシャルドリンクは、特製の給水用魔法瓶に入れた。そのため、冷たい飲み物を摂取でき体温を下げられた。いいんじゃないの。北京でも、魔法瓶給水で金メダルを!
そうは問屋が卸さない
と、と、ところが、昨年の世界陸上(大阪)から、ステンレスボトル(魔法瓶)が禁止に・・・。そのため、ドリンクが熱くなったという。給水でお湯を飲んじゃあしょうがない。大阪の世界陸上では、中身を凍らせて提出した選手もいた。頭がいい!飲む頃には溶けて冷たいドリンクに!と、思いきや、保冷状態で保管されていたので(さすが日本)、給水台には凍ったまま並べられ、飲めなかったという悲劇も・・・オイオイ。
さて、北京オリンピックのマラソン。午前7時30分スタート。よって、スペシャルドリンクの提出は、前夜。ということは、「冷たいドリンク」は、難しい・・・。どうやって、冷たいスペシャルドリンクを摂るか?日本陸連も頭を悩ませています。冷たいかぬるいかは、何度も言いますが金メダルか否かという大問題。
<還暦パパの二つの名案>
名案その1 角砂糖大の保冷剤を凍らせて、ドリンクに入れて提出する。給水するまでに15時間くらい。丁度良い冷たさではないかな。(採用?)
名案その2 氷と保冷剤をポケットに入れてスタート。給水の時、氷を入れて飲む。はじめはガサバルけどだんだん減ります。(却下?)
宇宙へ人が行く時代。その技術で、「15時間後に冷たいドリンク」できないものでしょうかねえ・・・。