アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

明後日(明後日)の次の日は? 還暦のうんちく

2008年06月19日 | Weblog
   還暦パパのうんちく 明後日(あさって)の次の日は?

 明後日の次の日の言い方は・・・「弥の明後日(やのあさって、やなあさって)」「明明後日(しあさって)」
 その次の日の言い方は・・・「弥明後日(やのあさって、やなあさって)」「明明後日(しあさって)」「五明後日or後明後日(ごあさって)」
 おかしいと思うでしょう!しかし、実際、上記のように使われているのです。
 その後の言い方も、明明明後日(ししあさって)、明明明明後日(しししあさって)と、何でもありで出てくる。
 日本全国共通なのは、きょうは、「今日」。今日の次の日は、「明日」。明日の次の日は、「明後日(あさって)」・・・ここまでしかない。それ以降の言い方は、「 地域によって異なる」このようになっております。
 今でこそ知ったかぶっている還暦パパも、「今日→明日→明後日→弥明後日(やなあさって)→明明後日(しあさって)」が正しいと思いこんでいたので、日本国の実態を知ったとき、そんな馬鹿な!と思いましたよ。

 ところで、還暦パパが現役のころ、職場でこのことが問題となりまして・・・。日本各地からの出身者で構成されていた職場だったので、
「弥明後日(やなあさって)だ!」
「違う、やのあさってだ!」
「明明後日(しあさって)だべ!」と喧々囂々!大多数の日本人が、自分の育った地方の言い方が正しいと思いこんでいるということですね。
 そのとき、話の成り行きに困惑の表情を浮かべていたミセスジャンボ(巨大な婦人ということではなく、青森出身の御婦人ということで…バンコクのジャンボ氏とは無関係)が、「うちらの方では、キササッテ・・・」周囲一同声を合わせて、「キササッテェ!!」
 御説によると、「今日→明日→明後日→弥明後日→明明後日→キササッテ」
となるのだという。調査の結果、「キササッテ」は、
① 日本各地で使われている。
② 明後日の次の日がキササッテであったり、その次の日がキササッテであったり・・・・これもまた、地方により違いがある。 
 この度、還暦パパは、「キササッテ」をインターネットで検索してみた。
 なんと、目指すキササッテは、出てこない!出てくるのは、「(文中で)…突きささって…」ばかり・・・。「キササッテ」言葉の響きがいいです。未来への希望があります。漢字表記では、「希明後日(希望+明後日→キササッテ)」が良いんじゃないかなあ!きちんと市民権を与えたいです。
 教訓!明後日以降は、日本の標準というものはないのだということを知っておかないと、約束の日を一日間違えることとなる。