久しぶりに都会を歩きました。都会と田舎の区別は、道を歩いている人がいるのが都会。道に人がいないのが田舎。
仕事へ向かう人々は、一様に速歩。幸福そうな親子連れともすれちがった。左手に、まだ首が座っていない赤ん坊を抱き、右手に折りたたみの乳母車を持って地下鉄の階段を下りていく母親。見かねて、手を貸そうとした瞬間目が合った。「ヤマンバ化粧」だった。怖いから逃げた。
地下鉄の切符のキップの自販機の前では、見学旅行の女子高生が、「クソ、マジ、信じられねえ!」と汚い言葉を吐いていた。キップの買い方を知らなかったため、目的地とは違うキップを買ってしまったらしい。400円といえども高校生にとっては大変なお金。取り戻したいと考えるのは、むしろ当然。かなり怒っていたので、かかわりあいになりたくなかったので、そそくさと離れた。
昼には、「手打ちうどん」を食べて、デパ地下のドンクでバゲットを買った。ドンクのバゲットは、ワインのつまみになる。他のバゲットの追随を許さない。しかし、40年前のドンクのバゲットと比べると、「ヤワ」になってしまいました。日本人の好みに合わせたから?日本人の中には、サンドイッチを作るとき、食パンの耳を切る人がいます。よほど歯が弱いのでしょう。
まあそんなこんなで、都会の皆さん、元気にやっておられた。帰りは、「高速都市間バス」に乗った。いろいろな交通手段に挑戦してみなければね!どうせ、暇だから。90分ほどの道程。
居眠りしていたら、つぶやき声が聞こえて目を覚ました。気のせいかと思った。しかし、同じつぶやきがくりかえされた。気のせいではなかった。
「死にたい…死にたい…死にたい…」
すぐ後ろの座席の人が、目は車窓からの景色を眺めながら、「死にたい」を口走っていた。やがて、後ろの座席から、「シュッシュッ」という音が!聞き覚えのある音。床屋さんがカミソリを皮ベルトのようなもので研ぐ…「研ぎ革」。砥石を使って研ぎますが、ちょっと切れ味が落ちたとき研ぎ革で研げば、切れ味が戻る。
後ろの座席で、研ぎ革でカミソリを研いでいる!「やられる!」と思いました。後の座席から手を回し、前の席の私の喉をカミソリで斬ろうとしている…?!素早く後ろを確認すると…あらら、「泣き声+涙をテッシュで拭いている音」でした。
「人間は、どのような状況に陥ったとき、死にたいと思うのだろうか?」後部座席の人は…
○ 性別は女
○ 年齢は70歳を少し過ぎたぐらい
○ 身なりは、ごく普通
○ 表情は…泣いてはいたが、今にも死にそうな様子ではなかった
私の推測ですが…家庭の事情だと思います。夫に先立たれた。仕事をしてない子供達にお金を無心される。断ると、暴力をふるわれる。「死ね」と、罵られる。子供の借金の取り立て屋がこの母親につきまとう。親類縁者は離れていく。近所づきあいもない。孤立無援。楽しいことは、何一つない。この日は、体調不良で診察してもらおうと、高速バスで都会の総合病院へ行った。診断は、重篤な病気の疑いがあるので、検査入院するように…。お金は、もうない。帰宅すると、子供達からの罵り、暴力が待っている…。
いかがでしょうか?このような状況なので、生きていても何もいいことがない。しかし、自殺はしたくない。だけど、「死にたい」。
この日、都会で何人の人を見たか?多く見積もって、千人としよう。その千人の中の1人が、「死にたい」。この率でいくと、日本中で死にたい人は12万人を越える計算になる。
様々な人間模様。私の悩みなど、死にたい年配女性の悩みに比べると、ハナクソみたいなもの。栽培中のゴーヤに虫と病気が付いているのです。「完全無農薬」を公言しているので、農薬は使えない…現在の最大の悩みです。
仕事へ向かう人々は、一様に速歩。幸福そうな親子連れともすれちがった。左手に、まだ首が座っていない赤ん坊を抱き、右手に折りたたみの乳母車を持って地下鉄の階段を下りていく母親。見かねて、手を貸そうとした瞬間目が合った。「ヤマンバ化粧」だった。怖いから逃げた。
地下鉄の切符のキップの自販機の前では、見学旅行の女子高生が、「クソ、マジ、信じられねえ!」と汚い言葉を吐いていた。キップの買い方を知らなかったため、目的地とは違うキップを買ってしまったらしい。400円といえども高校生にとっては大変なお金。取り戻したいと考えるのは、むしろ当然。かなり怒っていたので、かかわりあいになりたくなかったので、そそくさと離れた。
昼には、「手打ちうどん」を食べて、デパ地下のドンクでバゲットを買った。ドンクのバゲットは、ワインのつまみになる。他のバゲットの追随を許さない。しかし、40年前のドンクのバゲットと比べると、「ヤワ」になってしまいました。日本人の好みに合わせたから?日本人の中には、サンドイッチを作るとき、食パンの耳を切る人がいます。よほど歯が弱いのでしょう。
まあそんなこんなで、都会の皆さん、元気にやっておられた。帰りは、「高速都市間バス」に乗った。いろいろな交通手段に挑戦してみなければね!どうせ、暇だから。90分ほどの道程。
居眠りしていたら、つぶやき声が聞こえて目を覚ました。気のせいかと思った。しかし、同じつぶやきがくりかえされた。気のせいではなかった。
「死にたい…死にたい…死にたい…」
すぐ後ろの座席の人が、目は車窓からの景色を眺めながら、「死にたい」を口走っていた。やがて、後ろの座席から、「シュッシュッ」という音が!聞き覚えのある音。床屋さんがカミソリを皮ベルトのようなもので研ぐ…「研ぎ革」。砥石を使って研ぎますが、ちょっと切れ味が落ちたとき研ぎ革で研げば、切れ味が戻る。
後ろの座席で、研ぎ革でカミソリを研いでいる!「やられる!」と思いました。後の座席から手を回し、前の席の私の喉をカミソリで斬ろうとしている…?!素早く後ろを確認すると…あらら、「泣き声+涙をテッシュで拭いている音」でした。
「人間は、どのような状況に陥ったとき、死にたいと思うのだろうか?」後部座席の人は…
○ 性別は女
○ 年齢は70歳を少し過ぎたぐらい
○ 身なりは、ごく普通
○ 表情は…泣いてはいたが、今にも死にそうな様子ではなかった
私の推測ですが…家庭の事情だと思います。夫に先立たれた。仕事をしてない子供達にお金を無心される。断ると、暴力をふるわれる。「死ね」と、罵られる。子供の借金の取り立て屋がこの母親につきまとう。親類縁者は離れていく。近所づきあいもない。孤立無援。楽しいことは、何一つない。この日は、体調不良で診察してもらおうと、高速バスで都会の総合病院へ行った。診断は、重篤な病気の疑いがあるので、検査入院するように…。お金は、もうない。帰宅すると、子供達からの罵り、暴力が待っている…。
いかがでしょうか?このような状況なので、生きていても何もいいことがない。しかし、自殺はしたくない。だけど、「死にたい」。
この日、都会で何人の人を見たか?多く見積もって、千人としよう。その千人の中の1人が、「死にたい」。この率でいくと、日本中で死にたい人は12万人を越える計算になる。
様々な人間模様。私の悩みなど、死にたい年配女性の悩みに比べると、ハナクソみたいなもの。栽培中のゴーヤに虫と病気が付いているのです。「完全無農薬」を公言しているので、農薬は使えない…現在の最大の悩みです。